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男子はいつまでも中2病、がコンセプトの将棋ブログ。

2025/6/15 かほく市将棋大会

今日は、かほく市将棋大会に行ってきました。
この大会は初めての参加です。石川県将棋情報の広報担当者(?)、ののいち奇襲マニアさんのサイトで昨年の様子を確認。どれぐらいの規模や雰囲気なのかはやっぱり気になるところです。でも結果は全然見ていない人、去年は福井のK川くんが準優勝していたんですね。(会場の壁に歴代の上位入賞者が貼ってありました。)
K川くん超えを目指して頑張りましょう!この前負けたばっかだが(笑)

今日の予選は2勝通過2敗失格だったようです。「だったようです」というのは3人組だったからで、しかも野々市組になってしまいました(笑)

予選①△ I 氏
いつも I さんの右玉には苦戦させられます。
今日の私は雁木を採用。やはりというべきか力戦風味の右玉との戦いになりました。5筋に位を取って手厚い陣形を目指しますが、端角から動いてこられて中盤戦に。ただ角単騎で前線に出てきたので細い攻めだと思っていました。角をいじめて取り切ることに成功し、自陣の飛車角を敵陣に侵入して優勢に。自陣への攻めは極力手抜いて手勝ちに踏み込み、○。

予選②△K我氏
私の早石田。△8五歩の本組阻止に対し、いきなり▲7四歩と突っかける急戦形。中段飛車から横に飛車を振り回す、石田流の軽い指し回しは気分がいいものです(N藤さんが癖になるのも分かる)。5筋の位を取り押さえ込みにこられましたが、「歩越し銀には歩で対抗」の格言通りの指し手で網を突破。中段玉を上手く捕まえて、○。

トナメ①△M田氏
よく大会でお会いしますが、久々の対局だと思います。
M田さんの雁木に対し、昨日ABEMAで見た右四間。対局見ながらソフト回してました(笑) 研究(?)が活きて序盤労せずに指しやすくなりましたが、金のタダ捨てが強烈な勝負手で一手争いに。飛車は取られたものの2枚角で寄せの網を絞ります。お互い居玉のドンパチを制し、○。

トナメ②△F氏
役員をされているのでFさんも大会でいつもお会いするのですが、対局は初めてかも?(いや、流石にどこかで指しているような)
私の四間飛車に、エルモ囲い。玉頭銀に出て狙い通り歩を掠めますが、相手も乗じて反撃し互角の形勢と見ていました。銀が自陣に戻る間に左辺の厚みを失い、▲6二歩は捌きを目指して相手を焦らせる勝負手。難解な中盤が続きましたが、最初に垂らして作った と金が間に合いました。2枚飛車を実現して寄せ切り、○。

準決勝▲Y岸氏
昨年ブログの更新をストップしてた時期ぐらいに指していた気がします。
戦型は角換わりになり、早繰り銀に対して右玉を採用…したのですが、手数計算を間違えていた(笑) 本譜の形ではあまり有効な選択ではなかったと思います。ただ玉側の端を攻めてられたところでは、少し余せそうな攻めだと見ていました。選んだ順は香を犠牲にしても、と金を取ってしまえばと思ったのですが、香を重ね打ちされてみると指し手が難しい。開き直って攻めに手がいったものの短絡的だった気がします。ただ、狙いとなる手を受けられていたら大変でしたが、結果的には功を奏す形となって○。

決勝戦△S木氏
アマ棋界のレジェンド。支部戦で打っ棄ってしまったので雪辱を期される(笑)
戦型は予想通り本家の英春流。ただし金沢に移住後、私の研究もパワーアップしています。今回は矢倉を選択。(英春流に対して居飛車を選ぶと有力な作戦が4つあると思っていて、私は全部指せる準備をしています。)矢倉は研究初期以降選んでいなかったのですが、実は研究を更新していました。しかしながら本譜は研究を外れた形となり、対銀冠でお互い玉を入城し合う、最近では珍しいガッチリした将棋に。先手番を活かして先攻しますが、どうやら相手に誤算があったようです。馬を作って優勢になったものの、どう相手玉に迫るかが難しい展開。本譜は意を決して一気呵成に攻め立てました。すっぽ抜けが気になるところでしたが、上手く手が繋がり堅い銀冠の攻略に成功。望外の寄せが決まって○。

N尾さん「野々市でまたY村さんに負けてなかった?」
こた(仮「Y村さんむっちゃ強いんで」
優勝者が言うんだから間違いないですよ!(笑)

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