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男子はいつまでも中2病、がコンセプトの将棋ブログ。

僕のままでどこまで届くだろう

君の声を抱いて歩いていく

今日は朝日アマ北陸大会が金沢ものづくり会館で行われました。北陸3県の代表8人で争われます。
県大会同様なんとか某名人にフラグを立てようと試みたものの、今日は頑強な守りに阻まれましたw

予選①△パウロK内氏(石川代表)
(パウロに意味は無い)英春流の使い手。大学時代からの好敵手です。
全く対策が無かった私、序盤早々やらかす。ただなんやかんや乱戦に持ち込み、読みあいの将棋になりました。端から手を作りますが、飛車を取られて難しい。細かい善悪で言えばお互い色々な手があったかと思います。本譜は歩の拠点を作って銀を打ち込み、飛車と玉を直接攻める展開となって手応えを感じました。押し切って○。

予選②▲T橋氏(石川代表)
石川県にリターンされた全国上位常連の超強豪。かなり昔に指したことがありますが、たぶん覚えてないでしょうw
戦型はちょっと特殊な相振り飛車。相手の矢倉系はトレンドだと思います。私は穴熊にしましたが、この展開は評価値悪いんだろーなー、と思いながら指していました。ただ組みあがりは人間的にはまずまず上手くいったと見ていました。ところがふらっと飛車先の歩を切ったのが悪手で、受けてもらえず決戦に突入。しょうがなく穴熊の暴力を敢行しますが、むちゃくちゃ細い。きっちり余されて、×。

予選③△F原氏(石川代表)
昨年の優勝者。大学団体戦で全国3位(たぶん北信越最高位)となった金沢大学のエース。
相手の雁木に対し、私は左美濃+腰掛銀を選択。早めに▲4五歩と突っかけるのは私の研究形ですが、基本的には力戦ベースの将棋。相手は強気に横歩を取る将棋を選び、飛車を犠牲に強襲をかけてきました。こちらがやや有利ではないかと思っていたのですが、うちのソフトさんは互角の評価(正直かなり意外、+400はあるかと)。その後、と金を取って手を戻したのが恐らく疑問手で、切り返されて手が止まります。危険ところでしたが、開き直って突撃したのが功を奏しました。最後は歩がピッタリ足りて23手詰めに討ち取り、○。

準決勝△N澤六段(福井代表)
戦型は角換わり。この戦型で何度も痛い目を見ているが、これで勝ちたいんだ。
本局は相腰掛銀ながら、後手の2438くんが△6三金型に。以前にも指されたことがありますが、反省を活かして別の変化を選びます。ただいつも通りというべきか、気付いたら指しづらい将棋になったと感じていました。この辺り、やはり彼は指し慣れているし、私はバランス感覚が悪い。結局大長考に沈むも良い手順がわからず、×。
感想戦では序盤に問題があったということになりましたが、ソフト曰く勝負手はあったようです。しかも言われてみれば難しい順ではなかった。うーん、ダメってバイアスがかかっているんだなぁ…。

決勝戦は私に勝った二人の対決となり、T橋氏が優勝となりました。振り飛車のお手本のような将棋でしたが、2438くんとしては終始苦しく押し切られることとなってしまいました。
私は3位入賞。一応県代表としての責任は果たしたと言っておこう(笑)

もちろん欲張るならさらに勝ちたいと思いますが、生活を劇的に変えれるわけでもない。
誰かが「人間を辞める」宣言していましたが、私は私のままで頑張り続けるしかないのです。

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アップテンポで

昨日は北國王将戦がありました。

予選▲K島さん
N尾さんが強い方と言っていたけど、もっとプッシュしてほしかったw
戦型は角交換四間飛車。離れ駒ができたタイミングで自陣角を打って、積極的に開戦。成桂が2枚できたところでは上々のわかれだったと思いますが、もっと丁寧に受けに回るべきでした。食いつかれて形勢は急降下。完全に騙しにいくことになりますが、自玉に詰みがあったような。本譜は玉が大遠征し、なんやかんやはなんやかんやで○。

トナメ①△T保田後輩
福大対決。先輩を立てろや~w(フラグ)
英春流模様に対し相掛かりに持ち込み、バランス型vs雁木に。ソフト的にはやや作戦勝ちの序盤な気がしました。形の良さを買って少考で仕掛けますが、読み深めるとあまり清算が持てなかった。桂を捨てて特攻したのが悪手で、▲2二歩と桂取りに打った手を手抜かれ、上部を厚くされて敗勢に。最後まで指すがボロ負けとなり、×。
作戦的には仕掛けも成功していたようです。これは実力不足でした。

アップテンポで負けすぎやんね。
資格試験終わったら本気出す。(言い訳)

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いないよりはましで在る

今日はアマ王将戦北陸大会に行ってきました。
久々の金沢の大会、会場のものづくり会館の場所が完全にわからんくなる。なんとか到着しました。
今日の出場者はほぼほぼ強豪みたいな大会。その中でどこまでやれるか。

予選①△H良くん
小4。その時点で凄い。
戦型は横歩取り。▲8四飛~▲2四飛と飛車を振り回して歩を打たせ、作戦勝ち気味。その後下段飛車にして自陣を整備してから、満を持して攻めに転じます。存分な分かれとなり、○。
「小学生をいじめたんか」絶対言われると思ってましたw

トナメ①▲A倉さん
関東圏のなんか強い人やったらしい。
力戦となり、相手の5筋位取り型ソデ飛車。ちょっと笑みがこぼれてしまいましたが、これぐらいで私の意表は突けないことよ。序盤~中盤の分かれはそんなに悪くないと思っていました。(相手もやれると思っていたようですが。)△2五角と狙っていた一着を放ち、この角を切ったところは指せていた気がしますが、その後が甘く自玉がかなり危ない形に。ただここは凌いでいたと思います。しかし実際は既に時計の叩き合い、私3分・相手1分だったのに何故か私が先に落ち、×。
本当にここ最近は時計の叩き合いに弱くなりました。単純に手の動きが遅い…

負けた後はT橋くん(奨励会二段)やA田くん(元金大)とひたすら指す。「こた(仮くんは楽しそうに指すな~」と言われました。そりゃー2局で終わってトボトボ帰るより沢山指して楽しんだ方がいいでしょ!
私は今大会の主役ではありませんでしたが、存在感?はあったかも。趣味なのだから自分本位さも必要だと思っています。もちろん「アイツいない方がいいな」とは言われないようにしたいw

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私がやられても第2第3の

日曜日は野々市将棋大会に参加してきました。K内パウロ氏が「決勝で会おう」的なフラグを立てていましたが、やめたまえw

予選△K向さん
戦型は三間飛車。序盤10手くらいで研究手順を間違え3分固まるw ただ結局は力戦形になり、戦いが始まって▲4六角と好所に据えます。大分優勢なのかと思っていたのですが、考えてみると容易ではなく、飛車を切ってリスクを取ることに。自玉も2枚飛車で攻め立てられたものの、なんとか受け流しに成功。寄せに回って○。

トナメ一回戦はシード。

二回戦▲2438六段
Enjoy勢宣言していた彼。ホント?
戦型は横歩取り。珍しい形に誘導し、序盤はお互い手探りの状態でした。ただこちらの攻めが少しずつ刺さり始めて、飛車を取れたことで優勢に。その後踏み込んだことで飛車を取り返され、差が詰まっていたかもしれませんが、終盤も勝ちきれそうな局面になりました。第1感では受けに回ろうと思ったところ、紙一重でかわしに行く手を選択。これが裏目に出ました。自玉に寄せが生じ、×。

最近は勝てそうな局面を作れてすらいなかったので、前向きに良しとしましょう。第2第3の私が倒しに行くぜ!

負けた後は、フラグを回収したパウロ氏に加え、S木くんと練習対局。小4なの!?

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異音同義

今日は北國王将戦がありました。毎度の小松遠征。
賞金があるので皆の目の色が変わる大会です。

予選①△K北さん
1手損角換わりに対し、昨日のオールスター予選で見た棒銀を採用。角を切って強行しますが、自玉が薄いので少し乱暴だった感じがします。ただ本譜は相手玉に迫りながら飛車を取ることに成功し、優勢に。2枚飛車が厳しい寄せで○。

トナメ①△T下くん
福井の中学生有望株。「次おじさんとだよー」
戦型は私の三間飛車。対して玉頭位取りは彼の得意戦法ですが、こちらはトリッキーな指し方を選択します。竜を作ったところは良かったものの、直後の歩の垂らしが悪手で形勢急接近。さらに詰めろ金取りを食らってむしろ不利に陥ってしまいます。しかし、いわゆる「おまじない」の歩の叩きで幻惑し、金を取り返す。子供を騙す悪い大人の図で、○。

彼は有望な子だと思うので序盤作戦について触れておくと、本局のような三間飛車の形にまっすぐに玉頭位取りに行くのは、本当は損な指し方でしょう。なぜなら(四間飛車に比べて)振り飛車は銀を▲5七銀と玉に近いところで使えるし、すぐに石田流に組み替えることもできるからです。四間飛車では相手の玉頭位取りを見て、石田流を目指す指し方もあるぐらいなので。
局面の損得を、定跡形などと比較し理屈づけて結論を出せるようになるというのは、本来は重要な上達のためのプロセスです。(意外とそういうことをせずに強くなる人もいますが。)こういう論理的思考の能力が一番伸びるのは高校生のときと聞いたことがありますが(ソースなし)、今からそういう考え方もあるんだと頭の片隅に置いておいても損はないでしょう。
本局で「有力な普通の指し方」をされなかったのは、相手がルーニーだっただけですw

トナメ②▲A木さん
客観的に見て優勝候補といえる相手。
戦型は雁木系の何か。相手の矢倉+4手角への組み替えが私の虚を突き、序盤作戦は失敗と相成ります。既に局面は作戦負けですが、不利なりに頑張ろうといろいろ読む。そうすると最初の読みを忘れてしまって、ダメと思っていた手をふらっと指す。「嘘だろう」と思う方もいるでしょうが、私は割とこれをやってしまいます。というわけで必敗形に。しかしA木くんも最短の寄せを逃した感じで(相変わらず局面は敗勢だが)、打ち切りの時間が切迫してきます。玉が上に這い出して相手の残り時間は1分、ちゃんと受ければ寄せ切るのは難しかった気もしますが、一手ぐらい攻めの手が入るかもと思って飛車を打ったのが最後の敗着。ガン無視されて詰み形にされ、×。
まぁ盛り返したかと思ったところもソフトで検討したら-2000とかだし、時間で勝ってどうなるんだという感じなので、普通にダメでした。

負ける度に感想戦でぼやいていますが、だいたい言葉を変えて同じ悔しさを発露しているだけなんですよね。ごめんなさい。
負け惜しみおじさん

このA木くんが優勝し、終わったあと勝者1人と敗者(?)5人でご飯にしましたが、場所は「イオン」でした。おじさんだから親父ギャグが言いたくなる

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将棋の地域性と多様性

今日は遠征し、野々市将棋大会に参加してきました。伊藤真吾六段と田中女流1級を迎えて、結構大きな大会です。3年ぶりぐらいかなと思ったら、実は5年ぶりの参加でした。(ブログの正しい使い方)

予選①△I田さん
大学生とのこと。もう自分もリアルおじさんになってしまったので、さすがに面識はなし。
戦型は1手損角換わり。私の早繰り銀に△7二金型の右玉で、後手から積極的にこられました。相手の手にのってカウンターし、かなり難しい将棋に。強く攻め合いに出て自玉も危険ながら、1手早く相手玉に辿り着けそうな感触がありました。こちらの受けは最小限にし、最後は即詰みに討ち取って○。

トナメ①△Nさん
ベテランの方で以前対戦経験があるはずです。
Nさんの三間飛車に、端の位を取って穴熊という大胆な作戦に。その後相穴熊に進展しました。右銀を引き付けて4枚穴熊にし、相手より堅い状態で仕掛けを得て十分すぎる展開。飛車の打ち合いになった後、端攻めも絡めることができ序盤の貯金が活きます。ある程度自玉への攻めは手抜き、ガンガンいって○。

トナメ②△Y岸さん
戦型は私の先手ゴキ中。相手の後手超速も、序盤早々で誤算があったようです。桂頭攻めしてそのまま駒得になり、また桂が金に代わり…。さらに歩を駆使して相手玉を上部に引っ張りだします。最後は銀をタダのところに出る王手が、飛車筋を通した決め手。○。

トナメ③▲T田さん
戦型は相振り飛車。自陣は美濃囲いで素早く仕掛け、香を交換。ここまでは良かったと思いますが、さらに差を広げるべく△4五桂と果敢に跳ねていきます。しかし強く▲4六歩と催促される手を軽視しており、飛車も切って攻め続けるものの自信なし。ただ相手の方も私が自信満々風に攻めてくるので、自信が持てていなかったのだと思います。さらに最終盤に詰みだと思って踏み込んだら、読み抜けがあって詰んでない!ここまでやらかしたら普通負けますが、相手も詰みだと思い込んだのか詰み筋に入って、○。

準決勝▲S下さん
戦型は相掛かり。序盤早々から駆け引きがあって、お互い中住まいで歩越し飛車の力戦に。作戦勝ち気味かと思ったところもあったものの、上手い構想を立てることはできず、ひたすら難しい将棋。痺れを切らして飛車をぶつけましたが、交換されて攻め合いは難解だと考えていました。本譜は飛車にひもを付けて力を溜めましたが、直後に歩を垂らした手が有効になった気がします。垂れ歩を拠点に駒を打ち込んで一気に攻略し、○。

決勝戦▲パウロ・K内・Ⅱ世
名前は気にしないでくださいw 9月にある石川県のアマ名代表。久々の対局です。
彼の英春流はいつも通り。浮き飛車に構え、相手が飛車先を交換した瞬間に△9五歩とちょっかいを出します。これは塚田スペシャルの仕掛けで、私の当初からの狙いでした(初手の▲9六歩を咎めたようで気分もいい)。K内くんもポイントを取られたと見て強襲に出ますが、切先を見切ってギリギリの受けに。その後手厚く受ける手が入って優勢になります。ただ終盤はかなり怪しく、ここは反省中なう(古)。結果的には事なきを得て、○。

石川の方も力戦を得意にする方が多く、県内やネットで指す将棋とはまた違った展開が楽しく感じます。将棋にも地域性はあるかと思いますが、戦型だけでなく感覚も異なるように思います。
よそ者ですが感想戦も楽しくしていただきました。止められるまで延々と感想戦が続くのは共通ですねw

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「未熟な奴だ」と風は笑う

「限界まで頑張ったんだ」と言った声は掻き消されていく気がした。
さぁ、リスタートしようか。

さて、名人戦を終えてガスが抜けた風船のごとき私でありましたが、今日は北國王将杯が行われました。北陸三県の強豪が一度に会する大会です。
対局に力を温存するために運転手(キノ)を召喚し、小松の地に乗り込みました。

予選は石川ルール(1勝通過2敗失格方式)で、N埼さんとまず対局。
戦型は相手の立石流。後手番ということもあり玉頭の位を張って自然に指したものの、手待ちを入れながら上手く打開されてしまいます。飛車を成られて「ちょい悪」という感じでしたが、歩の手筋を駆使して逆転に成功。最後は綺麗な寄せが決まって、○。

トナメの前に昼食タイム。モグモグ前に対局時計の籤機能でボタンを押したものの、当たりは確認せず。
キノ「トーナメント表見ましたか?」
こた(仮「いや、見てない」
キノ「…そうですか」
こた(仮「?」

MGMG中。
勝手さん「こた(仮くんは相変わらず籤運が悪いなぁ」
こた(仮「へ?」
キノ「そうですよね」

というわけで一回戦、相手はW塚五段。なぜ教えてくれんしw
戦型は彼お得意の四間飛車。たまには相振りをしたい気持ちもあったのですが、居飛車でトーチカを選びます。序盤に独自の工夫を入れましたが、T田さんやS戸川相手にも以前指していて、経験はあった指し方。ただちょっと定跡書で見かじった程度の変化(仕掛け)になって、その後の精査ができていませんでした。強襲に踏み切ったものの、正確に対応されて無理筋に。なんとか離されないようにと頑張りましたが、きっちりまとめられました。完敗で×。

牡丹(仮名)に久々のエンカウント。…だれ?w

(鬱憤晴らしに)誰彼構わず将棋を指しまくっていましたが、ベスト4の対局が始まったところで帰宅の途に着くことに。件のW塚くんが残っていましたが、結果は?

「この大会のために、2週間ほど本気で取り組んできたけど、ひどい将棋を指してしまった」と嘆いている人がいました。
でも考えてみてください。貴方が何十年もかけて培ってきた将棋は、きっと誰かに2週間程度でどうこうされるものではないでしょう。
結局、めげずに続けるしかないのです。私なんて2か月かけても結果を出せませんでしたw

とりあえずトーチカの研究から始めました。
そして2年かけて名人戦の対策を考えるぜ!(あれ、来年に間に合ってなくね…?)

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How much 魂の対価

盤の前ではどんな将棋を指すかが己の価値だろ。

なんて言いながら、行きの車で「もう無理や…勝てぬ…ヨワス…」とかほざいてましたw
ということで小松まで北國王将杯に参加してきました。石川県では久々の大会再開とのことです。

予選はK北さんと対局。
先手となり、序盤は駆け引きのすえ▲5八玉型の相掛りに。後手は持久戦の構えでしたが、積極的に仕掛けていきます。やや強引かと思いましたが、奏功して手にすることに成功。速攻が決まって、○。

トナメはくじ運の無い私には珍しく、シードを引く。周囲の将棋を観戦していましたが、面白い将棋が多く退屈しませんでした。W塚くん、掛かりの無い敵玉を詰ますw

二回戦(私には一回戦だが)、相手はM越Jr.五段。そんなに福井からの出場者は多くないが、やっぱり誰かしら早々に当たってしまうものだ。そもそも予選の4人組の残り2人は、キノとM越Jr.くんでしたw
戦型は横歩取り。以前ブログでも取り上げていた△4二玉を採用し、M越Jr.くんが長考。意表は突いたみたいです。しかしながら序盤は危ない展開にしてしまい、神経の使う将棋。堪えきれず飛車を切ったものの、上手く対応されて明らかに失敗しました。しかし相手も誤って泥仕合に突入。お互い時間が無くなって角をタダ取りされたりしましたが、一応○。

三回戦、中2のY原くんと。
戦型は相掛りで、今度は▲6八玉型に。序盤は研究を外れ(忘れ)、よくわからない展開になりました。途中一本取ったかと思いましたが、やっぱり先の展開がよくわからずじっと我慢を選びます。その後交換した飛車を▲1一飛と打って△2二飛で閉じ込められた(2二飛、2一桂、1二香)ものの、またじっと▲3七桂と活用。角で攻めようときたところをカウンターし、○。

準決勝、A田くんと対局。去年やはり準決勝で敗れた相手で、リベンジの絶好の機会が回ってきました。
そして本日3局目の相掛り。自分で言うのもなんですが、オールラウンダーの自分には珍しい。先の対局で研究を思い出していましたw その反省が生きたのか否か、研究通り進んでいましたが、気付くとあまり芳しくない。どちらも打開の順はあったと思いますが、折り合って千日手に。(先手で千日手にするとは…不覚。)
再戦は角換わり。序盤は自陣角で少しアドバンテージを取ったかと見ていました。ただ中盤の入口にはお互い秒読みに突入。(準決勝から30秒の秒読みが付きました。)時間に追われていろいろ歩を突き捨てましたが、悉く裏目ってリードをかなぐり捨てた感じ。しょうがなく身命を賭した突撃したものの、自信は全くありませんでした。しかし相手玉を薄くしたのは実戦的に大きく、なんとか攻め切る。○。

決勝戦に。相手は優勝候補大本命のN平さん。目下4連敗中、リベンジagain!
戦型はN平さんが雁木にし、こちらは早繰り銀型の速攻に。5筋の位を取られるという一風変わった対抗策を用いられました。銀を捌き、一度玉に手を入れます。相手も玉を動かしますが、ここである手に気付く。△7七銀が強手!さっきの玉が移動した手で、桂を手に入れると王手飛車取りが生じていました。私の猛攻ですが、自玉も薄いので微塵も油断できません。また時間も切迫してきますが、追われながら指した角の転換が運良く決め手に。勝勢になってからは「絶対に逃さん!」という激辛流で、○。

北國王将杯では初の優勝となりました。
キノ(←3位入賞)「いやー、こた(仮さんが優勝するとは思いませんでしたよw」

最後はN平さん、W部さん(アマ棋界の有名人)、キノ、こた(仮で夕食。W部さん、ローカルネタばかりですみませんw
もっぱら楽しい一日でした。

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こた(仮は泥のように眠りたい

新感覚睡眠系中年物語、始まる!(※始まりません)

土曜日のこと。私はネット将棋→棋譜並べ→ネット将棋→…の定時上がりリレー(?)を終えた頃、県将連のT円澄さんからショートメールが。「王将戦の中間対局やってるよ」…やっべぇ、忘れてた。
なんてことがあったのに良くしてくださったM前さん、N藤さん、T円澄さん、ありがとうございました。あと、対局させていただいたお食事処「桂馬」の店主ご夫婦にも、ありがとうございました。将棋愛好家の皆様、芦原温泉にお越しの際には、ぜひ「桂馬」にお立ち寄りください!(宣伝)

対局はM前四段との一戦。以前雁木に負けたのが印象に残っており、振り飛車からゴキ中をチョイス。しかしM前さん曰く、私のゴキ中三連投だったようだw(無意識) 先手のM前さんが▲5六歩とついたため、角交換型に。私は銀を上手く5四に活用できたものの、その後ちょっかいを出したのがどうやら予想以上に悪い手のようでした。3筋の桂頭から攻められそうになったのでムリヤリ馬を作りましたが、的確に指されてやはり苦しい。取った飛車を金の頭に打ちこむという勝負手で驚かせにかかるも、そうなると攻め駒不足。押し切られて×。

日曜日。小松の北國王将杯に参加してきました。車2台で、T田さん、S戸川、S藤くん、I本くん、2438くん、S司くんを道連れ(?)に。旅はなんとかっていうでしょうw
いつもは福井からの参加は少なめなのですが、今回は他にも大勢の方が来ておられました。

開会式。私的にはこの開会式の一番の注目は、どっかのお偉いさんのご挨拶でも、審判長である神崎八段のご高談でも無かった。勝手さんの「来賓」紹介であったw(県将連理事長として)

予選は1勝通過2敗失格で、いつも通りのルール。
私は初戦、石川の方と対戦。戦型は相手の1手損角換わりでした。私は相手の組み方にスキありと見て、居玉の桂ポンで仕掛けます。成桂ができたので、ある程度戦果はあげたと言えるでしょうか。そのまま攻めを繋げ、勝勢に。最後、1手詰を15手詰にする謎のプレイング(笑)をしたものの、○。

トナメ1回戦。私の相手は、ここでS戸川五段。S戸川が「ちょっとー!」とか言ってたけど、オレのせいじゃないしw
戦型は相手の先手三間飛車。私はelmo囲いを採用します。千日手も視野に入れた囲い方でしたが、行きたくなって仕掛けました。誤算があって途中はあまり成算がありませんでしたが、右桂と角が捌けそうになり目途がたちます。飛車を切って小駒で食いつき、○。

2回戦。石川の方が相手で、戦型は私の四間飛車。それから相穴熊になり、こちらは後手番らしく千日手狙いの待機戦術をとります。しかし相手の組み替え方が巧みで、結局私から仕掛けさせられるハメに。殴り合いが一段落してみると、後手が苦しい形勢か。(某Sが「ずっと良かったですよね?」とか言ってたけど、たぶん振り飛車が良く見える呪いにかかっているんだろうw)しかし我慢して受けに回り、自陣飛車で頑張ったのが好手だったと思います。垂れ歩を払って逆転し、○。

3回戦、相手はY田さん。富山四天王の一角(こた(仮調べ)。以前ボロ負けしてから、久々の対局です。
相手の角交換振り飛車に対し、私がトーチカに組むという工夫を見せます。私が自陣角で打開を図ると、相手も筋違い角で対抗。しかし何時の間にやら、こちらが凄まじく苦戦に陥っている!飛車先が破られている間に、玉頭戦に勝負を賭けます。正直上手くいくとは思えなかったが、追い込みが功を奏しました。辛勝で○。

準決勝、A田くんと。金大出身の好青年。
戦型は私の先手雁木。右銀で序盤積極的に攻勢を取りましたが、一旦落ち着いてお互い駒組みに。後手は柔軟に右玉にシフトし、行くところまで行くと先手あまり自信がない。開戦後も読みが浅かったか、疑問手が多く形勢はこちらが不利。今日は悪い将棋をなんとかしてきた私でしたが、やはりA田くんは手厚く指されました。完敗で×。

結果は3位で、最近ブロンズコレクターと化しつつある^^;
将棋の内容としては、中盤に課題があるという感じ。中盤というと対策が難しいですが、日々鍛錬しかないですね。

福井勢の結果としては、反対の山で2438名人も3位入賞でした。おめでとうと言いたいところですが、本人はむっちゃ悔しがってましたねw
皆さん、おつかれさまでした。私の要領が悪い脳もおつかれさん、さぁたんとお眠りなさいな。

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溺れた夢を見る

起床…AM2:00

今日は石川県でビエンナーレ将棋大会(団体戦)が行われました。私たちは6人招集して2チーム参加。朝揚々と出かけたものの、9時前に到着(10時開始)。ちょっとバッファを持ちすぎましたね。

チーム1:こた研 こた(仮、I本くん、T山くん
チーム2:鯖研(漁業組合かなんかかな?w) S戸川五段、S藤五段、S司くん

実はこた研、2連覇中。前回のチームメンバーであったS戸川は、追い出して(?)向こうの大将に据えました。自分がチームを背負って立つというプライド、敢えて素晴らしいと言わせてもらおう!w(謎の上から目線)

予選は1勝通過2敗失格。
1戦目は「K村」チーム。大将の方の名前がチーム名というストレートぶりだが、三将にM野くんがいる。…ん?
というわけで私はK村さんと対局。この人、私と名前の読みが一緒ですが、私と違って素晴らしい実績をお持ちです。今期銀河戦で、なんとプロを4人撃破している!
将棋の方は私の矢倉に、K村さんの雁木。金矢倉に組んで3筋の歩交換をしましたが、どうやら危ない構想だったようです。6筋と8筋から厳しい攻勢を食い、私も攻め合いに。対局中は難しい形勢なのかと思っていましたが、駒割は銀得になったものの垂れ歩2枚が厳しく刺さりました。潰されて×。
相手が強いからといって、みすみす負けてやるつもりは毛頭無い。けど、さすがの実力でした。
チームも0-3で敗れ、いつもの台詞。「1回負けといた方が多く対局できるから、お得なんだぞ」

2戦目、「もう中学生」チームと対戦。その名の通り相手はみんな中学生(たぶん)。
私の相手はY原くん。以前にも指したことがある相手です。戦型は角換わりになり、後手のY原くんが待つ将棋に。△3一玉と引いて待ちましたが、これは危険な手でした。自玉を銀矢倉にしてから▲4五桂ポンで仕掛け、飛車を3四に潜りこんで攻めが繋がる形。攻めが上手く決まり、○。
チームも3-0で勝利。

午後からはトーナメント。相手は富山のMくんが率いる、仲良し3人組のチーム。チーム名が猫の鳴き声っぽい何かでメンバーが同じTシャツを着ていた気がするけど、興味がなかったので正確に覚えていないw ちなみに、相手は前々回のとき決勝戦で当たっており、そのときと同じメンツである。
ということで相手はMくん、自称初段w 戦型は相振り飛車。私の得意形でしたが、この形に対してMくんがとった矢倉は有力な対抗策です。軽く動いて手にできそうな感触を持っていたものの、進んでみるとあまり自信が持てない形勢になっていました。それでもなんとか攻めを繋ぎ、飛車を奪って筋に入り始めます。寄せ切って、○。
しかしながら相手の副将、三将も強く、チームは1-2。ここで敗退となりました。

鯖研チームもトナメ1回戦でK村チームに敗れ、残念ながらここまで。ですがメンバー全員が1勝以上をあげ、強い相手との対局で収穫もあったと思います。

ちなみにタイトルは、
###この文章は管理人により削除されました###
という皮肉である。

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