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男子はいつまでも中2病、がコンセプトの将棋ブログ。

KKK 2022/11/19

土曜日に自宅で行います。
来られる方はご一報ください。


- こた(仮の超研究ファイル 相掛かり▲9六歩編 -

以前カテゴリを戦型別にしたところ、相掛かりの記事が少ないことに気付きました。
ともすれば、読者は「こた(仮は相掛かりができない」とお思いのことでしょうが、実はぼちぼち採用しています。
ただ相掛かりは序盤の一手一手の体系化がされにくく、言語化が難しいところがあります。微妙な違いは「どうやっても1局」となりがちです。
しかも連載テーマは相掛かりの▲9六歩型という流行形。手がむちゃくちゃ広いプロ好み。
厳しい挑戦になるのは必定です!w

初手からの指し手
▲2六歩    △8四歩    ▲2五歩    △8五歩    ▲7八金    △3二金
▲3八銀    △7二銀    ▲9六歩


上図がプロ間で今、流行している相掛かり▲9六歩型の基本図です。
テーマ外ではありますが、実際はここまででも色々な手があります。以前の記事で少し紹介していますので、よろしければご覧ください。

▲9六歩の意味を一言で表すのは難しいのですが、有効な手渡しで相手の手を見て陣形を選ぼうとしています。
後手の考えられる手はたくさんあります。主流となっているのは
(1)△1四歩
(2)△9四歩
(3)△3四歩
(4)△5二玉
(5)△4二玉

(5)△4二玉はあまり実戦例が多くないですが、(以前から指された手ではあったのですが)最近ポツポツ見られ、有力な手の1つと思われますので加えておきます。
なぜこれらの手が選ばれているのかを、将棋マニアの私はまず考えます。

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自己満足だけですが

今週末のKKKはお休みします。

駒箱とか駒台とか、いいものは意外と値段が張ります。(碁盤店とかで売っているのは高すぎではないかといつも思う。)
でも駒に加えて、ちゃんと(?)駒袋と駒箱を揃えています。
黒柿のいい駒箱を手に入れたのですが、四隅落としのもので天板がすぐに浮いてきてしまい、非常に残念。
あと黒柿の名刺入れが欲しかったのですけれど、普段そんなに名刺使わないからなぁ。

なんでもかんでも欲しい欲しいじゃきりがないですからね。

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残心、時を止める

文化の日に恒例の福井市長杯がありました。

予選①△M並四段
矢倉。戦型選択にとある事情で絶対勝つという決意が垣間見えるw
しかし仕掛け方が雑。どうも読みがまとまらない状態。一応攻めが続きましたが、寄せもかなり不安な内容でした。自玉が安全だったのが大きく、なんとか寄せ切って○。

予選②▲S水五段
師に対して恥ずかしい将棋は指せない。
戦型は早石田。私は居飛車で矢倉囲いにして、基本的な早石田対策を取ります。筋違い角を打たれますが、こちらも自陣角を打って丁寧に対応。金得になって優勢になり、飛車取りに構わず寄せに出ます。○。

予選③▲G味くん
戦型は相掛かり。彼が銀冠、私は中住まいのバランス型にして待つ展開に。私の陣形に隙ありと見て角を打って動いてこられましたが、この形は受かるものという認識でした。角を銀でいじめて優勢になり、がんがん攻めて○。

予選④△Y竹三段
私の三間飛車に急戦形。手順に5筋の位を取って模様を張りましたが、意外と無理なく仕掛けられてしまった感じ。しかし一度角取りに歩を取り込まなかったことで、歩を伸ばしながら味良く角をぶつけることができました。捌きの振り飛車で○。

トナメ①△O滝六段
戦型は角換わり。私のバランス型にO滝さんの堅陣という対抗。強い指し方で銀桂交換の駒得を果たしますが、直後に桂で攻められて怖い将棋。桂で当てられた銀を引いたのが悪手で、反対からの継歩を見落とし。ただ強く攻めを呼び込み、なんとかギリギリの勝負まで持っていきます。しかし最後にまた見落としがあり、×。

最後冷静になれなかったのが痛かった。

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KKK 2022/11/5

土曜日に自宅で行います。
来られる方はご一報ください。

ネット将棋って、先手で指したいときは後手になって、後手で指したいときは先手になる気がします。

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kick back

日曜日はあわら市民将棋大会でした。

予選①△K川くん
私の三間飛車。序盤相手が手損してエルモ囲いに組み替えている間に、がちがちに穴熊に囲う大人げない(?)作戦。戦いになって大駒を捌いたところでは、やや良しかと思っていました。ただ手拍子で飛車を逃げた場所が良くなく、1手パスに。ここから流れがおかしくなったか、垂れ歩と端に手が付いて苦しくなります。上手く粘ることもできず、端を破られて圧敗になり×。?

予選②▲T山四段
私の三間飛車に玉頭位取りでしたが、石田流本組に組み替えれる形。飛車をぶつけて、すんなり優位に立ちます。ただその後の指し回しが良くなく、危険な受け方を選び、急所の香車を取り除く普通の手を逃し、飛車まで取られて形勢逆転。最後には王手で金を打たれる手をうっかりし、角をタダ取りされて×。??

予選③▲N藤五段
相手の早石田。早々に筋違い角を打たれましたが、これを召し取ってやや指せそうな将棋に。その後強く攻めを呼び込んだものの、△8二飛車と引いた手が悪手で▲7四歩と垂らされ手が止まります。失敗を自認して長考後の着手となりましたが、「えー、そりゃあかんやろー」と▲7三歩成と成られる…(△同桂だと▲7四歩。初級手筋をうっかり)。ボロ負けになり、最後は1手詰に気付かず(一体どゆこと!?)×。???

ハッ、夢オチか!(違

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KKK 2022/10/29

土曜日に自宅で行います。
来られる方はご一報ください。

課題をちゃんとやってこないと、将棋ブートキャンプになるよ!w


あわら市民将棋大会のお知らせ

日時:10/30(日) 9:00受付・9:30開始
会場:あわら市湯のまち公民館
会費:いつも通り

県外からも参加自由です。
キノさん、ヨーロッパからも参加自由ですよ。

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将棋界の天皇

今週末のKKKはお休みとさせていただきます。

羽生さんは将棋界において象徴的な存在ですが、最近はタイトル戦のような大きな舞台からは遠ざかっています。しかし棋王戦でベスト4に進出し、挑戦者の期待が出てきました。
ただ棋王戦は2敗失格の上、隣の山に怪物がいるのが…

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昼飯ワンコイン勢

コンビニののり弁500円超えるんですけどぉ!

昨日は朝日アマ福井県大会が行われました。シードで昼過ぎからの参加。ゲンキーで弁当を買ってきたので500円に収まりましたw

トナメ①△N藤五段
N藤さんの裏芸・立石流。苦労の多い序盤になりましたが、ムリヤリ攻めの糸口をつかみます。王手で銀を捨てて角を捌く派手な手が決まり、こちらが指せそうな将棋に。しかし相手玉を上部に引っ張り出したのが悪い構想で、寄せがわからなくなりました。ねじり合いが続き焦る展開も、お互い時間が無くなります。結局綺麗に寄せることはできませんでしたが、なんとか自玉への攻めを余し○。

準決勝△N澤六段
振り駒で後手ばっかりと嘆く2438くん、それが唯一の弱点か。
戦型は角換わり▲2六歩型。4筋の位を取って、相手が右玉に組み替える展開。地下鉄飛車で9筋から攻めていったものの、割と簡単に受かってしまいました。いろいろ読んでいるうちに読み筋がこんがらがって、落手で敗勢に陥ります。詰まされるまで指すが信条の私ですが、勝ち目ゼロで早々に投げることになり×。

決勝は名局でした。W塚五段が粘りに粘って優勝をもぎ取り、2438六段とともに北陸大会に駒を進めました。

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凛として

昨日は県王将リーグ最終戦が行われました。

①▲N西六段
私のゴキゲン中飛車。作戦勝ちから、激しく攻める手順が有力そうに見えたものの、長考して自重し駒組みを進展します。馬を作らせましたが予定通りで、こちらが指せそうな将棋でした。ただ安直に桂得するのでなく、玉頭戦に注力するべきでした。馬に働きかけた△7四桂が悪手で、即座に切られて形勢不明の将棋に。その後イケると見て一直線の変化に飛び込んだものの、最後に相手玉が詰めろになっていませんでした。必至を掛けられて×。

②△M並四段
戦型は横歩取り。私の作戦は勇気流。序盤から飛車角を持ち合うバチバチの将棋に。歩得・進展性・将来の攻め筋などを鑑みて、こちら有利と見てよい形勢だったと思います(対局中はわかっていなかったが)。相手が桂を跳ねてできた隙に飛車を打ち込んでハッキリ優勢になり、駒得を重ねてゆく。手堅くまとめて○。

③▲O滝六段
戦型は角換わり。O滝さんの昔ながらの▲5八金型に、中住まい+△6五歩と位を取って現代流。相手の角や金を愚形にさせて作戦勝ちでしたが、流れを急にする角ぶつけは疑問。チャンスと見たのですが、感想戦で歩頭に桂を跳ねる手を発見し、むしろ自信が無い将棋になるところでした。しかし本譜は対局中の読み通りに進み、相手玉を一気に攻略。寄せでもたつきにもたつき焦ったものの、なんとか○。

④▲T田五段
なぞ戦型。T田先生には申し訳ないが内容が無い将棋になってしまいました。一瞬のチャンスも腰を落とせず、×。
この将棋は忘れようw

⑤△N澤六段
相掛かり。序盤に駆け引きのようなものがありましたが、結局自分の中では研究形(マイナー気味の定跡に思うが、一般的に知られている将棋かちょっと確信がない)に収まります。△7四飛と寄られたところで研究を外れ、やや疑問手と見て突っ張った対応を選択。しかしこれが悪手で、飛車を切られて私が不利な形勢に。その後も厳しく攻められ防戦一方で、チャンスらしい局面は来ず。完敗で×。
△7四飛は2438くんの研究だったかは不明ですが、後で調べると評価値は落ちていないようです。未知の局面で正しい手を導く力が足りないですね。

王将位:N澤六段 圧巻の三連覇。合わせて県永世名人の表彰も行われました。
準王将:M越Jr.五段 昨今の活躍がめざましく、彼も終盤のクオリティで圧倒していた。
三位:こた(仮 初戦で逆転+最後勝ち運が無い(詰まない局面)という将棋で、悪い予感はしていたw 最終戦負け越して屈す。
四位:T田五段 唯一2438くんに土を付けたものの、前期順位差で年間シード圏内に入れず。
五位:N西六段 今年はアマ選手権準優勝で年間シードを取り返し、王将戦も安定して勝ち星を稼ぐ。
六位:S戸川五段 二位~六位は団子ではあるのだが…。
七位:O滝六段 70歳。「勝ち数に年齢を掛けて王将位を決めよう」というY本ルールなら最強。
八位:T山四段 こちらは中学生。連続でシードを確保。

結局不出場のキノが抜けただけで、順位は入れ替わっているものの去年と全く同じシード陣となりました。ただ来年は六位~八位の人が抜ける可能性もあり、シード境界の力を持つ人にはチャンスとなるかもしれません。

私自身としては内容を上げていきたいと思っています。
負けても毅然としていよう。

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