2026/8/2 福井県王将戦A級リーグ2次戦
必勝だったので痛い1敗ですが、優勝の目は残る展開。
今回から3次戦で同率の場合は決定戦が行われます。
逆に拾ったD肥戦から取材。
私が先手、後手のD肥くんは三間党の高校生で、穴熊を得意としています。
上図は相穴熊で▲6六歩としたところ。
△6四銀を警戒し▲5八金と上がったため、陣形を整えるため突いたのですが、ここまでの序盤は工夫の余地があったと思います。
D肥くんは△6四歩と突き、まずまずと考えていたのではないでしょうか。
この後、仕掛けを失敗して中盤はずっと苦しい展開に。
そのまま終盤戦へ。
▲8五桂と端を狙って跳ね出し、勝負形にはなったものの、△9六歩が激痛。
▲同香に裏をつく△9七歩が厳しい一手です。
以下▲同銀△7九飛成▲同金△8七銀で、受け駒が悪く困りました。
上図は必死の抵抗ですが、後手は最後の時間を使って△7八金と打ちました。
負けたか…
詰めろではないので、一縷の望みをかけて▲9三歩成から殺到します。
▲9二歩と叩いて最後の勝負所。
ここで△8一玉なら後手勝ちでした。横に利く駒を持たれているときは危ないのですが、今回は5五馬が9一まで利いており、詰めろが続きませんでした。
本譜は時間に追われたこともあって△同玉。
これも難解なものの、▲9三香成~▲9四歩で際どく勝ち筋に。最後は詰めろで▲7八金と取る手が回り、逆転勝ち。
3次戦、ドラマはあるか。
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