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男子はいつまでも中2病、がコンセプトの将棋ブログ。

やっててよかった詰将棋

タイトルは公文式のキャッチ的な。

今日はアマ選手権本戦が行われました。予選を通過した4人と、去年優勝して本戦にシードされていた私の5人のリーグ戦で争われました。

さて、私は5人リーグだったため一回戦は抜け番に。朝一の低血圧でぽけーっと見ていましたw
そんなこんなで1局目は、Y五段と対局。戦型は対四間に私が穴熊を目指したところ、Y五段が角をぶつけて意外な立石流に。やや作戦負け気味な感じでしたが、玉頭方向に位を3つ張って待ちました。途中金駒一枚ぐらい損をしていたような気がしますが、激しい攻め合いになってお互い時間が無くなっていきます。そこから私の方に先に悪手が出てしまい、完全に負け将棋に。しかしここからが打ち切りマジック!w 玉が這い出し銀3枚を掠め取り、形勢混沌の叩き合いになりました。最後はY五段の方が先に落ちて、辛勝。(手数がやばいことになっていた)

2局目。N六段との対局。前回竜王戦決勝で敗れており、リベンジの舞台。
戦型は予想通りすぎる1手損角換わりに。私の作戦は棒銀でしたが、▲3六歩の瞬間△4五角と筋違い角で歩を掠め取られるというよくわからない展開になりました。その角を巡る攻防になりましたが、飛車を切って持ち角を両取りに打ち込み銀得に。途中かなり優勢になったと思った局面もありましたが、そこから嫌らしく絡まれ、私にミスが出ます。それでもまだまだ優勢だったと思いますが、またまた時間との勝負に。かなり詰みを逃していたようですが、残り1分の状況で必至をかけて辛勝。(手数183手)

3局目。K五段と。戦型はK五段の中飛車に対し、穴熊を目指します。実は前回も同じことをやって風車から玉頭攻めで負けてしまっていたので、今回は改良案で臨みました。その甲斐あり途中上手く指せていたと思いますが、芋筋で飛車を殺されるのをうっかりし形勢急接近。しかし序盤を飛ばして進めることができていたので、今度はK五段の方だけ時間が無くなっていました。勝負手を逃され角を使った寄せが綺麗に決まって(本当に決まっていたかは知らないw)、辛勝。

ラス局。いなかセンパイが牙をむくw 戦型は矢倉になり、いなかセンパイが加藤流に。最近は△4五歩が流行っているので、加藤流を愛用されているようです。お互い最新形を意識しながらもアレンジを加えた難しい将棋でしたが、大駒をボロッともらえて、なんかいきなり必勝形に(対局中は自分が上手くやったと思っていたが、あとで検討したところ難解な形勢だったようだ)。しかし最後の寄せのところで温泉気分で角をバサッと行ったのが寄らなかったら大事件になっていたw 大誤算があって慌てましたが、持ち駒を使い切るピッタリの詰みがあってマグレで辛勝。いなかセンパイが最後の1手まで指したのが無念さを物語っていました。。。

パウロくんが前に「ブログで辛勝、辛勝書いてるけど、ホントにそう思っとるん?」とか言っていましたが、ホントに辛勝ばかりなのです。
まぁ最近は運転中に詰将棋を考える癖がついて危険な代わりに、時間が無くても競り合う力がついていたということにしておきましょうw(そもそもしっかり押し切る力をつけましょう、反省。。。)

ひとりで詰将棋の本に向かった日々が、未来を切り拓く力になる。(進研ゼミ)

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