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男子はいつまでも中2病、がコンセプトの将棋ブログ。

よく考えたら最近の曲とか知らんわ

お手軽に中2感を出す方法①:歌詞まるごと引用

車内で熱唱する系のこた(仮、今日は朝から車でGo。前日まで西別院だと勘違いしていましたが、福井新聞社で県アマ選手権が行われました。アマ名人戦の予選も兼ねている歴史ある大会です。
会場を訂正してくれた”上様”(福大の先輩)に久々の再会を果たします。(ちなみにB級で3位に入賞してました。)

私の登場はトーナメントから。
余談ですがトーナメントの割り振りをしていて、かなり公平性が高く、いろいろな人と当たるよう籤を引いてもらっているつもりです。去年似たようなトーナメント表が出来上がったこともあって(いろいろ言われた。本当はみんな気にしてないかもしれないけど)。まぁ、何が公平かということはあって、これはベストアンサーは難しいでしょう。全員が一斉に引くのも公平といえば公平ですし。前年大会の1位2位の山を分けるという話もありますが、強い人は分けるのが公平なのか、固まる可能性があるのが公平なのかは難しい。(そもそも去年私以外が割り振りをしたときに、間違って2位じゃなかった人を割り振ってたし…。)
要するに、プレイヤーである私自身が振り分けしていますが、ちゃんと公平に割り振っているよ、ということが言いたいわけです。
珍しくまたシードを引きましたが、余り籤ダヨ☆彡(いや、本当に)

二回戦▲M越Jr.五段
戦型は相掛かり。ありそうで類型が無いような将棋に。全体的に私の方がバランスが取りにくく、大変な将棋にしてしまったと思っていました。細かい点では損をした手もあったかもしれませんが、なんとか難所を乗り越え、飛車角交換から飛車を打ち込んだところでは指せていたか。粘られる手を気にしていたものの、本譜は一気の寄せに入って○。

準決勝△T田五段
対三間飛車に持久戦模様。序盤細かい葛藤があって実は予定が狂っていたものの、相穴熊から仕掛けたところはこちらが指せる道理だと考えていました。しかし銀交換して調子が良さそうと思ったのも束の間、銀を自陣に打たれるとけっこう大変に見えてきます。気を引き締め攻めを繋ぐことに専念。自分の穴熊も崩されますが、確実に相手の穴熊を攻略し○。

決勝戦△N澤六段
なぜか2438戦はむっちゃ先手を引く。今回はローテで角換わりにし、相手の早繰り銀。以前も指されたことがあり(一方的に虐殺されたので)、事前にある程度細部は詰めていました。金矢倉にがっちり固めてきたのに対し、私から仕掛けて非常に難解な将棋に。相手も反撃してきたところで、長考して強襲に討って出ます。この判断は悪くなかったようで(ただし▲6八金打では▲8八玉が良かったか。詰めろが行かないと思っていましたが、実際は詰めろを掛ける順があった。)、一気呵成に進んで2択。ここでまだ時間があったので、読みを深めるべきでした。選んだ本譜、角道を止めるべく歩を打ったものの、△同角成と取られて取り返せない!(自玉が詰むのをうっかり)落とし穴にはまって×。

うーん、けっこう頑張っていると思うんですが、勝てん。。。去年より内容は上向いていると感じているんですが。。。
2438くんが充実しているのは確か。自分は自分でベストを尽くすしかない。

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「藤井くんの師匠には会ったことあるんですよ」

今週末のKKKはお休みとさせていただきます。

藤井七冠に!最近職場の女性の方がけっこう熱心に将棋中継を見ていることを知り、本当にすごい人はその分野に全く詳しくない人でも引き付ける力があります。
後ろの席のおっちゃんに「七冠取ったら藤井くんからメール来るんやろ?」とか言われましたが、そんなわけないw

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相手の指したい手を指させない

今週末のKKKはお休みさせていただきます。

相手の指したい手を指させて叩き潰すのはカッコイイのですが、実際は察知されて防がれた方が嫌なもの。
指したい定跡があった某君から、「こういう手を指されて…」と相談が。目新しい手でうんうん対策を考えたのですが、いよいよ上手くいかず、結局その手は優秀だということに。
彼にとっては残念な結論かもしれませんが、そういう気付きは大切にしたい。相手にこの定跡指されたら拝借しよう

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KKK 2023/5/21

日曜日に行います。
来られる方はご一報ください。

角換わりはソフト同士だと先手がほぼ勝つらしいです。ただ後手の選ぶバリエーションはまた増えており、追いきれない感はある。

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KKK 2023/5/14

日曜日に行います。
来られる方はご一報ください。


- KTF 1手損角換わりvs早繰り銀▲7八玉型 No.5 -

早繰り銀に対し△5四銀~△4三銀として対抗する形で、これまでは△3二金型を解説してきました。今回は△3二玉型を考えていきます。


おさらいですが、▲3五歩と突っかけて△4三銀と引いて受けられたとき、▲3四歩と取り込んだ後▲3六歩と打ち直して歩をバックし、▲3五銀とぶつけて銀の捌きを狙います。
以前は▲3五歩と打ち▲3七銀~▲3六銀と立て直していましたが、全く見なくなりました。

上図からの指し手
▲3五銀    △同 銀    ▲同 歩    △4二金上  ▲5五歩    △7四歩



△4二金上として、前回までと比較し玉と金が入れ替わった形となりました。▲5五歩には平然と△7四歩とできるのが違い。

上図からの指し手①
▲5四歩    △4三銀    ▲5三歩成  △同金直    ▲3四銀    △同銀直
▲同 歩    △7五歩    ▲同 歩    △7六歩    ▲6六銀    △8六歩
▲同 歩    △8八歩



▲5四歩には△4三銀と打ちます。△3二金型と違って玉が5筋から遠いのが大きい。
△7五歩から反撃開始。△5五角の筋があり、先手は指し手が制限されています。
上図まで進み、先手陣が乱されすぎていて苦しい局面。▲同玉なら△6五歩▲5五銀に△3四銀と払っておくような感じです。

指し手②
▲2六飛    △9四歩    ▲9六歩



というわけで▲5四歩と仕掛けるのは無理筋。先手は▲2六飛と浮いておきます。

上図からの指し手②-1
△7三桂    ▲5八金上  △3八歩    ▲5六角    △1四歩    ▲3四歩
△2二銀    ▲3五銀



△7三桂には▲5八金上と固めておきます。その瞬間△3八歩がこの将棋の手筋ですが、▲5六角と打ち据えて敵玉攻略を狙っていきます。もし△3九歩成なら▲2三角成が必殺の一着で、△同玉▲2四歩△同銀▲3四銀△1四玉▲1六歩で先手勝ち。
△1四歩としておけば上の手順で、▲3四銀に△1三玉で問題なし。
▲3四歩~▲3五銀で着々と力を溜めます。

上図からの指し手
△6五銀    ▲2四歩    △同 歩    ▲同 銀    △2三歩    ▲3三歩成
△同 金    ▲同銀成    △同 桂    ▲3四角



△6五銀と打てば角が死んでいそうですが、2筋を攻めれば後手も対応するしかありません。そうなると上図まで進み、角を脱出する形になりました。といっても、結局角は切ることになりそうですが。
上図は意外といい勝負。しかし先手を持って楽しく指せると思います。

指し手②-2
△1四歩    ▲1六歩    △7三桂

△7三桂の前に1筋の交換を入れておくと、▲5六角を恐れる必要が無くなります。

指し手②-2-1
▲5九金    △3八歩    ▲4九金    △3九歩成  ▲同 金    △6五桂



▲5九金は△3八歩をケアした手ですが、やっぱり△3八歩が利きます。ただここは後手にとって手が広いところではあります。
△6五桂は△3八歩の継続手。自然な攻め手です。ただしここでは△8四角という攻め方もあるようで、意外と受けにくい。

上図からの指し手
▲7三角    △8一飛    ▲7二銀    △7七桂成  ▲同 桂    △8九銀



△6五桂に▲8八銀は△5七角で後手優勢。また▲6六銀も△8六歩▲同歩△5九角▲2八飛△6八角成▲同飛△5七銀で後手優勢になります。
よって▲7三角と攻め駒を責めますが、上図の△8九銀が凄まじい一着。
a)▲同玉は△5九角▲2八飛△8六歩▲8一銀不成△8七歩成▲8八銀△8六銀で後手優勢。
b)▲6九玉は△3一飛としておけば後手指せそうです。そこで▲7九玉が利けば良いのですが、△7八銀打▲同金△同銀成▲同玉△5七角で後手良し。

指し手②-2-2
▲5八金上  △3八歩    ▲1五歩



どうせ△3八歩が受からないなら▲5八金上が勝ります。今度は1筋交換を入れたことで、▲1五歩から攻めていくことになります。

上図からの指し手②-2-2-1
△同 歩    ▲同 香    △同 香    ▲1三歩    △2二玉    ▲1四銀
△1一歩    ▲5六角    △4五銀    ▲7四角



先手は香を捨て、▲1三歩と垂らします。△1一歩なら▲1四角と狭いところに打つのが好手で、受けることが難しい。
△2二玉と危険地帯におびき寄せ、今度は▲1四銀と打ちます。加えて▲5六角と打てば、△4五銀と打つぐらい。上図は先手良し。

指し手②-2-2-2
△同 歩    ▲同 香    △1四歩    ▲同 香    △同 香    ▲1三歩
△2二玉    ▲2四銀    △3二銀    ▲5六角



△1四歩と一度打って1四の地点を埋める手が考えられます。しかし歩切れになるので、▲1三歩にはやはり△2二玉と寄るしかない。そこで▲2四銀!の歩頭銀を放ちます。
上図まで進み、攻めが続いて先手指せます。

指し手②-2-2-3
△3九歩成  ▲1四歩    △2九と    ▲同 飛    △3八銀    ▲2八飛
△4九銀不成▲1三歩成  △同 桂    ▲2四歩    △同 銀    ▲1三香成
△同 香    ▲3六桂



△3九歩成が最善か。△2九と、には▲1三歩成も有力で、▲2九同飛には△3七角や△6五桂打も考えられます。本譜は一例と思ってください。
▲2四歩に△同歩は▲3四銀で先手やや良し。しかし△同銀も上図まで進展し、先手が指せます。△3五銀なら▲3四銀と打って、攻めを完全に受け止められることはありません。

△5四銀~△4三銀として対抗する形は、研究では先手が指せそうということで一応結論付けたいと思います。
次回からは、全く別の後手の対策を見ていきましょう。

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KKK 2023/5/7

研究会復活します。
日曜日に行いたいと思いますので、来られたい方はご一報ください。


- KTF 四間飛車vs右銀急戦 No.4 -



前回の変化は、上図から▲4六銀とした将棋でした。この四間飛車vs右銀急戦の変化はトップ棋士の実戦もあることから、最善に近い応酬であることがうかがえます。そしてほぼ互角の形勢であり、どちらも力が出せる将棋です。
しかし先手には、まだ別の仕掛け方が残っています。

上図からの指し手
▲3五歩    △同 歩    ▲4六銀



3筋を突き捨てて銀を出る仕掛け。右銀急戦ではかなり珍しい感じを受けます。
後手も今までと同じ受け方は利きません。

上図からの指し手①
△3六歩    ▲3五銀    △3七歩成  ▲同 桂    △3六歩    ▲3四歩
△1五角    ▲4五桂    △3七歩成  ▲2九飛    △3八と    ▲2七飛
△4五歩    ▲1一角成  △3七と    ▲2九飛    △3八と



△3六歩と逃げるのは部分的な手筋で、まずはこの手を考えます。対してすぐに▲3五銀という手は、相手の狙い筋に嵌るようで、以前は指しにくい手でした。しかしながら最近はソフトの力を借りて、すぐの▲3五銀が可能かどうかが精査されました。
結論は千日手。手順前後はあり得るものの、最終的には上図まで進みそうか。

指し手②
△3六歩    ▲2六飛    △3二飛    ▲3六飛    △4五歩    ▲3三角成  △同 飛
▲3五銀    △3四歩    ▲2六銀    △2八角    ▲2二角    △1九角成
▲1一角成  △2九馬    ▲2一馬    △1八馬



△3六歩に▲2六飛は一番普通の指し手。
△3二飛には▲3五銀と出てみたいですが、△4五歩▲3三角成△同飛▲6八角△6二角で先手がやや不満。以下▲3六飛△3四歩▲2六銀に△1四歩とじっと突いておき、▲7七角にも△4四銀でひと潰しとはいきません。
お互い敵陣に角を打ち合い、桂香を取り合うことになります。上図はいい勝負ですが、これも千日手になりそうな予感もします。

指し手③
△3六歩    ▲5五歩    △3二飛    ▲5四歩    △1五角    ▲2四歩
△同 角    ▲2六飛    △8二玉    ▲2二歩    △3七歩成  ▲同 銀
△3三桂    ▲4六歩    △3八歩



△3六歩に▲5五歩と突くのも有力。
▲5四歩に△4五歩と捌きを狙うのは、▲5五銀△3七歩成▲同桂△1五角に▲3八歩と受けておき、▲4五桂が残って先手優勢。
また▲2四歩に△3七歩成と踏み込むのは、▲2三歩成△3六飛に▲2五飛が角に当たるので先手が指せそうな気がします。
△8二玉の局面は手が広いのですが、▲2二歩と攻めを継続すると上図までの進展が考えられます。上図から▲6六角△5四銀のような感じで、ほぼ互角の将棋といえます。

指し手④
△3四銀    ▲3八飛    △4三金    ▲3五銀    △同 銀    ▲同 飛
△3四歩    ▲3六飛    △8二玉    ▲8八玉    △7二銀    ▲7八銀


▲3五歩~▲4六銀に△3四銀と直接受ける手も見えます。しかし▲3八飛から銀交換し、自陣整備に移行します。後手は△4三金型が不満で、先手は玉が堅く歩も手持ちにし軽い形。先手十分。

結論として、▲3五歩~▲4六銀には△3六歩としどちらも指せる将棋です。▲5五歩と突く将棋は実戦でやってみる価値があると私は思いますが、先手が良い感じでも無いので、プロで▲3五歩~▲4六銀とする実戦は出てきていません。(もしかしたら前例0では無いかもしれませんが。)

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残機99+

GW初日の今日、県竜王戦がありました。
私は12連勤明けでちょっと準備不足。朝から作戦のおさらいをするドタバタぶりながら、一応考えをまとめて出立。といってもトーナメントからのシード権を有しているので、しばらくは運営&観戦でした。

トナメ一回戦はシード。
トナメ二回戦△S藤五段
S藤くん、トナメ一回戦で「自分の時間の切れた局面で相手玉を詰まし切っていたときは勝ちとする」という福井ルールの初適用で勝ちをもぎとる。(5手詰めルールを廃止したときの取り決めですが、決めといて良かったw)
戦型は対三間飛車に銀冠。相手の地下鉄作戦に▲6六歩と突く作戦を用意していたのですが、直前に△6五歩と早めの位取り。プランが無く穴熊に潜ったものの、地下鉄を開通されてしまいます。延々と殴られるので指したくないと思っていた形ながら、玉頭側でねじり合って形勢は難解。時間が互いに無くなりつつある中、こちらも決死の反撃で飛車を手に入れます。最後の最後、角のタダ捨てがようやく視界が開けた決め手(?)。そこで残り数十秒となっていたS藤くんが投了し、○。
しかし先ほどソフトにかけたところ、タダ捨ての角を取らずに(!)受けに回られたらこっちが不利の評価。ええええぇ、マジかよ…。ただ好局でした。

準決勝△N澤六段
最強の男。最近私ばかり先手を引いているものの、それで連敗しているのは悲しい。
今回も先手になり、矢倉を選択。相矢倉から流れで脇システムになり、本命では無いが出るかもと思っていた戦型でした。しかし進めてみると、やろうとしていた手順が思い出せない!(自らの記憶力の低下に愕然)結局自力で別の手順を構築することになり、時間を使ったのは打ち切り制ではかなり痛い。しかし結果的には形勢互角の定跡手順を選べていたようです。ただ相手だけ定跡を知っている状態はつらすぎで、徐々に不利に陥る中で勝負手を放つことに。自玉が完全包囲されたものの、ギリギリの見切りで耐え忍びます。そして最後の長考、相手玉に迫ることを選びますが、寄せは無く敗着となりました。熱戦でしたが、×。
指し切れませんでしたが、竜を引き付けて粘りにいったら形勢不明でした。

調子は悪くないと感触があるので、次もいい内容で指したいと思います。ちゃんと将棋に向き合っていれば、またチャンスはやってくるさ。

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虚心坦懐

支部名人戦西地区大会に出場してきました。
会場はお馴染みとなっている神戸ハーバーランド。久しぶりに指導対局を受けたいと思い、前日(金曜日)早めに入ったのですが、既に待っている人で一杯でした。団体で出場するM川さんとK川くんが挑戦していました。

前夜祭が無くなってから対戦相手は当日まで分からず、パンフレットを見てもそれほど知っている人は多くありません。私にとっては、この方が余計なことが頭に浮かばず良いような気もします。
ちなみに今回は別ホテルが割り当てられました。以前と変わって個人戦は感染対策で1人1部屋となっています。会場から近く、いいホテルでした。

当日予選リーグ表を確認。強豪はそれなりにバラけた感じか。

予選①▲H生さん(愛媛)
大学生くらいの方で、初めてお目にかかったと思います。元奨らしい(富山代表のA木くん情報)が、対局時は知りませんでした。
戦型は相手の石田流で、私は左美濃に。積極的に仕掛けていったものの、直後に間違えて中盤は不利な分かれ。ただ相手にも疑問手が出てねじり合いに突入します。と金の活用に対処しつつ、玉頭からプレッシャーをかけてキャンセル待ち。飛車を犠牲に玉頭の攻めを緩和されようとしましたが、と金を抜きつつ竜を自陣に成り帰って第2ラウンドに。その後、再び竜を敵陣に入ることに成功し、優勢になりました。腕力でものにして、○。

予選②▲N生さん(大阪)
この人もおそらく元奨の方ですが、5年以上前に一度指したことがあります。(昔過ぎて内容とかどこでとか、全然覚えていませんが)
戦型は私の角交換四間飛車。向かい飛車に降り直した後、ストックしていた珍しい構えを取ります。その後、相手の穴熊への組み替えを見て異次元筋違い角(言葉で説明が難しいが、筋としては知っていた手。ただこの局面で成立するかは分からず、異筋なので慎重にはなった。N生さんは思いもよらなかったらしい)で打開し、穴熊の暴力を受けないようじっくり指していきます。相手もあまり乱暴なことはできず、結果的にはじわじわ差が開くことになりました。出来すぎの内容で完封し、○。

まずは予選通過を決めました。
福井勢はというと、団体は1勝2敗で残念ながら予選敗退。M口さん(シニア名人戦)は連勝で予選通過しましたが、その後トーナメントで惜しくも敗れました。
また北陸からは、A木くんが予選通過(私より早く弁当を食べていた。まぁ彼は強いので順当)、その後やはりトナメで敗退。石川代表のF原くんは最近活躍しているのでちょっと注目していましたが、予選落ちだったみたいです。

くじを引き、シードGET。よっしゃああああ(私はくじ運が悪いのです。支部名人戦はシードの人の方が多いのだが、統計で3倍逆シードを引いているw)

トナメ△K本さん(和歌山)
名の知れた学生強豪。
戦型は相手の四間飛車で、相穴熊に。相手の陣形作りが微妙で、あっさり作戦勝ち気味。攻め形の整備と迷いながら一気に攻める手を選んだものの、柔らかい手を指されて途端に自信が無くなりました(まぁチャンスと見たら行く棋風なので…)。しかし実はそれほど悪くなく、感想戦で細いとされた局面もこちらが指せていたようです。その後、穴熊から玉を引きずり出して攻め続けていれば優勢でしたが、受けに回ったのが悪手。こちらから攻める手が無くなり、と金攻めが間に合ってしまいました。×。

トナメでは「攻める気持ちで指そう」と思っていたのが却って良くなかったかもしれない、と対局直後は考えていました。(結果的には攻めたことや、私の形勢判断と読みはそんなに悪くなかったのだが。)
でもこういうメンタルコントロールは大切な部分だと思っています。元奨や有名人だからって勝てないとは、少なくとも対局中には思わない方が良いでしょう。凄く難しいことですけどね。

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