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男子はいつまでも中2病、がコンセプトの将棋ブログ。

先に終えてプレッシャーをかける

(かけれてない)

王将戦中間対局vs▲T田五段
三間飛車に対し穴熊模様。My研究…というほどオリジナリティがある順では無いですが、想定通りに進みました。小競り合いがあってから穴熊に潜り、中央から戦いに。銀挟みを誘い中央から殺到を狙われますが、遠さを活かして攻め合います。自玉も怖くなったものの、一手勝ちを決めて○。

これで私は王将戦の対局が終了(1敗)。後は最終戦の他の方の結果を待つのみとなりました。どっかの誰かがすげー負ければいいと思う(闇

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KKK 2023/8/26

土曜日に行います。
来られる方は前日までにご一報ください。


王将戦中間対局vs▲S戸川五段
三間飛車に対して銀冠穴熊。彼の地下鉄飛車の作戦に、思い付きで仕掛けていく。銀を見捨てて飛車を成りましたが、如何にも無理筋感(面白そうという誘惑に勝てなかった)。もちろん期待の手はあったものの、技を使われて上手く受けられてしまいました。やけくそで角を切って玉砕覚悟。しかし自玉が穴熊で、攻めに専念できるのが幸いしたかもしれません。時間切迫もあって辛うじて繋がり、○。

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私がやられても第2第3の

日曜日は野々市将棋大会に参加してきました。K内パウロ氏が「決勝で会おう」的なフラグを立てていましたが、やめたまえw

予選△K向さん
戦型は三間飛車。序盤10手くらいで研究手順を間違え3分固まるw ただ結局は力戦形になり、戦いが始まって▲4六角と好所に据えます。大分優勢なのかと思っていたのですが、考えてみると容易ではなく、飛車を切ってリスクを取ることに。自玉も2枚飛車で攻め立てられたものの、なんとか受け流しに成功。寄せに回って○。

トナメ一回戦はシード。

二回戦▲2438六段
Enjoy勢宣言していた彼。ホント?
戦型は横歩取り。珍しい形に誘導し、序盤はお互い手探りの状態でした。ただこちらの攻めが少しずつ刺さり始めて、飛車を取れたことで優勢に。その後踏み込んだことで飛車を取り返され、差が詰まっていたかもしれませんが、終盤も勝ちきれそうな局面になりました。第1感では受けに回ろうと思ったところ、紙一重でかわしに行く手を選択。これが裏目に出ました。自玉に寄せが生じ、×。

最近は勝てそうな局面を作れてすらいなかったので、前向きに良しとしましょう。第2第3の私が倒しに行くぜ!

負けた後は、フラグを回収したパウロ氏に加え、S木くんと練習対局。小4なの!?

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言ったもん勝ちみたいなところはある

今週末のKKKはお休みとさせていただきます。

NHKの将棋を見ていて、マイナー戦法特集みたいな感じで、戦法紹介がされていました。戦法の手順の切り取り方にも物申したいものの、とりあえず「猪突銀」ってなんだよ。どこから拾ってきたのかわかりませんが、間違いと言ってしまってよいと思います。
あの形は一般的に「鎖鎌銀」と言って、昔から多くの著書でそう書かれています。ちなみに部分的に同じ形で「UFO銀」という呼ばれ方もありますが、これは相掛かり棒銀が流行ったときに生まれた名称で、途中の手順が違います。まぁ、誰かが言ったのが浸透するかしないかの違いといえば、それはそうなんですけどね。
本当は監修の(この場合は講座をしている)プロ棋士が訂正しなければいけないのでしょうけど、将棋のプロは将棋が強い人であって、将棋について詳しい人ではないということは知っておかなければいけません。(もちろん統計的には正の相関関係はあるでしょう。しかしあの人は相当ひどい。
以前「トマホーク」のことは書いたことがあると思いますが、将棋の戦法とかの名前って結構テキトーです。「ミレニアム」「トーチカ」の混同とか、最近だと「村田システム」とか。一応、(猪突銀はともかく)否定しているわけではありません。
私は盤外のこともそれなりに喋れる方だと思っているので、興味がある方とはこういう話もしてみたいですね。

王将戦中間対局
vs▲S長三段
小学生では頭一つ抜けた存在の彼。シードに残れば「2438名人越えだよ!」と教えてあげましたw
将棋は彼の三間飛車穴熊。私は銀冠を選択します。攻めてきたときに飛車を切って強く反撃しましたが、S長くんはうっかりしたらしいです。「天使の跳躍」が実現して優勢になりました。着実に押し切って、○。

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KKK 2023/8/12

お盆ですが土曜日に行います。
来られる方は前日までにご一報ください。


県王将戦中間対局
vs△S水娘さん
戦型は相振り飛車。こちらが矢倉、相手が金無双を選択します。石田流に組んで攻めてこられましたが、矢倉の手厚い形で迎え撃ちます。飛車を取ったものの自陣に噛みつかれ、攻め合いに。1手差を見切り、桂捨てから一気の寄せに入ります。○。

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表彰式だけ行きます

県王将戦の2次戦がありました。実は3次戦が行けなくなってしまったので、なるだけ対局の消化をお願いしました。

①△N西六段
先手で矢倉左美濃急戦に。仕掛けたところでは既にこちらが指しやすいとも言われる形ですが、さすがに飛車まで切って攻めていったのはやりすぎだったかも。自玉は堅いながらギリギリの攻めで、常に切れ筋と隣合わせ。ただ本譜は上手く繋がり、小駒で寄せに入ります。最後は自玉へのラッシュを読み切って、○。

②▲O江三段
相手の矢倉に対して△6三銀型の流行形。ただトレンドとはちょっと違った形で、お互い強気な指し手で決戦に。また飛車を切ってしまいましたが、やっぱり無理気味だったかもしれません。本譜は攻め合いにこられたものの、左右挟撃の寄せでこちらの攻めが早そう。○。

③▲G味二段
相掛かり。ただ序盤の振り替わりで(私だけ飛車先を切った)角換わりのような形に。早繰り銀で攻めてきましたが、自陣角で飛車のコビンを狙って応対します。自玉周りが寒くなって怖い形にはなったものの、相手玉との兼ね合いで上手く乗り切り○。

④▲F永二段
先手ゴキゲン中飛車に対し、後手超速。相手の角を5九に引かせてから△5四歩と突きあげ、好調な指し手が続きます。この将棋は上手くいったと思います。最後も一気の詰みで○。

⑤▲F田さん
F田さんの嬉野流。棒銀を採用しましたが、相手に上手く右玉に組み替えられました(対局中は失敗した気がしていましたが、これぐらいはしょうがない?)。手厚く盛り上がってこられる手に対し網を破れるかどうかでしたが、歩の手筋で手を作ります。大駒を切って寄せ切り、○。

⑥△M越Jr.五段
横歩取り。序盤から見たことの無い力戦形。ゆっくり指すのも有力でしたが、危険は承知で決戦に討って出ます。しかしその後のこちらの攻め方が良くなかったらしく、際どい攻め合いに(負けだったっぽい)。結局延々と受けに回り、なんとか凌ぐことに成功しました。○。

⑦▲N澤六段
角換わりで全然知らない形に。2438名人の研究に乗り、指しづらさを感じていました。挽回を試みますが気付けば敗勢。最後の突撃もきっちり竜を仕留められ(激辛…)、×。

残っているのは、T田五段、S戸川五段、S水娘さん、S長くんとなっており、ご足労ですが中間対局をお願いします。

今日は全体的に荒かった気がします。3次戦で拍手するだけの人にならないよう、修正してしっかりリーグ戦を終えたいと思います。

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相振りは門外漢になってしまった自覚はある

今週末のKKKはお休みとさせていただきます。


相振り飛車は女流プロの間で多く指されていますが、あまり進化していないような気がしています。実際は私が解っていないだけで、細かい工夫はあるのかもしれません。ただ男性プロとは指している将棋が違っており、棋界全体の認識が深まっているとはいえないと思います。(一手を争う将棋を指さなければ、一手の価値を論じるような理屈付けはできないのではないかと思うのは、おこがましいのでしょうね。)

私は平たい陣形の相振りを指してきましたが、最近は軽い攻めに対して相手の目が慣れたのか、なかなか上手くいかない状況です。そこで矢倉系の将棋を試すようになり(男性プロでも得意にしている人がいる認識)、矢倉系特有の面白さを感じています。相居飛車の先手矢倉の旗色が悪い中、だったら相振りでやればいいじゃん!というのもアリかもしれません。

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KKK 2023/7/29

土曜日に行います。
来られる方は前日までにご一報ください。


- KTF 四間飛車vs右銀急戦 No.6 -

右銀急戦最終回。
今回は△7二銀型に対して右銀急戦がどうなるかを、振り飛車目線で考えます。

初手からの指し手
▲2六歩    △3四歩    ▲7六歩    △4四歩    ▲4八銀    △9四歩
▲9六歩    △4二飛    ▲5六歩    △6二玉    ▲6八玉    △7二銀
▲7八玉



後手としては上図で、△7一玉を保留するかどうかという選択肢があります。△7一玉保留は居飛車穴熊に対し、△6二玉型で指す作戦を含みにしています。
まずは美濃に普通に囲う手を考えてみます。

上図からの指し手(1)
△7一玉    ▲5八金右  △5二金左  ▲2五歩    △3三角    ▲5七銀
△3二銀    ▲3六歩    △8二玉



特に難しいところはありません。振り飛車としては淡々と美濃囲いに組んでも可能な穴熊対策は必須ですが、今回は割愛します。

上図からの指し手①
▲1六歩    △6四歩    ▲3七桂    △5四歩    ▲2六飛    △4三銀
▲4六銀    △4五歩



後手陣は急戦に強い形なので、まず▲1六歩と攻めの準備をする手を考えます。▲3七桂~▲2六飛はいつぞや本ブログで書いた攻めの形(”ノーマル振り飛車”カテゴリから探してね!)だったと思いますが、これで▲3五歩~▲4六銀の攻めの準備ができました。
しかし後手は△4三銀と備え、▲4六銀に△4五歩といきなり開戦します。

上図からの指し手
▲同 桂    △8八角成  ▲同 銀    △4四銀    ▲2四歩    △4五銀
▲2三歩成  △5六銀    ▲3二と    △4六飛    ▲同 歩    △5七桂



後手は2筋を破らせている間に、桂を取ります。そして△5六銀(△4六銀でなく)と出るのが好手で、飛車を切って△5七桂と絡むのが一連の手順。
△4四角の筋が残っており、ガンガン攻めて後手優勢。

指し手②
▲6八金上  △6四歩    ▲1六歩    △5四歩    ▲3七桂    △6三金
▲4六銀    △4三銀    ▲2六飛



よって△5七桂を打たせないために、先手は一度▲6八金上が必要になります。その場合は上図までの手順が自然(まぁ手順前後してもそんなに変わりはない)。
▲1六歩に△1四歩と受けるのは、これから解説する手順と比較して△6三金と△1四歩が代わる将棋となります。例えば△1四歩▲3七桂△5四歩▲4六銀△4三銀▲2六飛△3二飛に、▲5五歩と手を付けやすくなります。これはこれで1局。
▲3七桂に△4三銀は▲4五桂のポンポン桂が気になる。よって▲4六銀か▲2六飛を待って△4三銀と上がります。

上図からの指し手②-1
△3二飛    ▲3五歩    △5一角    ▲2四歩    △同 歩    ▲3四歩
△同 飛    ▲3六歩    △3二飛    ▲3五銀    △5五歩    ▲4六歩



△3二飛は3筋の備えとして自然ですが、▲3五歩と仕掛けるのは流れからこの一手。△5一角に▲3六飛なら△6二角▲3四歩△同銀としておき、先手から攻めづらい状態となります。△7四歩が突ければ後手不満無し。
しかし▲3四歩~▲3六歩という好手順があります。△5五歩という手筋で戦線拡大を図りますが、▲4六歩と押し上げて先手指しやすい。

指し手②-2
△2二飛



よって△2二飛と構える方が勝ります。

上図からの指し手②-2-1
▲5五歩    △同 歩    ▲同 銀    △5四歩    ▲4六銀    △7四歩
▲3五歩    △同 歩    ▲同 銀    △3四歩    ▲4六銀    △3二飛



△5四歩では△5二飛も有力で、振り飛車党ならこちらを指したい方が多いでしょう。ただ△7四歩と突くのがとても大きい手なので、本譜はそれまで辛抱する方針です。
△7四歩を突いてから、△3二飛として細かく形を直していきます。

上図からの指し手
▲3五歩    △同 歩    ▲同 銀    △4五歩    ▲3三角成  △同 飛
▲3六歩    △5五角    ▲4五桂    △3一飛    ▲2四歩    △3七角成



△3二飛に対し、▲5七銀などでじっくり指すのは1局。
先ほど△3二飛に▲3五歩で上手くいったので、今度も▲3五歩と指してみたいのですが、△5五角と打ち返す隙が生じていました。
上図はいい勝負ですが、高美濃の堅さは活きる展開です。

指し手②-2-2
▲3五歩    △同 歩    ▲同 銀    △3四歩    ▲4六銀    △5一角
▲3五歩    △6二角    ▲3四歩    △同 銀    ▲3六飛    △3二飛



この順は先ほど本文中で「先手から攻めづらい」とした局面と一緒。上図以下、▲3五歩△4三銀▲5五歩△同歩▲同銀△5四歩▲4六銀△7四歩とし、やはり高美濃完成が間に合います。以下▲2四歩△同歩▲2二歩と攻めてきたとしても、△同飛▲3四歩△3二歩▲3五銀に△2五歩と伸ばせば後手有利。

指し手②-2-3
▲3五歩    △同 歩    ▲同 銀    △3四歩    ▲4六銀    △5一角
▲5五歩    △5二飛    ▲5四歩    △同 金


△5一角に▲5五歩には、△5二飛と援軍を送ります。▲5四歩に△同金と取って、金を前線に出して戦います。これで居飛車が悪いわけではないですが、後手としてはこの戦いは望むところでしょう。

指し手(2)
△3二銀    ▲5八金右  △5二金左  ▲5七銀    △4三銀    ▲7七角
△6四歩    ▲2五歩    △3三角    ▲3六歩    △7一玉    ▲4六銀
△8二玉



最初に述べた△7一玉を保留する場合は、急戦でそれを咎められるかどうかが焦点です。ただ、後手は△4三銀の形を決めたぐらいの違いしかありません。結局右銀急戦に対しては△8二玉が間に合い、上図は△7二玉型で触れたものより手が広い局面です。

右銀急戦に対して振り飛車が良くなることはなかなか無いですが、△7二銀型の場合、先手も明確なアドバンテージを得ることは難しいと考えます。よって△7二銀型では穴熊を選択する比重が高くなるといえます。

本連載はかなり本格的な内容となりました。
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KKK 2023/7/23

日曜日に行います。
来られる方は前日までにご一報ください。


意外と料理とかする系男子の私(得意とは言ってない)、新しいレシピにいつもテキトーに挑戦。まぁ自分が食うんやからええやろぐらいのノリですが、大体1回目は失敗します。
将棋も同じで、とりあえずチャレンジしてみる。詳細な手順はその後で詰めていけばいいでしょう。

この前初めて作った八宝菜は、結構上手くできました。具8種も入ってないけど。

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