2025/7/6 理事長杯将棋大会
理事長杯に出場してきました。あれ、ボクのリボン付きトロフィーは?(オマエのじゃねーよ、というツッコミは受け付けておりません)
予選①▲S水娘二段
彼女にとっては珍しいノーマル三間飛車。私は△6四歩型の急戦を採用しました。仕掛けから馬を作って優勢になり、突撃をいなしきれるかどうか。自陣飛車で受けて、美濃囲いのコビンに縦から殺到。○。
終局後こた(仮、最新定跡を大いに語る。(笑)
予選②▲O滝六段
私の一手損角換わり。腰掛銀となり、▲4五歩~▲4六角は予想された手の1つでした。対して私は右玉に移して待機戦術を取ります。手を作られるのは難しそうと思っていましたが、強攻策を取られて決戦に。私も強く対応したものの、ちょっと危なかったかもしれません。飛車を成った代わりに自玉がボロボロになり、最後は詰むかどうかの勝負に。追い回してムリヤリ詰まし、○。
予選③△O越四段
相振り飛車の向かいvs三間飛車。雁木系に組み、お相手の2筋への振り直しに▲3六歩と反発します。部分的な手筋ですが、その後お相手の攻めを呼び込んで傷となる展開に。玉が上部に引きずり出されて不利を自覚します。粘る手も難しく、勝負手に命運を託すことに。結果的にこれが功を奏したか、相手の乱れを突いて切らすことに成功しました。まぐれ勝ちで、○。
予選④▲N村氏
N村さんの四間飛車に持久戦模様。▲6五歩がやや早かったため角交換型になり、私も左美濃に落ち着きます。駒組みが進むかというところで、▲3七角と自陣角を打ち相手の美濃囲いのコビンに突如襲い掛かりました。ただし対照的な形で私にも角の王手が掛かり、こちらは△1二玉と寄るしかない怖い展開。そこで大長考されましたが、凄い手(自玉への寄せ)は無かったようです。角を取り合う粘りの順を指されましたが、押し切って○。
予選⑤△S藤くん
相掛かり。ただし角換わりのような形となり、私だけ飛車先を切ることに成功します。お相手は早繰り銀で飛車先交換を目論みますが、7筋交換時に▲7六歩と受けておきます。揚々と△8六歩と指されましたが、これはおじさんの罠でした(笑) 1歩持っているときの▲8三歩~▲6五角の手筋が決まります。素早く寄せて○。
トナメ①シード。。。
準決勝▲O滝六段
再戦となり、今度は私が雁木を採用。相手の矢倉に対して棒銀に出る趣向に出ました。角銀総交換となり、形勢はよく分からず指していました。進んで馬取りに対して飛車に当て返された手に、瞬間チャンスと見て飛車のタダ捨てを決行します。しかし派手な手を指した割りに寄せが難しく、手が止まって私の時間が無くなる展開に。金取りに歩を打たれましたが、手抜いて最後の攻めを決断します。一瞬の詰みに切って取り、○。
決勝戦△S井五段
お相手の1手損角換わり。私の早繰り銀に対し、早めに飛車先を決める流行りの形。中盤戦いに突入し、最初はお相手の陣形に不備があると思っていたのですが、咎めた風もなく気分的には失敗した感。ただ飛車取りに馬取りで切り返したとき、馬を逃げられた手は悪手だと思いました。しかし王手の歩打ちがお返しの大悪手!すかさず玉を上部に逃げられ、がっくり(読みを忘れて手拍子で…)。しょうがなく相手玉を縛り、ここが勝負の分かれ目となりました。本譜は飛車を取られたのですが、この普通の手でこちらに流れがきたのはラッキーとしか。今度こそ相手玉を寄せ切り、○。
これで4連覇となったようです。リボンを付けておいてくださいね~
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