忍者ブログ
男子はいつまでも中2病、がコンセプトの将棋ブログ。

innocent violencer

最近気付いたこと「あれ、オレって終盤弱いと思っていたけど、そもそも中盤で悪くしすぎじゃね?」

今日は審判の日(笑)こと県名人戦でした。
もちろん下される予定なのは私ですw

名人戦の挑戦者にマグレで勝ち抜いた私。県名人2438くんとの3番勝負に挑みます。2438くんは県名人4連覇中!ひいき目に見ても王者絶対有利と思われているハズです。だがしかし、みすみす負けてやるわけにもいかんのです。「え、こた(仮と2438くんどっちに賭ける?うーん、2438くんに1万!」

場所は福井新聞社和室「閑閑亭」。新聞社の局長さんが振り駒を行い、1局目は私が後手番に。頭上にカメラをセットされ(解説会場に映すため)、下座に着きます。持ち時間は1時間+秒読み60秒。第1局は9時10分頃にスタートしました。

戦型は私の角交換振り飛車。予定の作戦でした。相手の組み方にスキありと見て、自陣角の打ち合いから5筋の位を取る積極策。相手から動いてくるのはムリ気味じゃないかと高を括っていましたが、いざ動かれてみると難しいのなんの。思わしくないことに気付いて切り合い終盤勝負を目指しましたが、そんなレベルじゃないぐらい差がついてしまいましたw やっぱり中盤が下手だったかorz 華麗な寄せを決められ、完敗で×。
戻って、切り合いを我慢してじっくり指せばけっこう難しい将棋だったようです。

お昼を食べた後の2局目は先番。和室に一人残り作戦を考える…12時半、第2局開始。

戦型は矢倉。序盤、悪即斬され必敗形にw お昼に作戦を考えた意味とは一体orz 長考で粘れる手がないか探しますが、考えても考えても負けてしまう。しかしあまりにも楽勝すぎて、さしもの2438名人も楽観したのでしょう。飛車交換して打ち合いになりましたが、相手玉もそんなに安全ではありません。(「歩の枚数を勘違いした、ひどかった」と名人談。)相手陣にも攻めが刺さったところでは、解説会場で「まさかの逆転か!?」と色めき立っていた…らしい。しかし私の残り時間は3分、相手は30分以上残しています。2438くんも長考に沈みましたが、私もそりゃ考える。そしてやっぱり考えれば考えるほどわからない。そして相手の指し手は、「寄せてみろ!」とぶん投げる1手。1分将棋の中必死に寄せに行きます。だがどう見ても普通の寄せでは一枚足りない。(秒読みの中「端歩がついてあれば…」とか思っていた。)自陣に眠っていた角が何かの拍子に急所に刺されと願いましたが、最後は詰まされ×。

その後は解説会場に下りて、感想戦に。一応見せ場を作った最後の局面は、「寄せてみろ!」とぶん投げられたときに、持ち駒を投入して「ムリです、寄りませんわ」と土下座すれば難解とされました。ただそれでも負けている気がするので、結局名人の懐が深かった、という感じがします。どうせアレだろ、盛上げておいて「少し残ってましたか~」とか言うんだろw

総括。残念ながらやはり、実力が足りなかったと思わされました。まぁ、終盤でごちゃごちゃやって勝ちを拾えるような相手ではなかったということでしょう。
でも、最近は久々に将棋モードに入っていました。大会が続きますので、持続して次につなげたいと思います。

今日帰りラジオで聞いた言葉…「死ぬこと以外はかすり傷」w

拍手[0回]

PR

融解するシンセサイザー

不協和音はノーセンキュー。

今日は王将戦2次戦でした。

1局目はT橋さんと対局。戦型は私が後手番ながら早石田を目指します。相手も▲6五角と打って乱戦になりました。途中手順前後で予定が崩れ、修正したものの形勢はやや不利。ただ相手の手に乗ってしっかり受けて持ち直します。そして勝ちだと思って踏み込みましたが、それがイマイチ。もう一回しっかり受けるべきでした。最後はよくわかりませんでしたが、必至を掛けてなんとか○。

2局目、S五段と対局。連続の石田流に、師匠得意の右四間飛車。角銀交換になって、角を打ちこみ香を取りに行きます。勝負手と飛車に狙いをつけられましたが、上手くかわすことができました。奪った香で5筋を破り、そのまま押し切って○。

3局目、S戸川四段と。前回できなかったゴキ中に対する左美濃を目指します。後手のS戸川が工夫し、△4四銀~△2二飛と趣向。研究からは外れましたが、上手く指すことができました。飛切りから端攻めと勝負手を放たれましたが、端桂の王手から相手玉を引きずりだして○。

4局目、キノ四段と。私の作戦は中飛車。どうせ穴熊だろ、と思ったら△5四歩突かれて、あれ違うのかと思ったら玉を囲い始め、やっぱりなと思ったら銀冠でしたw 私は端の位を取ってから穴熊に。以前も指した形でしたが、ちょっと積極性を欠いた気がします。がんばって捌きにいきましたが、飛車ぶっつけ辺りが手拍子だったでしょうか。紆余曲折あって相手玉が上部脱出し、時計の叩き合いになって×。うーん、センスがなかったような感じがする。

5局目、Y本五段と。四間飛車に対して、天守閣美濃に。4枚美濃に組みかえていたところ、5筋から果敢に動かれます。金で抑え込みを狙いますが、簡単にスッポ抜けましたw 玉頭戦で角を切られ、続いて飛車も切られ猛攻されます。形勢は相手玉が厚すぎて敗勢。雷落とし(▲6二歩+▲4四角の形で▲7一竜から寄せること)の一発狙いもかわされてしまいました。粘ろうとしましたが的確に寄せられて、自玉は即詰みの局面。しかしあまりにも楽勝だったからかこれを逃され、最後の王手ラッシュに出ます。ただこの追い方がこれまたヘタクソで全然詰んでなかったのですが(私は途中から詰んだと思ってましたw)、時間に助けられて頓死で○。最近Y本さんには内容で完敗しています…

6局目、本日最後の相手はS井五段。戦型は矢倉。流れで片矢倉になりましたが、後手なので棒銀で先に銀を捌かれてしまいました。それからは2筋と6筋の攻め合いになり、難しい形勢。自玉が右辺に逃げだし、余して○。

名人戦もあり、戦型に悩む今日この頃。今日もS戸川との対局を除いて、序盤が上手くいっていません。なぜか1つ悩みを抱えると、全体のバランスまで崩れるようです。なんとか調律したいと思います。

拍手[0回]

5月は君の鬱

っていう某映画にかけたタイトルを考えていたんだけど、忘れてたので2か月遅れで使っちゃいます。S戸川がいつも通り鬱っていたので、いいでしょうw

今日は県名人戦挑戦者決定戦でした。2438大名人への挑戦権をかけて、シード組と予選通過者を合わせて19人で争われました。
S戸川が彼女とイチャイチャしている間、唇を噛みしめて盤に向かっていた こた(仮。
負けるわけにはいきませんw

予選は5人組で、一回戦。相手はS五段。なぜかしょっぱなの師弟対決が多いような気がします。
戦型はS五段の石田流に私が△8五歩と突き、先手早石田に。相手に▲5五銀から動かれました。金を取ってムリヤリ飛車を殺し、形勢は少しいいはずだと思いつつも、嫌な感じで喰らいつかれました。面倒を見る方針に切り替えましたが、途中は差が詰まっていた気がします。本譜は最後、詰めろ竜取りが決め手で○。

二回戦はY田四段と対戦。Y田さんも福井地区代表の常連です。
戦型は先手ゴキ中から、相手の△5四歩~△6四銀に▲6六歩と止め角道を止める中飛車に。序盤は私の組み方がやや冗長すぎて、仕掛けられたときには自信がない展開。飛車交換に成功しましたが、角の働きに差がありやはり少し悪いと感じていました。そこからはねじり合いですが、相手の馬切りが指しすぎだった気がします。攻め合い勝ちして○。

三回戦の相手はS井五段。勝山の強豪です。
私の作戦は四間飛車穴熊。玉頭銀を繰り出し、銀が威張り切れるかどうか。端から香を交換し、相手に竜、自分が馬を作る展開に。しかしそこでは穴熊が堅く、私の方が優勢だったと思います。玉頭から攻め勝って○。

四回戦はN谷さんと対局。
戦型は相手の角交換四間飛車。私は矢倉に組み、vs美濃の対抗に。△6四角の自陣角に対して、私の受け方が軽率でした。いつのまにやら馬作りが受からなくなり、しゃにむに攻めましたが明らかにムリ。じっくりと と金を作られて、まるで攻めさせられる下手状態でしたw 中盤も踏ん張りを欠き、敢え無く寄せ切られて×。
最終戦は負けでしたが、3-1で予選通過になりました。

これからは負けが許されないトーナメント。通過者8人でくじを引きます。キノが「くじを引いてないのにN西六段と当たってた!」とか言ってましたが、O滝さんに「オッサンと当たってラッキーやないか!」となじられていましたw

そして私の相手は、S戸川四段。 ま た お ま え か 。
きっとゴキ中がくるだろうと読み流行りの角道を開けない左美濃を目指しましたが、それを察知したS戸川はサッと三間飛車に。戦型は真部流に対してしっかり穴熊に組みました。そしてやってみたかった銀冠穴熊への組みかえ。ですが組みあがりはイマイチだった気がします。相手が5筋に歩を垂らし、なんとか私は飛車角を捌こうと頑張ります。自信は全然なかったのですが、竜を三段目で使ったのがけっこう好判断だったかも。玉頭から桂香を打ち付け、竜きりと派手な手が決まって○。
S戸川「いやー、皆さんお強いですね(鬱)」T五段「それひと月前にも聞いた気がする」

準決勝、T五段。もうお決まりの相手です。
戦型は相手の菅井流角交換振り飛車。私は穴熊に組みましたが、打開に苦労させられる展開。飛車を捨てムリヤリ動いてみるものの、完切れになりました。あれ、この流れなんかデジャブw 必死に食らいつこうとしますが、手に乗って2枚目の竜を作られます。3回くらい心が折れそうになる中、相手は△7六金と角取りに催促。しかしここは棋譜を取っていた勝手さんが指摘したように、もう一度受けに回るのが堅実だったと思います。ナゾの食いつきを見せ、なんだかんだで大逆転して○。
正直、斜め45度くらい倒れてました--; T田さん「これを勝てないのはダメやわ(鬱)」(ひと月ぶり今年2回目)
運を味方につけ、決勝へ。

決勝戦、相手はやはりN六段。 ま た あ な た で す か 。
戦型は私の先手中飛車。玉頭から動かれましたが、突き違いの手筋で銀を引かせ、いきなり歩得に。ただそこで楽にさせてくれないのがN西さん。狭いところに角を打つ勝負手で、対して私の対応はヒヨった気がします。銀桂交換ながら馬にされて、やや苦しくなったと見ていました。玉頭から歩の手筋で嫌味に迫って、銀をタダのところに打った▲3四銀が勝負手。ここからは難解ながら、攻めが繋がったかもしれません。必死の抵抗をされますが、竜王戦のことを思い出しながら(笑)なんとか寄せ切り、○。

名人戦への挑戦は初。去年までは解説でしたw
相手の2438くんは乗りに乗っている大学生。正直、むっちゃ強い。勝てる気がしない(鬱)。でも勝ちたい。

拍手[0回]

心を渡る

昨日は福井県アマ選手権の本戦リーグが行われました。プロで言うところの王将リーグよろしく県の実力者が集うリーグで、優勝者のみがアマ名人戦への出場権を得ます。

出場者は前期シード2名と、予選勝ち上がり5名の計7名。
朝に当たりを決めるくじ引きをします。まぁ総当たりではあるのですが、抜け番がいつやってくるかというのもあります。私は7番を引き、しょっぱなから抜け番に。うーん、低血圧な朝一を避けれたということにしておきましょうw

私にとっての初戦は、K縁五段と対局。私が居飛車にすると、なぜか最近K縁さんは中飛車ばかり。たぶん「こた(仮は中飛車に弱い」か「こた(仮なんて中飛車で十分」と思われているのでしょうw 私の作戦は銀冠からの穴熊。4筋から戦期をとらえ、こちらが十分な将棋と見ていました。ただ穴熊の堅さを過大評価していたかもしれません。相手も駒を捌いてみるとさほど自信がない展開でした。寄せ合いになりましたが、一瞬のスキをつき香を捨てたのが決め手。働きが無かった角を活用し、1手勝ちを決めて○。

二回戦。相手はT田五段。3手目は私の▲6八飛。T田さん相手とあっては、当然相振り飛車を想定していました。それを裏切って△8四歩は当てが外れたと言わざるをえない。やっぱり「こた(仮なんて居飛車で(略」。さて珍しいT田さんのイビアナを前に、私の作戦は窪田流の藤井システム。難しい将棋でしたが、角道を止められ少し悪い気がしていました。しかしそこで暴発せず我慢できたのは、大げさですが勝因になったかもしれません。角道を再び通して襲い掛かり、反撃を見切って寄せ切り○。

三回戦。相手はキノ四段。戦型は矢倉。キノが米長流急戦が得意なことをすっかり忘れていた間抜けなこた(仮、継歩で反撃に出るも巧みに受けられ自信がない展開に。おもいっきり切り合いに勝負を託しましたが、さきほどの我慢を思い出さなければいけませんでした。桂損で竜を作ったものの、追い返されやはり不利。しかし、実はそれほど悲観する形勢でもなかったようです。角にあてた▲5六金が1手バッタリ(勝負手のつもりだった)で、角を切られて潰され×。

四回戦。とりあえずおやつを食べ英気を養う(?)。朝買ってきたラムネと合わせ、ブドウ糖摂取はぱーぺきだぜ!w
そしてS戸川四段襲来。目論見通り相振り飛車になりましたが、S戸川の囲いは中住まい。そんなんあるのか。とりあえず飛車先を切ったら、その歩と棒銀+筋違い角で金無双突破を図られます。角と飛車が向かい合うアクロバティックな応酬になりましたが、どうやらお互いに自信がなかったようです。相手の勝負手にのって、飛車を犠牲に相手陣をやぶり優勢に。最後見落としがあったものの中段玉で戦々恐々で耐えて、○。

五回戦。全勝のN西六段と。戦型は私の藤井矢倉になりました。棒銀で動きを見せたところ、相手の意表の動きで戦いが始まります。ずっとやや指せると思いながら指し進めていましたが、ちょっとずつミスをしていたでしょうか。激しい寄せ合いになり、自玉に詰めろがこないところで寄せありと見た局面。しかし、直面してみるといい寄せが見当たりません。仕方なく飛車を取り引き成って手を戻しましたが、これでは負けにしたかもという感じ。そのまま流れを切ることができず、×。

六回戦。本日の長老Y本五段と。私の石田流に対してY本五段得意の対策で、颯爽と動かれてイマイチ自信が持てない展開。中盤の競り合いは難しく、形勢はよくわかりませんでした。中央に銀が働いて駒得になり、相手陣に手をつけて優勢になったと思います。相手も粘ってきますが、じっくりと押し切って○。

七回戦。「え、なんで七回戦?」「それはシード権をかけて2位決定戦があるからさ」
もうへとへとな7時台ですが、T田さんと再戦。今度は念願叶って相振り飛車…しかし先手の責任を感じて動いた手が悪手で、竜を作られすぐ敗勢に。ただT田さんも体力消耗からか安全を期したからか、なんやかんやで食いついて勝負形(笑)ぐらいの形に。つまりまだ全然負けだったのですが、短くされた時間が全てをわからなくします。最後はナゾ混戦でしたが、T田さんの時計が落ちて○。

結果↓
①N西六段 6-0 接戦をことごとく制し、竜王戦に続き今年2冠目。
②こた(仮 4-2 2位死守。ズタボロ。
③T田五段 4-2 「全勝なんて許せない」こた(仮「私はベストを尽くしたので、T田さん後は任せました」
④K縁五段 2-4 先生マジ忙しいらしい。
④キノ四段 2-4 「皆さんお強いですね」こた(仮「お、おぅ」
④S戸川四段 2-4 「指しわけぐらいできると思っていた時期が私にもありました」こた(仮「お、おぅ」
⑦Y本五段 1-5 あえて申し上げると、このお歳で勝てるのは素晴らしいと思います。

誰もが勝とうと思って努力していると思いますが、満たされないものですね。
今度は県名人戦です。

拍手[1回]

福井では土曜日こそ雨でしたが、GWは天候もよくお出かけ日和でした。
そんな中で家に引きこもってずっと将棋してた奴は、きっと人生を損しているに違いない。

はい人生を損している奴こと、こた(仮でございますw
GW中、実はずっと先手中飛車の研究をしていました。あれから何かを変えたいと思っていました。

日曜日。県竜王戦。
私はシード権で予選リーグは免除。トーナメントからの出場になりました。いつも体が温まっていない、一回戦が鬼門。

その一回戦、Y本五段と対局。
私が中飛車にしたとき、どういう対応でくるのか予想しづらい相手だと思いました。そこで普通に居飛車にして、四間に対して穴熊を目指します。いつも対策を散らしてくるY本さん、今回は△4五歩~△3五歩から石田を狙う作戦。もしかして研究されてたかもという進行で、やや苦しい展開になったと感じました。そこで自陣飛車で頑張りに行きましたが、これが次の相手の好手を見落とした悪手。はっきり悪くなりましたが、美濃のコビン攻めで食いつきます。寄りがあるのではと思ったのですが、寄りませんでした。残念、こた(仮の冒険はここで終わってしまった!…となったと思いきや、決めに来た相手のラッシュが決め手にならず、命拾いして○。

二回戦。相手はキノ。予選から全勝中で、確かな実力を持つのはもうみんな気付いています。だがそれを証明させるわけにはいかないw
後手番になったので、素直に居飛車に。1手損角換わりから相腰掛銀になりました。▲4八金vs△6二金といういまどきの将棋でしたが、どっちも攻めたがらないのが面白いところ。(私は後手番角換わりはあまり攻めたくない、と考えています。まぁ結局攻めまくることが多いですがw キノは元々受け8割ぐらいの棋風。)そして指している途中であることに気づきます。あれっ、この局面って昔指したことがある。かつての自らの手順が劣勢に陥ったことを偶然思い出し、変化します。後々考えるとどうも変化手順もあまり面白くない感じがしますが、結果的にはこれが功を奏しました。最後は自玉の不詰を読み切って、1手差の寄せ合いを勝ち切り○。

準決勝。S戸川。なぜか対局前に「ここで勝つことが壁を破る(シード的な意味で。私に勝つこと自体には何の意味もないw)一歩になる、がんばれ」と相手を激励し、対局開始。
後手番に。S戸川相手なら2手目に△8四歩と突けば、中飛車にしてくれるだろう。というわけで目論見通り(対)先手中飛車に。私の作戦は最近は少なくなったいわゆるUFO銀(△6三銀~△7四銀)。ひたすら抑え込みを狙う形になりました。飛車を寄って角金の動きをやや不自由にしたところでは、作戦は成功したと思います。まぁ網が破れると一気に負けになる戦型なので、あんまり意味は無いw その後も薄い玉で頑張って、優勢に結びつけることができました。ただ相手も馬をつくり底歩を打って頑張ってきます。そこでは寄せがわからず焦りましたが、腰を落として端攻めからの寄せが上手くいきました。必至を掛けて、相手のラッシュを逃げきり○。
普通に好局でした。なんとか将棋には勝ちましたが、S戸川の綺麗な彼女がお迎えに来ているのを見て、敗北感w

決勝戦。相手はN西六段。
なぜかY本さんが振り駒をして、見事にと金だらけ。先手の私の初手は、遂に▲5六歩。N西六段の作戦は玉頭位取りでした。私は銀冠穴熊に潜り、せっせと7八の金を自玉に寄せます。相手が玉頭で交換した1歩を手持ちにして△7五歩と開戦したところで、こちらも中央から攻め合いに。上手くいくかは微妙かなと考えていましたが、結果的に上手くいきました。飛車を取って垂れ歩でと金作りを狙い、これをヒタヒタ寄せていくのがいわゆる「と金の遅早」。穴熊も生き、望外の大優勢を築きました。しかし…勝ったと思うと思考が止まるのが人間。駒を埋めて頑張られ、簡明な寄せを逃し少しずつおかしくなっていく。少し緩めようか…なんて考え出した私を待っていたのは、間接王手竜取りでした。無念の大逆転負け、油断大敵ということを改めて心に刻まれる×。(いつも逆転負けしてる私ですが、これは5年に一度レベルな気がする、正直。)

昨日はあまり眠れませんでした。そんな中で見た夢。体が冷たくなって意識が切れ、今朝に戻る夢。
準優勝を喜んで、次こそはと決意を新たにするしかないですね。

今度は、何色に変わろうか。

拍手[2回]

曖昧思考ビットレート

今日は朝、何人かの方から「とりこぼさないように」と激励を受けたのですが、そんな気持ちになれるほど余裕はないんだよなぁ。。。

さて、ボカロの曲名みたいなタイトルで始まるは、県王将戦の1次戦。今回は総勢23人、大リーグ戦の始まりです。

①vsO村くん
初戦はB級勝ち上がりの中学生。といっても侮るなかれ、既にA級3位入賞経験もある期待の若手です。
戦型は私の藤井システム模様に、天守閣美濃。なんだかんだあって角交換四間飛車みたいな形になりました。先手のO村くんが自陣角で打開しましたが、金を使って角をいじめ指しやすくなりました。押し切って○。

②vsS藤くん
これまたB級勝ち上がりの23歳。彼のことは知らなかったのですが、振り飛車の非常にしっかりした将棋を指していました。
本局は彼の四間飛車に私が急戦。棒銀に対して中飛車に振りなおされ、ソデ飛車から仕掛けていきました。こういう古い将棋は、私に一日の長があったでしょうか。中盤の競り合いで優勢になり、飛車を取り切って中押しで○。

③vsS木三段
すぐる兄さんの叔父様。
戦型は矢倉に。私としてはじっくり指したかったのですが、最近の傾向か動かれて中央で乱戦になりました。途中いい勝負かと思っていましたが、相手の動きに合わせて飛車を中央に据えることに成功し有利に。そのまま5筋をガジガジ攻めして○。

④vsM川四段
奥越の実力者。
私の先手で横歩取りを目指し、▲7八金と上がらず▲2四歩△同歩▲同飛△3二金▲5八玉のソフト流。1歩得ながら局面が落ち着き、後手に堅陣に組まれて動くのが難しい展開に。積極果敢に攻めましたが、本当にうまくいっていたのかは微妙でした。玉頭戦で手に入れた桂で飛車を殺し、優勢に。寄せ切り○。

⑤vsTくん
驚異の小学3年生!もちろん王将リーグ入りは最年少記録です。
私が四間飛車にして、Tくんの玉頭位取りに。位取りのような大きい将棋が好きなようです。私が玉横のソデ飛車で攻め、玉頭戦になりました。自信がない展開でしたが、交換した金を重く角取りに打ってきたのは筋が悪い手でした。飛車を切って角を捌き、打たれた金を遊ばせて寄せ切り○。

⑥vsF嶋四段
相手の先手中飛車に私は角道を開けず、△7四歩~△7三銀と出ていく後手番超速。昔からネット将棋などでは指されていた手でしたが、最近アレンジされてプロの将棋にも現れています。本局は上手くいい形を作ったと思ったのですが、角切りから銀を厚く打って私の飛車を抑えられたのが好手。自然に指していたつもりだったのですが、劣勢になりました。相手の美濃の玉頭から香や桂を集めて攻めかかりましたが、受けに回ったらダメだからむちゃくちゃ攻めてるという感じ。しかし、全く成算がない攻めがなぜかつながってしまい、結果は○。(相手の受けが悪かったわけではなく、これがつながったのは奇跡でした^^;)

⑦vsM下五段
相手の1手損角換わりに。力戦になりましたが、桂を殺して優勢に。この対局はやや一方的に攻め切って○。

今日の結果は7勝で、まず上々のスタートになりました。将棋の内容の方は、全体的にはそれほど悪くなかったという気がします。だけど勘違いや雑な手もあり、やはり反省点はありました。人間である以上、完璧な読みというのは不可能でしょうが、それでも最大限の頭を回す努力は必要だと思います。


こた(仮目線の全体の情勢。
やはり上位陣は安定感があり、T川四段6-1、N六段7-0、K五段5-1、T五段6-1と勝ち星を重ねています。そこに割り込もうとしているのがキノ5-2、せっちゃん6-1。ですが今日の殊勲は、誰を置いてもY五段でした。上位陣を2人食って5-3は、私が言うのは僭越ですがお見事な成績です。

拍手[1回]

re:let me

もう一度ここから。

昨日は王将戦最終戦がありました。私は1敗で全勝のN六段を追います。上位陣と多く当たるので、厳しい展開ですが頑張っていきましょう。っていうかそろそろ精神安定剤が必要だw

①vsK林四段
先手番になり角換わりに。K林さんが棒銀にされたため右玉にしましたが、左辺の小競り合いでやや損をしたでしょうか。馬を作られ苦しい形勢でしたが、玉を左に逃げだした後、角銀で反撃。攻めを通して○。

②vsS戸川四段
因縁の対決(?)w 相振り飛車から3筋交換に対して矢倉を目指しますが、相手も△3六歩と打ち決戦に。攻め合いにしましたが、危険な選択だった気がします。難しい形勢でしたが、最後は残っていたか。よれよれの自玉でしたが潤沢な持ち駒で相手玉を討ち取って○。

③vsS木さん
すぐちゃんの叔父さんらしい、お忙しいのに来ていただいてお疲れ様でした。さて将棋の方はウソ矢倉に。S木さんが素早く棒銀を捌いたが、中央から動いて相手玉が囲い切れていなかったのが響きました。王手飛車から押し切って○。

④vsN六段
N六段が連敗でリーグ戦は有利な状況になっていましたが、もちろん鬼勝負。戦型は相振りagain。相手が桂跳ねで端攻めを目指してきたので銀冠に組みましたが、延々と受け続ける気持ち苦しい展開に。全然わからない難解な中盤でしたが、もう知らねっと攻め合い。しかしどこまで行っても勝ちが見えず、将棋は敗勢に。しかし投げることはできないと玉を逃げ続け、勝負は時計の針次第に。そして針が落ち、勝負は…○。 情けないが^^;

⑤vsT五段
T五段の角交換振り飛車(最近のテーマらしい)。2筋交換型でしたが、正直福井棋界では出ない戦型だったので研究してませんでしたw やや序盤の作りが悪かったようですが、筋違い角を打って切ったのが強力な手作りで、優勢に。美濃囲いを継桂で打ち崩し○。

⑥vsK五段
最終戦。藤井矢倉で、角の打ち込みから金をもぎ取り攻め続ける。正直かなり優勢だと思っていましたが、決めるつもりで飛車までバーンと切ったのがやり過ぎだった。K五段に上手く上部に抜けられ、入玉を止められず×。 やっぱ情けないorz

そしてトータルスコアは19勝2敗。最後は負けてしまいましたが、なんとか優勝(3連覇!)。
さらに、これで県内で積み上げたタイトル数が10期。県将連段位で六段昇段です!
でも、もちろんこれで終わりじゃありません。

追伸:2位・T川四段(随分若い子がいるなぁ)。やべぇ、やべぇよw

拍手[0回]

中秋の名月

今日は県名人戦3番勝負が、福井新聞社にて開催されました。対局者は3連覇中の2438県名人と、福井棋界の第一人者N六段。現地では大盤解説も行いまして、沢山の方においでいただき本当にありがとうございました。さてさて、たまには穏やかに月を仰ぎ見るとしましょうか^^

朝。永遠の3番手こと私めは、8時半ごろ福井新聞社に到着。文頭からおとなしく入っておいて、本音は悔しい「解説役」w そして入口でいきなりN六段に遭遇。去年は「矢倉中心の名人戦になると思います」と口を滑らせ恥をかいたので、「N西先生、今日の戦型は?」…愛想笑いされてスルーされましたw
対局場では2438くんがスーツをバシッと決めて。N五段に「勝って新聞に載る準備は万端やなw」としっかりイジられた後、対局準備にかかります。持ち時間は60分+秒読み60秒。新聞社の方が振り駒され、県名人先手で9時半、対局がスタートしました。

1局目の戦型は、N六段の1手損角換わりに。まずは予想された出だしになりました。早く△4二玉と上がるのがN六段流で、やはり咎めるため名人が早繰り銀を選択。攻め合いの様相になりました。先手が自然な攻めをしているように見えましたが、攻めたてられ△2四金と金が逃げていってみると、意外と後手のN六段が指せそうな形勢。逆に7筋に銀をかちこんで噛みつき、先手玉が危うい形になりました。しかしそこからの2438名人の懐が深かった。▲7六玉の形にさせられ飛車も切りましたが、後手玉の兼ね合いで寄せがありませんでした。最後はタダ捨ての角というカッコいい決め手が炸裂し、2438名人が先勝。
感想戦で散々先手玉を攻めたててみますが、やっぱり妙に攻め切れない。挑戦者の鋭い攻めでしたが、見切っていました。

2局目は手損なしで角換わりに。最近の2438名人は居飛車党の王道タイプにジョブチェンジしているので、やはりという戦型です。相腰掛銀から後手が塚田流(端を突かず、先攻を目指す流行の形)を目指したため、先手が▲8八玉と入城。そこから自陣角を据え厚い攻めを目論見ましたが、これは疑問の構想でした。角が働く前に後手が6筋から一気の攻めを見せ、△6九角の打ち込みまで流れるように進んでみると既に後手勝勢。N六段も大長考で懸命に粘る手段を模索しましたが、2438名人が光速の寄せ切りで完勝。

うん、ぶっちゃけ2438くん強すぎw

これで県名人4連覇。来年の出場は未定ということですが、またこの強さを見たいと皆が思っています。よろしく^^

今日の一句。
手を伸ばし ゆらぎ消えるは 水面月 (詠み人知らず)

来期こそ。。。

拍手[0回]

居座るだけの筵

お盆ですね、暑いですね、だらだらですね。

前の日曜には王将戦2次戦がありました。
1局目はK林五段と。相振りで左側の端歩を突き合ったので、以前あるんじゃないかと思っていた程度の仕掛け。ですが思っていたより上手くいかなかった程度の戦果w ぐちゃぐちゃとなんだかんだやって、押し切って勝利。
2局目はN五段と。ときたま現れる程度の、やまと流。やまと流は私のオリジナル戦法ですが、マネする人はまだいない。でもおかげで効果は抜群だ!(ポケモンブームはいかがですか?)美濃を食い破って勝ち。
3局目は重役出勤してきた牡丹五段と。牡丹の角交換四間飛車、しかも穴熊。対して銀冠。馬を作らせて抑え込みを狙う牡丹、こちらはどうかいくぐるかという戦いでしたが、わけわからんウチになんとかなって勝ち。牡丹、たぶん気合いが足らない。
4局目。奥越のS井五段と。順調に勝ち星を重ねられ、台風の目になっています。本局は角換わり腰掛銀ですが、角不成はなかったw(たまにやられてます) 定跡通りの仕掛けでそのまま手になって、押し切り勝ち。
5局目。暴風雨の中心、T川四段。戦型はどっちが取るかという譲り合いがあった後、私が取って横歩取り。ちょっと得な取引でしたが、その後私が悪くして中盤に。中住まいで飛車を打ち込まれて虫の息でしたが、粘って逆転模様。しかし堪え性が足りず、暴発負け。
6局目。Y五段との1局は力戦の振り飛車。やさぐれてましたw わすれちゃったけど勝ち。(おい)(すみません)(おい)(マジすみません)
7局目はY田四段と。矢倉で△5五歩から急戦されました。咎めにいこうと中央から位を張りに行く作戦でしたが、実はあまり経験が無い形。失敗した気もしましたが、歩の拠点から打ち込みが決まって攻め切りました。
8局目はA井さんと対局。ダイレクト向かい飛車に対して矢倉で対抗。疲れてきていたのか銀ぶっつけが甘すぎで、飛車を切らされムリ攻めさせられる展開。食いつき、なんとか手にすることに成功して勝ち。

とっとと思考スキームを変えないと、詰むぞ。

拍手[0回]

届かない場所

日曜日は県名人戦挑戦者決定戦でした。

県名人戦と言えば、挑戦手合いは福井新聞社の和室でプロさながらのシチュエーションで行われ、解説会までやるという豪華ぶり。ただ、不肖私は去年おととしと解説役…そろそろ「永遠の3番手(笑)」と言われないためにも、気合いを入れていきました!
せっちゃん「なんでスーツなんですか?」
こた(仮「気合いやん!」

予選は3組に分かれて、上位2名のトーナメント進出。
一回戦は坂井地区対決で、G方くんと対局。私の石田流に対して、1筋の位を取って左美濃に。スイッチバック角を打ち(▲5五角と打って△3三角の合わせに、右下に引く角の事)、やや優勢に。G方くんが勝負手気味に駒を捌いてきたので、駒得をしながら差を上手く広げて中押しに。今日G方くんはK五段に勝つ金星を上げましたが、さらなる活躍が待たれます。

二回戦、相手はT場さん。先手の私が中飛車に。後手が2枚銀で5筋の位を取る作戦でしたが、木村美濃に組んで左銀を捌くことに成功。このままでは態勢悪しと見た後手が自陣角で攻めを狙いましたが、それが良くなく銀を投入して受け先手優勢に。最後は暴れてきたのを冷静に対応して勝利を収めました。

三回戦は常連N五段との対局。N五段の初手▲7八飛猫だまし戦法に、相振り飛車を選択。7筋を交換されたあと▲7四歩と抑えられたので、△5二玉から横歩取りのような珍形に構えました(思いつきでなく、成算はありました)。飛車を横に振り回して動いたのに対し角を切られて攻めてこられたので、受けの方針にチェンジ(いつもこうなりますw)。じっくり指し手を殺して勝ち。

四回戦はK五段と。将棋は相雁木という凄く珍しい形に(なぜこうなったw)。先に攻めの銀を捌きましたが、読みが浅かったようです。角銀交換の駒損になって形勢不利に。そのあとも的確に指されて差が広がっていく感じでしたが、開き直って破れかぶれで攻めたのが流れを引き戻しました。攻め合いで相手の玉を上部に引っ張りこんで逆転した感じでしたが、お互い時間が無くなってからミスが出ました。泥仕合も結局自玉が寄せられてしまい、ここは負け。

予選ラストは、B級勝ち上がりのO村くん(中1)と。実は先週のB級の将棋を見学していて、非常に強いと思っていました。この日も奮戦し、ここまで対N五段の勝利も含め3-1!普通に予選通過を懸けた将棋でした。
さて、戦型は角換わりでO村くんが棒銀。棒銀を受けている将棋を見ましたが、有力とみて即実践投入してきたのか。私は△7三銀型で定跡通り受けました。相手が玉を囲ったので私の方が攻める格好になり、ミスに乗じて自陣角で飛車先を食い破りに成功。ここは貫録を見せることができました。

私の組は3-2が3人で混戦でしたが、K五段が同率戦を連勝して通過。

さて他の組はというと、まず1組の主役は「せっちゃん」ことS戸川!この日の彼はなんか知らんけど人が変わったような将棋だった。一体どうしてしまったんだw 悪い意味でなく、緩みなく指し回して全勝通過。2位争いはT五段と、いつもコメを頂きます勝手さんの同率戦に。リーグでは勝手さんが見事勝利していましたが、ここはT五段が実力を発揮してリベンジし通過。
そして2組。本命のN六段が力を見せ独走。リーグ最終戦、S五段とM五段の1敗対決。対抗形で捌き合い難解な将棋でしたが、M五段が上手くまとめて勝利。師匠は残念でしたが勝ち越しで、Y五段をいびっておりました^^(Y五段も指しわけで、悪い成績というわけでもなかったのですが。いつものお二人です^^)

トーナメントは6人なので、シードがあります。私は珍しくシードをGETして、N五段に「若いのに楽をしてw」と言われて、ニコニコ笑ってごまかしているのもいつも通りw
一回戦、鬼勝負となったのはN六段vsS戸川四段。相三間から研究勝ちしていたS戸川が優勢だったようです。飛角交換になり自陣角から相手玉を攻めたのが非常に秀逸な手で、形勢を離しました。ギャラリーはS戸川四段完勝かという空気でしたが、もちろん対局していれば心境は全く違います。そして、今まで数々の修羅場を潜り抜けてきた圧倒的強者が、そんな異空間にまた逆転の魔物を引き込む。
S戸川は夜眠れなかったかもしれませんが、私もぶつかった扉です。次は、こじ開けて突き進め!

そして準決勝。私の相手はK五段で、予選の再戦となりました。最近K五段戦では居飛車が多く、また後手になったので振ろうか振ろうかと考えていましたが、飛車先を突いてしまったのは何かのトラウマだろうか。戯言はさておき、戦型は相矢倉に。しかしなぜかやっぱり力戦調になり、よくわからない将棋になってしまいますw 私が玉頭から厚みを築く展開でしたが、棋風通り攻め合おうとしたのがあまり良くない判断だったかも。お互い入玉が絡みそうなじりじりとした戦いになりました。相手の攻め駒を鈍くさく払いましたが、手数が伸びてやはりお互い時間が切迫します。私が入玉を狙うK五段玉を追いかける終盤でしたが、最後は押し返しに成功。借りを返して決勝進出です。

決勝戦。竜王戦決勝、アマ選手権に続き、N六段との今年3回目の決戦!
戦型はやはり角換わりでしたが、N六段が棒銀でなく腰掛銀をチョイスし、流行りの△6五歩同桂塚田流を採用。桂得になり有利と思いましたが、N六段が代償に馬を作って私の玉頭に攻めかかかってきました。かなりうるさい攻めで、しかも受けに粘りを欠きました。最後重大な見落としもあって、無念の大敗。
結果ももちろんですが、内容が良くないのも残念でした。最近は全体的に勝って安定感が出ているように見えて、負けた将棋は悪い形勢を粘って接戦にすることができず、そのままボロ負けしてしまう感じ。どげんかせんといかん(古い)

2度あることはと言いまして、実力なのでしょうorz だがオレは諦めない!
とりあえず皆様、解説会のお越しお待ち申し上げますw

届かないなら、次はもっと高く遠く飛ぼう。

拍手[1回]