忍者ブログ
男子はいつまでも中2病、がコンセプトの将棋ブログ。

KKK 2022/12/10

土曜日に自宅で行います。
来られる方はご一報ください。

パスワードが付いた記事はKKK参加者限定記事です。
パスワードは私に直接お尋ねください。

拍手[0回]

PR

KKK 2022/12/3

土曜日に自宅で行います。
来られる方はご一報ください。


- KTF 1手損角換わりvs早繰り銀▲7八玉型 No.1 -

はたして私は新連載を3つも始めてまとめきれるのか?w
A.相掛かり編だけでも無理だから関係ない

以前のソフトでは1手損角換わりの評価が低かったのですが、先手のその対策の1つが早繰り銀です。ただ今は指しているうちに評価値が戻っていくというか、かなり改善されており1手損角換わりは後手番で有力な指し方といえると思います。
プロでは昨今少ないですが、これは普通の角換わりがある程度後手も戦えている情勢があります。1手損がどう見られているかは不透明ではあります。
具体的な手順を持って判断していきたい。(他の記事でもいえますが、こた(仮の主観でKTF=こた(仮の超研究ファイルは作られています。信じて痛い目にあっても私は責任を持ちませんw)

初手からの指し手
▲2六歩    △3四歩    ▲7六歩    △8八角成  ▲同 銀    △2二銀
▲4八銀    △3三銀    ▲3六歩    △7二銀    ▲2五歩    △6四歩



△7二銀では△6二銀もあり、1手損角換わりではあまり変わらないところでもあります。ただ△6二銀でしかできない指し方もあるので、それは後日解説します。
▲3六歩では▲6八玉もありますが、▲6八玉としてしまうと▲7八玉か▲7八金を指さないと△5五角の筋があるため▲3六歩が突けません。▲5九玉型なら△5五角には▲3七銀で受かります。これは基本。
▲6八玉~▲7八玉のあとに▲3六歩だと、△7四歩~△7三銀のような指し方も有力です。▲5九玉型に後手も早繰り銀を選ぶと、普通の角換わり相早繰り銀より1手損するだけとなります。実はこれも実戦で結構指されていたりしますが、こうするなら普通の角換わりをちゃんと勉強すればいいんじゃね?と思ってしまいます。

上図からの指し手①
▲7七銀    △3二金    ▲1六歩



②▲3七銀の変化を詳しく解説していきますが、①▲7七銀も有力です。たしか以前にも取り上げたと思います。
▲7七銀に△6三銀だと▲3五歩が成立します。よって△3二金とし、そこで▲3七銀なら△6三銀▲6八玉△7四歩▲4六銀△7五歩▲同歩△6五角▲9六角△4七角成▲6三角成△4六馬 ▲3七銀…が以前取り上げた変化。他にも▲3七銀に△7四歩▲4六銀△7五歩▲5五銀のような変化もあります。未解決の領域だと思います。
本譜の▲1六歩もよく指されていて、△1四歩と受ければ居玉のまま早繰り銀。△6三銀などなら▲1五歩と伸ばしてじっくり指す将棋となります。1局。
指し手②
▲3七銀    △6三銀    ▲6八玉



▲6八玉に代えて今度▲3五歩と突くのは、△同歩▲4五角△5四銀▲2三角成△4五角と応戦します。▲2四歩△3四銀で馬を取れますし、▲同馬△同銀▲2四歩は△3六歩が▲3七銀型を咎めて後手良し。
上図から②-1△5四銀と腰掛銀で対抗するのが最初のテーマです。これは昔からあるポピュラーな作戦。△5四銀としない作戦は後日取り上げます。

上図からの指し手②-1
△5四銀    ▲7八玉    △4四歩    ▲6八金    △8四歩    ▲7七銀
△8五歩    ▲5六歩    △5二金右  ▲4六銀



この辺りはよく知られた定跡手順。
▲6八金とまずはコンパクトに固めておきます。あまり堅くはないものの、後手からの強力な攻めが無いため攻めに特化した構えです。▲6八金では▲7七銀△8四歩▲2六銀と棒銀作戦も有力で、これも大きな定跡の山脈ではありますが割愛します。
▲5六歩としてから▲4六銀と出れば、△4五歩には▲5五銀とスムーズに攻めていくことができます。 

上図からの指し手
△4二玉    ▲3五歩    △4三銀    ▲3四歩    △同銀右    ▲3六歩



▲3五歩に△4三銀は必修の受け。先手は▲3六歩と改めて打ち直し▲3五銀を狙いますが、これもお馴染みの一手となっています。
後手は上図から②-1-1△3二金と②-1-2△3二玉が考えられます。
いずれにせよ先手は▲3五銀とぶつけていきます。正直、級位者ならここぐらいまで指せれば十分です。あとは楽しんで指しましょうw ただしKTFはここからが本番です!

拍手[1回]

KTF 四間飛車vs右銀急戦 No.1

今週末のKKKはお休みとさせてください。
代わりといってはなんですが研究記事書きます。

というわけで連載第二弾。

右銀急戦は居飛車穴熊との抱き合わせが基本。四間飛車側も穴熊対策を視野に入れながら駒組みすることが求められます。

初手からの指し手
▲2六歩    △3四歩    ▲7六歩    △4四歩    ▲4八銀    △9四歩
▲9六歩    △4二飛    ▲5六歩    △6二玉    ▲6八玉

ここまでは特に難しいところはありません。
居飛車が端歩を受けなければ別の将棋ですが、それはテーマの右銀急戦と逸脱するので省略します。

続きの指し手
△7二玉    ▲7八玉    △3二銀    ▲5八金右  △4三銀    ▲5七銀
△5二金左    ▲2五歩    △3三角



△7二玉で△7二銀で美濃囲いをベースに戦う将棋は、いずれ解説します。
淡々とした駒組みに見えますが、後手は△7二玉型のまま待機しているのがポイント。耀竜やミレニアム囲いを考えています。
後手にメリットが多い組み方のようですが、先手が自然に組んだ上図までの局面。△8二玉と寄る手を保留する場合、手数の関係で△4三銀~△5二金左まで形を決める必要があるため、急戦に対して手が狭くなっているのです。

上図からの指し手①
▲3六歩    △7四歩    ▲4六銀



▲3六歩は右銀急戦に必須の一着ですが、一旦▲7七角として後手の手を見るのも有力です。それは今度解説します。
▲3六歩に対して、(1)△8二玉は▲7七角から穴熊に。耀竜やミレニアムを封じつつ、問題なく穴熊に組むことができます。というか、他の候補手でも穴熊に組むことは可能です。しかし△7二玉型は急戦に弱いと見ているわけです。
その候補手は(2)△7四歩、(3)△5四歩、(4)△6四歩に分かれます。
(2)△7四歩は耀竜・ミレニアムともに諦めない一手。居飛車の穴熊を意識していれば一番自然と言えるかもしれません。

上図からの指し手①-1
△4五歩    ▲3三角成  △同 桂    ▲3七銀    △4四角    ▲8八銀
△2二飛    ▲7七銀



右銀急戦に対し、▲4六銀にいきなり△4五歩はときたま出てくる一手。ただし今回は条件が悪く、△7四歩型のため▲5五角の筋が残ります。
▲3七銀は変な手ですが、代えて▲5七銀は△8二角▲3七角△2二飛で一応受かります(これも普通に先手が指せますが)。
△4四角と角を手放してから△2二飛で2筋を間に合わせたものの、落ち着いて指して先手指せる。角が負担になっているのは明らかでしょう。

指し手①-2
△3二飛    ▲3五歩    △5四歩    ▲3四歩    △同 銀    ▲2四歩



よって後手は形通り△3二飛。
▲3五歩に△4五歩と切り返すのは、▲3三角成△同桂▲5五銀がよくある手で先手良し。△5四歩型なら▲5五銀が出れず、▲5七銀△4四角▲6六歩△3五角という手順があるのですが。
先手は2筋も突き捨てて攻勢を取ります。

上図からの指し手
△同 歩    ▲3五歩    △4三銀    ▲5五歩    △4五歩    ▲同 銀
△5五角    ▲同 角    △同 歩    ▲2四飛    △3五飛    ▲2一飛成



2筋の突き捨てに△同角と取るのは、▲4四角△4三銀に▲6六角がピッタリで先手有利。
本手順は△同歩ですが、▲3五歩と打ってしまうのが良いと思います。重いようでも▲5五歩のときに適切な対応が見当たりません。△4五歩と捌かれるのは先手にとっても怖いのですが、上図まで攻めあって先手有利。見るからに後手陣が弱く、5筋に歩も利きます。

よって私は、(2)△7四歩は四間飛車側が苦しいと思います。

拍手[0回]

KKK 2022/11/19

土曜日に自宅で行います。
来られる方はご一報ください。


- こた(仮の超研究ファイル 相掛かり▲9六歩編 -

以前カテゴリを戦型別にしたところ、相掛かりの記事が少ないことに気付きました。
ともすれば、読者は「こた(仮は相掛かりができない」とお思いのことでしょうが、実はぼちぼち採用しています。
ただ相掛かりは序盤の一手一手の体系化がされにくく、言語化が難しいところがあります。微妙な違いは「どうやっても1局」となりがちです。
しかも連載テーマは相掛かりの▲9六歩型という流行形。手がむちゃくちゃ広いプロ好み。
厳しい挑戦になるのは必定です!w

初手からの指し手
▲2六歩    △8四歩    ▲2五歩    △8五歩    ▲7八金    △3二金
▲3八銀    △7二銀    ▲9六歩


上図がプロ間で今、流行している相掛かり▲9六歩型の基本図です。
テーマ外ではありますが、実際はここまででも色々な手があります。以前の記事で少し紹介していますので、よろしければご覧ください。

▲9六歩の意味を一言で表すのは難しいのですが、有効な手渡しで相手の手を見て陣形を選ぼうとしています。
後手の考えられる手はたくさんあります。主流となっているのは
(1)△1四歩
(2)△9四歩
(3)△3四歩
(4)△5二玉
(5)△4二玉

(5)△4二玉はあまり実戦例が多くないですが、(以前から指された手ではあったのですが)最近ポツポツ見られ、有力な手の1つと思われますので加えておきます。
なぜこれらの手が選ばれているのかを、将棋マニアの私はまず考えます。

拍手[0回]

自己満足だけですが

今週末のKKKはお休みします。

駒箱とか駒台とか、いいものは意外と値段が張ります。(碁盤店とかで売っているのは高すぎではないかといつも思う。)
でも駒に加えて、ちゃんと(?)駒袋と駒箱を揃えています。
黒柿のいい駒箱を手に入れたのですが、四隅落としのもので天板がすぐに浮いてきてしまい、非常に残念。
あと黒柿の名刺入れが欲しかったのですけれど、普段そんなに名刺使わないからなぁ。

なんでもかんでも欲しい欲しいじゃきりがないですからね。

拍手[0回]

残心、時を止める

文化の日に恒例の福井市長杯がありました。

予選①△M並四段
矢倉。戦型選択にとある事情で絶対勝つという決意が垣間見えるw
しかし仕掛け方が雑。どうも読みがまとまらない状態。一応攻めが続きましたが、寄せもかなり不安な内容でした。自玉が安全だったのが大きく、なんとか寄せ切って○。

予選②▲S水五段
師に対して恥ずかしい将棋は指せない。
戦型は早石田。私は居飛車で矢倉囲いにして、基本的な早石田対策を取ります。筋違い角を打たれますが、こちらも自陣角を打って丁寧に対応。金得になって優勢になり、飛車取りに構わず寄せに出ます。○。

予選③▲G味くん
戦型は相掛かり。彼が銀冠、私は中住まいのバランス型にして待つ展開に。私の陣形に隙ありと見て角を打って動いてこられましたが、この形は受かるものという認識でした。角を銀でいじめて優勢になり、がんがん攻めて○。

予選④△Y竹三段
私の三間飛車に急戦形。手順に5筋の位を取って模様を張りましたが、意外と無理なく仕掛けられてしまった感じ。しかし一度角取りに歩を取り込まなかったことで、歩を伸ばしながら味良く角をぶつけることができました。捌きの振り飛車で○。

トナメ①△O滝六段
戦型は角換わり。私のバランス型にO滝さんの堅陣という対抗。強い指し方で銀桂交換の駒得を果たしますが、直後に桂で攻められて怖い将棋。桂で当てられた銀を引いたのが悪手で、反対からの継歩を見落とし。ただ強く攻めを呼び込み、なんとかギリギリの勝負まで持っていきます。しかし最後にまた見落としがあり、×。

最後冷静になれなかったのが痛かった。

拍手[0回]

KKK 2022/11/5

土曜日に自宅で行います。
来られる方はご一報ください。

ネット将棋って、先手で指したいときは後手になって、後手で指したいときは先手になる気がします。

拍手[0回]

kick back

日曜日はあわら市民将棋大会でした。

予選①△K川くん
私の三間飛車。序盤相手が手損してエルモ囲いに組み替えている間に、がちがちに穴熊に囲う大人げない(?)作戦。戦いになって大駒を捌いたところでは、やや良しかと思っていました。ただ手拍子で飛車を逃げた場所が良くなく、1手パスに。ここから流れがおかしくなったか、垂れ歩と端に手が付いて苦しくなります。上手く粘ることもできず、端を破られて圧敗になり×。?

予選②▲T山四段
私の三間飛車に玉頭位取りでしたが、石田流本組に組み替えれる形。飛車をぶつけて、すんなり優位に立ちます。ただその後の指し回しが良くなく、危険な受け方を選び、急所の香車を取り除く普通の手を逃し、飛車まで取られて形勢逆転。最後には王手で金を打たれる手をうっかりし、角をタダ取りされて×。??

予選③▲N藤五段
相手の早石田。早々に筋違い角を打たれましたが、これを召し取ってやや指せそうな将棋に。その後強く攻めを呼び込んだものの、△8二飛車と引いた手が悪手で▲7四歩と垂らされ手が止まります。失敗を自認して長考後の着手となりましたが、「えー、そりゃあかんやろー」と▲7三歩成と成られる…(△同桂だと▲7四歩。初級手筋をうっかり)。ボロ負けになり、最後は1手詰に気付かず(一体どゆこと!?)×。???

ハッ、夢オチか!(違

拍手[0回]