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男子はいつまでも中2病、がコンセプトの将棋ブログ。

それが普通のことじゃないか

だけどいつだって特別を求めてる。

昨日は朝日アマ北陸大会が、富山将棋道場で行われました。この大会は各県の大会を勝ち抜いた、代表選手8名で争われます。(今年は富山主催なので、富山代表が4人。) とりあえず富山まで連れていってくれたT田さん、出場できたのは貴方様のお蔭ですw
富山将棋道場には初めてお邪魔しました。段級の書かれた木の札が掛かっていて、いかにも道場って感じです。
始まる前に、仮レーティングを2000点にしてもらいました。たぶんアマ連のレーティングなんでしょう。(よくわかってないw) で、2000点って高いんですかね?

そんなこんなで大会スタート。予選は2勝通過方式。
一戦目は富山のK澤くん。なんと小学6年生!
戦型は彼の角交換四間飛車。局後に聞いたら得意戦法だと教えてくれました。私は矢倉に組んで、相手陣に不備ありと見て颯爽と仕掛けます。これが上手くいき、銀得。そのまま押し切ることができ、幸先よく○。

二戦目はN平さん。今年は3連敗中。
N平さんの三間飛車に対し、▲3七桂の急戦にいきます。作戦負けと見たのか相手から果敢に動かれましたが、無理筋で形勢はこちら良し。しかしこちらも中盤あっさり指しすぎて、難解な寄せ合いに。1手勝っていると思っていたものの、肝心の手順がわからなかった。Zの間に自玉がピッタリ寄って×。

予選通過を賭けた三戦目、相手は石川のS田くん。彼も中学生。たしか詰将棋選手権でキノを屠った子w 隣で見ていたN平さん戦の粘りが凄かったので、油断できないと感じていました。
戦型は角換わり。しかし序盤は私に一日の長があった。手損をものともせず仕掛けてきたのは若さですが、強く反撃して優勢に。と金で金をはがし、飛車を切り飛ばしていきます。読み切りで、そのまま即詰みに討ち取り○。

そして準決勝。相手は石川のT橋くんで、これまた中1。誰かが「こた(仮さんは中堅ですね」と言うわけだw 彼と指したのはだいぶ前なので、どれぐらい強くなっているか楽しみなところ。
私が四間飛車を採用。穴熊をされるかと思いきや、右銀急戦で速攻を仕掛けてきました。しかし一旦膠着状態になり、振り穴vs左美濃の対抗になります。そこから予想していない捌きをされ、難解な中盤戦に突入。私は自陣飛車を打って凌ぎます。飛車を取り切って優勢になりましたが、上手く指し回されて仕切り直しだと思っていました。しかし…王手馬をうっかりされて、急転直下で○。
最後は痛恨だったと思いますが、私から世辞を言う必要もなく、強者の手応えでした。

というわけでなんだかんだで決勝に。決勝戦は昨年と同一カード、W塚くん。
戦型は昨年と同じく、私が居飛車で対抗形に。しばらくは定跡手順を辿るかと思っていましたが、早々にお互いが力戦へと歩みを進めていきます。銀冠から厚みを築き、やや自分が指せそうな形になったと見ていました。これを生かして戦いを挑みましたが、そんなに事が上手く進むはずがないと考えるべきだった。読み抜けがあって、飛車を交換したものの明らかに悪い。気付いたときには修正不能でした。最後の突撃を試みたものの、どうにもならず×。大差になってしまった…orz

どこかで私は3番手だと言われていたようです。下馬評通り1、2番手に土俵を割ってしまった(どちらが1番手かは甲乙つけがたい)のですが、またチャンスをつかみたいと思います。
「N平さん、来年は勝ちますからねーーー!!!」(捨て台詞)

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Various travelers

将棋には色々な可能性があって、自分の好きな方向に進めるのに、前だけに囚われているのはつまらないんじゃないか?

昨日は小松で毎年恒例の北國王将杯将棋大会が行われました。

予選一回戦、N尾さんと対局。石川のムードメーカー的な存在(?)ですが、よく当たるような気がします。
N尾さんの作戦は英春流ソデ飛車。私は中座飛車で経験のある進行でしたが、途中で変化して未知の局面に。金を繰り出して攻めを受け止め、相手の攻め駒を撤退させることに成功します。端から反撃して寄せ切り○。

トーナメント一回戦はIさんと対局。以前当たったことがあるような憶えがあったのですが、よく思い出せない…
戦型は角換わりから先手のIさんが右玉に。私は普通に銀矢倉に組みかえます。打開を図った自陣角に対し、チャンスと思って仕掛けた手が微妙だったかも。中盤の分かれは悪手を指していたとお思いますが、自分の攻めがどこまで繋がるかという展開になりました。金の王手に対しての応接が疑問で、飛車を見捨てた寄せが成立します。辛勝で○。

二回戦、N平さんと。優勝候補筆頭との大一番。
戦型は雁木vs矢倉。支部戦と同じ戦型ですが、趣向を凝らしてソデ飛車から力戦に持ち込みます。相手の壁銀を咎めるため、飛車を見捨てて角を奪い攻めたてました。どうやらこちらが指せていたようですが、決めきれず勝負は振りだしに。押したり引いたりの熱戦になり、打ち切り(持ち時間)の非情な終幕が近づきます。惜しかったといえば惜しかったものの、×。

結局N平さんがこのまま勝ち進み、優勝を決めました。
私は牡丹と戯れながら最後まで観戦していたら、ご飯に誘っていただきました。Mくんの妹さんが可愛いとか、K内くんは英春流しかしないんだぜとか、そんななんでもない話の中で私はN平さんの言葉に不意を突かれます。
「こた(仮くんは悪い局面でも楽しそうに考えているよね」

いや、勝ちたいのは勝ちたいんですよ?
それだけが目的ではないだけだと思います。

あ、お寿司美味しかったです!(前回のコメ参照) ごちそうさまでした。

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The weakest conqueror

昨日は石川県支部連合会将棋団体戦がありました。去年は協賛の「ビエンナーレ」が冠された大会でしたが、これは隔年ごとだそうです。
私はS戸川先生お誘いのもと、K下先生と一緒に参加してきました。
「フルマーク狙おうぜ」(フラグ)

A級、B級とも8チームの参加。予選2勝通過2敗失格、以後トーナメントの方式になりました。時間は25分+30秒です。
予選一回戦は、富山のチームと対戦。私がS戸川先生の陰謀で大将に。その相手はいきなりN平さん!
戦型は相振り飛車。力戦形になり、こちらからムリヤリ仕掛けていきます。難しいかな、と思っていた変化に進みましたが、いざ煮詰まってみると私の金損に。N平さんの大局観と指し回しが正確でした。以下普通に押し切られて×。
チームはK下先生が長手数の熱戦でしたが、最後まで崩れずに押し切り勝ち。
S戸川先生はJK相手にエンジョイして勝ち。 彼女さーん!浮気ですよー!

二回戦、小松支部2438チームとの対戦。2438、A木の並びはおかしい。(真顔)
というわけで私の相手は2438くん。私の作戦は先手ゴキ中。後手は△5四歩型で位取りを拒否し、私は銀冠に組みかえます。地下鉄飛車で揺さぶりを狙ったものの、先に攻められ自信なし。大長考しましたが有効な順は発見できず、成り行きで進みます。その後少し2438くんに攻め急ぎがあったかもしれませんが、私が秒に追われて自爆し×。
S戸川先生は本局も快勝だったよう。
K下先生vsA木くんは相穴熊。最終盤、竜切りから桂捨てで穴熊をこじ開けたのが鋭手!光速流炸裂でK下先生勝ち。あれ、隣の人心強いなw

お昼、金沢に帰ってきたという牡丹(元福大)に絡む。K内くんに付くのか、裏切者ー!w

準決勝。相手は金沢大学チーム。
私はS口くんと対局。戦型は角換わりに。進行は後手S口くんの△7二金~△6一飛で王座戦に出た形になりましたが、その王座戦の展開はよくわからなかったので変化します。しかし△4四銀~△1三角がなるほどと感じた攻め。そこで考えたものの時既に遅し、苦しくなったように感じていました。その後も受けに回ったのがチャンスを逃した感で、どんどんマズい形勢になっていきます。ですが相手も秒読みで乱れ、最後は混戦に。自玉が詰めろが解除できればというところで、局後S戸川先生指摘の歩頭に打つ角が勝負手でした。これに気づかず受けに窮して×。
W先生が勝ってチームは勝利。

なんか知らんけど決勝戦。S戸川先生に「最後勝てば全部帳消しですよ」と去年誰かが言っていたような台詞を浴びせられ、泣いても笑っても最終戦。2438チームと再戦です。
…私だってわかっていたのです。最後勝てば官軍なのだと。だが、こた(仮はタダでは転ばない、どうせならカッコよく勝つ!
戦型は相掛り。その決意を秘めた私の最後の作戦は、ズバリ!

 入 玉

である!w 貴方は初手から入玉を狙ったことはありますか?
銀立ち矢倉から金を8六に押し出し、玉も8七に進出。そして5筋を絡め、囲いで相手飛車を圧迫します。そして、なんやかんやで突っ込む!作戦は的中し、局面は私が良し。しかし私は忘れていた、今日の自分がいつにも増して冴えていなかったことをw
飛車交換して捌いてしまった方が入玉しやすいかと思いましたが、当然飛車を打ちこまれて攻められます。私は読み筋とばかりに銀合い。そこで2438くんが「どっちがいいかな」とつぶやきました。私にはこの意味がわからなかった。25秒読まれたところで、合いで打った銀を取られた…。
優勢になってから結局少しずつ悪手を指し、最後は下段に落とされ×。

しかし…
K下先生が野生の高校竜王を再度下し勝ち。
S戸川先生も無傷の4連勝。

全敗で優勝という、ある意味伝説を達成しましたorz

「今日はオレの奢りじゃー!!!」

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指し継ぐレゾンデートル

熱に苛まれ
鼓動が高鳴り
身震いが止まらない
そんな勝負がしたい

福井一介の将棋指しの裏の顔(?)こと、こた(仮です。
今日は朝日アマ名人戦北陸ブロック大会がありました。今年は福井県開催ということで、福井代表4人+石川代表2人+富山代表2人で行われました。
2勝通過2敗失格の予選の後、ベスト4からのトーナメント。今回は予選は30分打ち切り、トーナメントは30分+30秒の持ち時間でした。

くじ引きでリーグを決め、予選一回戦はA田くん(石川代表)との対局に。北國王将杯で苦杯を喫している相手ですので、いいところでリベンジの機会が回ってきました。
戦型はA田くんの雁木。流行りの作戦に対し、▲3七銀~▲3五歩と仕掛けます。角をぶつけて決戦を挑まれましたが、そのあとの指し方が少しヒヨったかも。その後押し引きが続き、頃は良しと角を切って玉頭から攻めかかります。自玉も4段目まで引きずり出されて怖くなりましたが、寄せ切って○。

1勝同士の二回戦は、富山のO屋さんと。O屋さんは元支部名人の超強豪で、以前アマ名人戦の決勝トーナメントで負かされています。リベンジチャンスagain!
戦型は駆け引きがあって、私の右玉に。桂捨てから開戦が好機をつかんだ格好で、優勢になりました。順調に攻めているつもりでしたが、玉頭戦に持ち込まれて形勢急接近。見落としがあって1手負けにしたと思っていました。時間もなくなり捨て身の反撃に出て、詰めろを掛けて天に祈るターンw 怒涛の王手が飛んできましたが、なんと1歩足らず不詰で○。

準決勝。相手はキノ五段。この恨み晴らさでおくべきかw(県予選での誓い)
戦型はキノの矢倉に対し、今度は私が雁木を採用。5筋→4筋→3筋とどんどん歩を突き捨て、積極的に攻めていきました。ただ分かれは私の方が不満だったと思います。途中は我慢して相手が攻めてきたところ、飛車をいじめながらの反撃が上手くいきました。念願達成で○。

決勝戦。相手はW塚くん(富山代表)、本命vsこた(大穴)の図になりましたw
戦型は先手W塚くんの四間飛車。私が穴熊を目指し、窪田流の藤井システムに。4筋からの仕掛けに飛車を回して、徹底抗戦の構えを敷きました。途中実はこちらに凄くいい手があったみたいですが、それを逃して混戦模様。飛車を召し取られたものの、代償に得た桂香で攻めかかります。相手の決死の反撃を余し、○。

朝日アマ名人戦の代表は初めてです。意気込みを聞かれて「胸を借りるつもりで…」と答えると、「ベスト8まで行けばプロアマ戦ですよ」と記者の方。誘導された気がしましたが「プロの先生に教えていただけるところまで勝ち上がりたいですね」。

次の熱くなれる舞台へ。

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心が叫びたがっているんだ

貴方の心、アンロック。

今日は3週続けて石川県に遠征して、毎年小松で開催される北國王将杯に行ってきました。
キノ&Tくんと一蓮托生でGo。

会場に入るといきなり2438名人を発見。教育実習が終わって大会復帰らしい。うーん、大魔王にしか見えないw
福井からは勝手さんがいらしていました。対局開始前に詰将棋の挑戦状を受け、頭の準備体操は万全です。

予選はTくんと同じ組でした。お互い負けてしまうと当たる組み合わせです。
私は石川の大会ではお馴染みのN尾さんと対局。角道を止められたので三間飛車に構えました。相振り模様かと思いましたが、N尾さんは居飛車のまま穴熊に潜ります。そして飛車を1つ寄り、歩の交換を防がれました(土下座飛車、というらしいw)。動きづらい将棋で千日手がちらつくも、ボンヤリ垂歩を放って打開。相手の穴熊が堅くて大変と見ていましたが、左桂が捌け振り飛車が指せそうな感じだったでしょうか。飛車を見切って金駒をはがし、穴熊にくらいついて○。

Tくんも石川の強豪に見事勝利し、予選を突破。ちなみに相手は昨年の優勝者だったそうです。
キノは順当に突破。ただいつも2局縛りをしてるところが不安w (2局縛り:予選快勝して通過しても、次からいきなりトーナメントのためそこで負けると2局で大会が終了してしまう。りゃんはん縛りではないw)
勝手さんは残念ながら敗退だったようです。

ここからはトーナメントです。まだお昼ご飯前でしたが、一回戦の相手が決まったため対局してしまうことに。
相手は金大のK澤くん。K澤くんが先手番でしたが、自分から角を交換してきました。振り飛車を警戒したのでしょうか? 対して私はそれでも構わず飛車を振って、いわゆるダイレクト向かい飛車に。筋違い角を打たれて、私が1歩損ながら角金を手持ちにする将棋になります。お互い自陣角を打ち合ってじりじりした中盤戦になりました。相手が端を絡めて動いてきましたが、その端攻めを逆用。寄せがかなり危なかった気もしますが、押し切って○。

お昼後に二回戦。相手はN原さん。先日女流アマ名人戦で優勝したばかりの、S木英春先生の秘蔵っ子。やはり戦型は英春流でした。私の作戦はツノ銀型の雁木。相手は4手角で攻めの形を作り、元気よく攻めてきました。香得になったところは優勢だと思ったのですが、そのあとの受けはやや失敗だったかもしれません。自玉もかなり怖い攻め合いながら、寄せの網を絞っていきました。凄く粘られたものの、なんとか○。

ここで他の戦況報告をすると、一回戦で2438くんが破れる波乱。「一回戦で嫌なのを引きました」と言っていたM野くん、漢を上げました。(波乱とかいうとM野くんに怒られそうだ)
キノは一回戦シードだったものの、福井の威信を背負うプレッシャーに押しつぶされ(?)、2局縛り継続中。
Tくんはトーナメント一回戦を突破後、二回戦で2438くんを屠ったM野くんと対戦。残念ながらここで敗退も、よくがんばりました。

私は準々決勝まで来ています。相手は、キノに勝った金大OBのA田くん。本日4回目の後手番を引き、戦型は角換わりに。相腰掛銀から手なりで持久戦に進みましたが、やや軽率な駒組みで手を作られてしまいました。自陣角で我慢しますが、馬を作られ苦しくなります。しかし香を捨てて迫る勝負手を放ち、一気に形勢を引き戻しました。一瞬かなり良くなった場面もありましたが、自玉にも手がつき難しい終盤に。寄せが見えなくなって自陣飛車で角を抜きましたが、そこから玉頭にラッシュをかけられました。華麗に寄せを決められ×。(最後は自玉が詰んでいたわけではなかったのですが、勘違いで投了w まぁ局面は負けです。)
優勢にした局面もあったので、終局直後はショックな敗戦でした。しかしそこで、誰からともなく「△7七銀で?」という言葉が掛けられる。すぐ意味が理解できた私。

「あっ、ヒドい!」

実は相手玉に詰みがありました。
叫ばずには、いられなかったorz

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森羅万象スクランブル

こた(仮「なんか中2ワードないか?」
せっちゃん「森羅万象とか?」
こた(仮「なにそれ、イタい」

今日は石川県のものづくり会館にて、ビエンナーレ将棋大会が開かれました。ここだけの話、ビエンナーレが何かわかっていないw
3人の団体戦で、合計段位が10段以下で誰とでもチームが組めます。私のチームはこた(仮、S戸川(せっちゃん)、Tくんで参加。合計段位は日本将棋連盟段位なので、7段。3段分駒落としてください、と進言したいw
そしてこの大会、優勝賞金があるとのこと。だからか、みんな目の色が違います。ただ個人的には先週に引き続きのEnjoy勢。「せっちゃんの飛躍と、Tくんの成長が目的だから」と戦前に予防線を張っていくスタイル。

ちなみにC級で福井こども教室チームも参加。小学生3人のチームで、朝からスパーリング中。かと思ったら、遊んでただけだったw

閑話休題、私たちのチーム名は「福井こた研」。オレがつけたわけじゃないよw

予選はいつもの1勝通過方式。
一回戦。今日は相手のチーム名を見るのを忘れていました。それはまだいいとしても、対戦相手のお名前が…PC前で土下座していますので、許してくださいorz
戦型は横歩取り。相手の方の勇気流に、△8五飛~△2五飛と振り回す対策。正直あまり研究していない将棋で、思わぬ強襲を喰らいます。自玉が3段目に誘いだされて怖い形ですが、引くと形勢が悪化すると判断。強気に攻め合いを目指します。竜を切って玉頭に手を付け、寄せが決まり○。本当に寄っていたかはナゾ。
問題はチームの戦績ですが、S戸川は石田が捌けず×。Tくんも負けで、1-2負け。
…大丈夫!1局多く対戦できるから!

二回戦。私の相手はN倉さん。…だったと思う。間違ってたら「このアホンダラ!」とののしってくださいorz
戦型は私の四間飛車穴熊に、▲6六歩型イビアナ。私の対応は流行りの△6二飛型でなく、固めて待機するタイプ。先手から▲8六角~▲7五歩の筋で仕掛けられました。やってみたかった受け方があって、それが割合うまくいったと思っていました。しかしそれは錯覚で、難しい将棋だったようです。私が竜をつくって攻めたてましたが、少しいいと思いながらもハッキリとはわかっていませんでした。ただ受け切るのも大変だったようで、歩の手筋で絡んで○。
チームは3-0勝利。まずは一安心、という感じでしょうか。

ここからはトーナメント戦で、準々決勝です。
相手はK内くんとW塚くんを擁する、「あれ、これチートじゃね?」と思わず口に出てしまうチーム。
私の相手は屈指のチートキャラW塚くん。戦型は最近では珍しい、広瀬流四間飛車穴熊。久々にやりました。相手からの仕掛けを自然に受けたつもりでしたが、気付いたらやや苦しそうな形勢に。それでもなんとか捌きの糸口を見つけ、なんとか難解な将棋に持っていきました。お互い秒読みに入り、時間内に必死に読んで指し継ぎます。
隣ではS戸川がK内くんに虐殺され、Tくんは見事勝利。
そして私はというと、負けにしたと思っていました。それでもそれでも、諦めて投げてしまうわけにはいきません。直感では寄せられそうと思いましたが、相手も攻め駒が少なく決め手に欠けたでしょうか。穴熊ではよくある金の打ち合いエンドレスになって、根性で千日手に。
…まぁオレ将棋より根性の方が得意なところがあるからなぁw

そしてすぐさま2戦目、そして最初から30秒!先後代わり、戦型は私の横歩取りに。私は勇気流は採用せず、飛車を引いて中住まいというスタンダードな形にします。否応なしに迫りくる時間の波に、正直なところ序盤はお互いチグハグな応酬だった気がするw なんやかんやで1本取って、飛車交換して私が指せると見ていました。ですが相手も角をきっちり活用して、自陣がいきなり怖くなります。やらかしたかと思いましたが、存外こっちの攻めも厳しかったようでした。最後は綺麗な詰みもあって、○。
たぶん、K内くんが持っていた金のでっかい扇子が死亡フラグだったと思うw

準決勝。M野くんが集めたチーム。
実は当初M野くんに「こた(仮さん一緒に出ませんか?」と誘われた経緯がありました。それをあっさり「え、嫌ですけど」とフッた私w いや別にM野くんが嫌いとか棋力を信用していないわけではなくてですね、お互い負けたときに気まずい感じになるやん?引き換え、せっちゃんなら「ちがうだろーーー!!!このはげーーー!!!」って某議員ばりに後腐れなく言えるやん?w ごめんねM野くん。
しかしそんな彼が呼び寄せたのは、さらなるチートキャラだった。私の相手はT下さん。もともとは石川県出身らしく、元奨であり東京でアマ棋界に復帰。その実力を遺憾なく発揮し、素晴らしい実績を残しています。
将棋は私の先手位取り中飛車。対する相手の布陣は、意外な糸谷流右玉でした。金美濃に組んで、四間に振りなおして素早く決戦。飛車を切って攻めかかり、筋悪く金駒を打っていきます。続くかはかなり微妙だと感じていましたが、結果的にかなりうるさい攻めでした。たまたま上手くできていた、というのがビッタリくる将棋で、○。
局後、みなさんに凄いねと褒められました。誰も私が勝つとは思っていなかったらしいw
チームはTくんが早々に勝ち。S戸川はM野くん相手に熱戦を繰り広げましたが、惜しくも競り負け。それでも2-1で決勝進出!

決勝戦。学生棋界で鳴らした3人で構成されたチーム。対局前「せっちゃんや、ここは男ならバシッと決めてくれや!」と発破をかけ、対局開始。
私の相手は富山のMさん。自称初段。
戦型は相手の三間飛車に、穴熊から角を引いて2筋を仕掛けます。相手に自陣角を打たせて「しめしめ」と思ってゆったり固めていたところ、果敢に仕掛けられてしまいました。玉頭戦でかなり危ない形でしたが、強気に応戦して一度は切れ形になり勝勢に。しかしそこから中段玉で粘られ、角がお陀仏して怪しくなります。「初段?うそつけ!」(心の声) 逆転されていてもおかしくないと思いましたが、今日は運がありました。押し戻して○。
Tくんは相手が悪かったか、×。そして最後の1局は、それに相応しい熱戦だったようです。勝ったのは…S戸川でした!「やるときはやるやないか!!!」

自分が負けたときは周りがフォローしてくれ、スコアタイで最後まで残った対局を勝ち切る。団体戦の楽しさを存分に味わえた1日でした。(せっちゃんが)

福井こども教室チームもC級で見事準優勝。よくがんばりました^^

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とあるキノはさまよえる血塗られたエンジョイ勢のジャッジメントですの!

こた(仮「最近、中2ワードが思いつかないねん。なんか考えてーな。」
すぐちゃん「ほぉw」
キノ「適当にそれっぽいの並べてみますね」
以下記事タイトル。なんだこれ。ホントなんだこれ。

今日は金沢でアマ王将戦北陸大会がありました。道連れにするメンバーを集め、一緒の車でGo。メンバー(役割)は、すぐちゃん(運転手)、キノ(福井の威信を背負う)、Tくん(チャレンジャー)、こた(仮(保護者)。
会場に着くと、勝手さんもいらっしゃいました。今年も全国からたくさんの強豪の参加があり、「いやオレは今日Enjoy勢だからw」といういつもの口上で始まりました。

まずは皆さん興味がないと思われる、こた(仮の結果をささっと。

予選一回戦、相手は富山のS司さん。よく北陸大会でお見かけする方です。
序盤から角を打ち合う力戦で、居玉のまま戦いに。形勢はずっと難しそうだと思っていました。相手に先に竜を作られ苦しそうな感じになりましたが、こちらも竜を見切って肉薄します。寄りかどうか微妙でしたが、相手の時間が少なくなり寄せ切って○。

トーナメント一回戦。相手はZ本くん。立命館のスーパーエースで、That's 好青年。あだ名が自分の中で速攻で「とっつぁん」に決定しましたw (Z本→Z形警部→「あばよ、とっつぁ~ん」)
私のネーミングセンスはさておき、戦型は私の中飛車(角道close)。イビアナを目指されたため玉頭から銀でジャブを出して乱戦に。しかし飛車ぶつけの構想が悪すぎて、交換した直後に誤算に気づき大長考に沈むのでは冴えんなぁ。以下玉砕して×。
本気を出したとっつぁんにはルパンでも勝てないらしい。

威信を背負うキノはトナメ一回戦、岐阜のN島くんと対局。ムリに思えた攻めを通されたらしく、威信が誘爆して散る。
勝手さん、Tくんは残念ながら予選落ち。Tくんの将棋は後から並べてもらいましたが、うっかりしてからが力の入った熱戦でした。相手も強いので、勝ち切るまでが大変です。

というわけで勝ち抜いたのは、すぐちゃんのみ。朝「すぐちゃんは予選勝ってからトナメ一回戦で強豪に当たって爆砕する未来が見えるわーw」と言っていた2人が爆砕する中、将棋ゲーマーは二回戦も悠々突破。三回戦は富山の超強豪N平さんで、残念ながらここで敗退。

早く終わったので、K内くんやM野くん、金大のメンツに絡む。M野くんは子供に丁寧に将棋を教えていました。
じ、事案か!?w 「ジャッジメントですの!」


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 /: : / /: :/: : : V(.  ツ    心Yイ : ∧ノ: : ハ
 !: : :!//i: : : : : 个i ''''     , {ツ /く: ハ: : : :i
 }: : :ヽ  / : : : i: :´{入   _     /: : : ∧: i i: : : |
〃. : : : ∨: : : :/l: :/⌒ヽ、  `  イ: : : :/ }: リ: : :ノ
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: :( /: \:} /: :/{     rv\j  { >‐=ミー=ヘ: ヽ
`)' ){: (  ): : :{八   /ヘJ ̄ ̄ {_/ /   \j: : 八: :}
 (  ー=ミ  '  ト、 / / 〔o〕     `トしヘ. _ \{ j ノ
   r=' ー=ァ |\{.      . -‐、‐=ァ′  ヽ  \(
   `フ   (   |   \_/  x个)   ∧   \
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            ヽ  ー-ヘ.    ∨j   ヽ{__>  . _}
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          / ー--==ニニ=く  \

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ここにはカッコいいタイトルが入ります

だれか中2心をくすぐるノスタルジックなタイトルを考えてください。(ネタ切れ)

今日は石川県まで遠征し、県下野々市将棋大会に参加してきました。
アッシーくんとしてキノを召喚し、「福井将棋界の威信はキノに全部かかってるんやぞ!」とプレッシャーをかけつつ会場に到着。
この大会は前回に続いて2回目の参加になります。

開会式では市長やら文化協会のお偉いさんやらが挨拶。そして毎回大会にプロ棋士を招いておられるのですが、今回のゲスト棋士の伊藤真吾五段も挨拶。伊藤五段の挨拶のときだけ最初に拍手が沸き起こるのは仕様です。
そして開会式の直後には、申し込みの時にもらったくじを使ったお楽しみ抽選があります。私の番号は77番!「これは絶対当たる!」と言っていたら本当に当たって、内心びっくりしたのは内緒。(こういうのにいつもは全く当たらない私…運を使い果たしたか?)キノは敢然と番号札を持って呼ばれるのを待っていましたが、無事撃沈w

さて、予選は石川ではお馴染みの1勝通過方式です。
私はまず、小学生のY原くんと対局。以前指導対局(たしか2枚落ち)で指したことがある子。もうA級の場で当たるとは…
戦型は私の中飛車にイビアナ。向かい飛車に振りなおして急戦を狙いました。仕掛けていきましたが、成立しているかはよくわかっていませんでした。ただ本譜は飛車先をしっかり破って、飛車を召し取り2枚並べます。こうなると穴熊といえどもどうしようもなく、○。
それにしても、子供は本当にいつのまにか強くなるものですね。

そしてここからは、早くも負けられないトーナメント。
一回戦。相手はY井さん。
対戦したことはありませんが、以前棋譜を並べてもらったことがありました。たぶん振り飛車党なんだろうなぐらいの気持ちで臨みましたが、相手の作戦は角交換振り飛車。3筋の位を取られたので、▲3六歩△同歩▲同銀と反発。以下相手は1歩と犠牲に馬をつくり、私が自陣角で対抗します。途中離れていた金を自玉側にくっつけ、角を転回して打開。私が指せる局面になりました。変な寄せ方をした気がしますが、押し切って○。

二回戦。相手はIさん。
Iさんは事前情報なし。私の今日2回目の中飛車採用に、相手の作戦は糸谷流右玉。思いつきでダイヤモンド美濃を構築したら、なんだかんだで2手ぐらい損してハッキリ作戦負けに。仕掛けられ自信がない展開になってしまいました。途中控え桂の好打を見落として、その瞬間は「やっちまったか」の思いがよぎったのですが、案外難しかったのは「僥倖」でした。攻めをいなし、素早く反撃して逆転で○。

三回戦。相手はB井さん。
大学生?やっぱり情報がないので、作戦は立てられない。私が後手になり▲2六歩△3四歩▲4八銀の出だしをされたので、角換わり系の将棋に誘導したくなりました。相手は右玉に変化してきたので、私は銀矢倉にがっちり組みかえます。そして、珍しくきっぱり攻めにいきました。こた(仮にしては本筋の将棋が存外上手くいって、竜を作ることに成功。と金で攻めたて、快勝で○。

準決勝。相手は大御所S木E春さん。
以前指したときは独自の戦法に屈しています。今回のE春さんの作戦はそれというより、最近流行の兆しを見せる速攻早繰り銀。アテが外れ、フリーダム精神が呼び起された私はナゾ右玉に変化。しかしやはりというべきか、明らかに破綻した構想でしたw 馬を作られ不利に陥り、耐え難きを耐えるツラい展開に。最後まで足りないかと思っていましたが、時間が無くなるにつれ少しずつ詰めて熱戦になりました。相手の囲いに手がついてこちらのターンが回り、マグレで○。

そしてついに決勝戦。相手はI野さん。あれ、朝に「決勝で会おう!」と誓い合ったKくんどこいった?w
I野さんとの対局は実は去年の大会の決勝以来。去年と同じ顔合わせになりました。そのときは逆転の筋を逃して負けてしまい、絶好のリベンジの機会が回ってきました。
戦型は私の中飛車に、超速。銀対抗の形からガツンと銀をぶつけられ戦いになります。捌けるかどうかの将棋ですが、正直自信はありませんでした。I野さんの的確な指し手の前に相変わらず光明が見えないところでしたが、飛車を切って決めに来た手が疑問だったと思います。と金と手にした飛車で攻め合いになりました。こうなると1路遠い玉の違いが大きく、直線の寄せ合いを制し○。

ということで、見事優勝することができました。
ただ内容に関しては、正直かなり課題を残しました。県名人戦を前に、「こんなんじゃ到底2438くんには勝てねぇ」というのを色濃く映し出したと思います。
今日の結果に関しては「望外」ですが、さらに2週間後「特別な感慨があります」と言ってみたいですね。

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ready myself

今日は石川の地、野々市遠征。大会があるという情報を入手し、アッシーくんと道連れのお伴を確保して、行くは県下野々市将棋大会(県下といっても石川県下ですけど)。
私は全然知らなかったのですが、かなり大規模の大会でした。市議会議員とかの厳粛な挨拶があった後(福井では市長杯に市長来ないのにね、と後で話のネタにw)、橋本八段が挨拶。小松出身で石川の大会ではよくお呼ばれしています。
福井から遥々道連れにされたのは、T五段(主戦力)、いなかセンパイ(運転手)、S戸川(オマケ)。ちなみに私は、こた(ガヤ役です。

予選は1勝通過方式。うっかり勝ってしまうとヒマになる奴ですw
私の相手はNさん。なんと、いきなり野々市の将棋リーグ覇者と対戦。といっても私自身は失礼ながらNさんのことを全然知りませんでしたので、とりあえず初手▲7八飛で三間飛車に。以下石田流vs穴熊という戦いになりました。相手の組み方が危険でムリヤリ角交換から打ち込んでいって優勢に。しかし以下さすがの粘りを見せられ、寄せがヘタクソで自陣も危ない形に。ただ相手側が一枚足りない形で、なんとか寄せ切り勝ち。

というわけでお暇を頂きましたので、B級の将棋を見に行きます。大会情報をリークしてくださったTさんパパと談笑して、話題は「どうやったら息子は強くなりますでしょうか?」。息子さんは小学2年生にして「もうオレより強いから大丈夫です」(とあちこちで言いふらすw)。ホントにこの大会は子供さんの参加も多く、強い子も多数いらっしゃいました。楽しく指して切磋琢磨し強くなってほしいですね。

トナメ一回戦。相手はN谷さん。大会で見たことのある顔だな、というぐらいの認識(すみません、正直石川の人はあまりわからない^^;)。戦型は予想斜め上を行き、まさかの嬉野流。嬉野流は故天野元奨励会三段の著書で有名になりましたが、まさか出るとは思っていませんでした。というわけで対策はてきとうw 銀交換になったあと角取りに銀を打たれたのが機敏で、やや面白くない展開に。こちらも銀を打っていって反撃、飛車を召し取って優勢な分かれになりました。最後大詰めで、金のタダ捨ての勝負手に取ったのは少し危なかったかもしれません。最後は広い玉を詰め切れるかというところで、マグレで詰んで勝ち。(持ち駒が豊富で詰みだと思いましたが、読み切るのは大変でした。)

二回戦は金大のM野くん。前アマ王将戦で負けているので、気合いを入れていきました。戦型は予想通り英春流の出だしでしたが、なんやかんやで矢倉の力戦形に。私が玉頭から△2四歩と盛り上がり、先手が5筋から反撃する展開に。以下飛車交換になりましたが、△5八と、の存在が大きく優勢。△6九銀が早い攻めで、端玉で粘るM野くんの玉を寄せ切って勝ち。「たまにはオジサンに勝たせてぇなw」

ここでいなかセンパイとS戸川は敗退し、せっちゃん恒例のお通夜モード。それを横目に準決勝は、T五段とのつぶし合いに。どこかで当たる気はしていました。
戦型はガチガチの相穴熊。前例ありの仕掛けで、T五段が変化、たぶん。2人ともうろ覚えでしたw と金で相手陣を破って竜作りに成功し、角を活用。以下こちらが気持ちよく攻める流れになりました。T五段が徹底的に受けて粘りにいったこともあって、自玉が手つかずのまま飛車角をぶった切り、受け無しに追い込むことができました。

そして決勝戦。だいぶ疲れが出てきた感じですが、相手は石川の強豪I野さん。戦型は角換わり指したかったのに、なぜか矢倉に。序盤は不用意だったようで、いきなり敗勢にw そこからは私がひたすら勝負手を連発するという、なお疲労感がたまる将棋になってしまいました。しかし徐々に差を詰め、いよいよ最後の大勝負、詰めろ逃れの詰めろから相手のミスを誘って、何かあるんじゃないかというところまで詰め寄ります。結論を言うと、私の△4八成銀の詰めろに対し▲5八金と受けた瞬間、△3七角成と攻めに利いている桂を外せば逆転模様でした。本譜は成銀を渡してしまったため、自玉にピッタリの即詰みが生じて万事窮す。

残念ながら決勝戦は敗退となりましたが、来週はいよいよアマ名人戦です。昨年以上の結果を目指し、がんばりたいと思います。(でもこういう将棋を逆転できる力が無いと、ここぞというときに勝てないんだよなぁ--;)

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砂時計ひっくり返し言い訳を探してる

全て試験のせいだ!!!

11/23(祝)、私たちは大阪で行われた将棋連盟主催の西日本団体対抗将棋大会に行ってきました。私個人では昨年に続いての参加になります。他のメンバーは、リーダーのS五段、しんがり(歩行速度的な意味で)のY五段、ムードメーカーのN五段、背景のこた(仮、期待の新人いなかセンパイです。ナチュラルにスルーされた牡丹(去年参加)、かわいそうにw

朝早くのサンダーバードで出発し、大阪駅で地下鉄に乗り換え会場のマイドームおおさかに。既に始まる直前、多くの人でにぎわっていました。
私たちはF(フリー)クラスに出場。誰とでもチームを組めるという、チートし放題なルールですw 5人の団体戦になりますが、オーダー順は各対戦ごとに自由に決めることができます。去年同様、「勝ったら上がり、負けたら下がる」方式を採用。まず予選は、4チームのリーグ戦です。

一回戦は喜連Bチームと対戦。大学生ぐらいが5人のチーム。
私はまず副将で。戦型は角換わりになり、N六段流棒銀(わかる人にはわかるでしょう)を採用。よさげな戦型はすかさずラーニングしていくstyleな私、まぁまぁなわかれ。相手の悪手につけこみ手をつなげ、難しいところもあったものの最後は寄せきって勝ち。
チームも5-0勝利。まずは好スタートです^^

二回戦、パンダチームと対戦。おじ様5人のベテランチーム。戦前いなかセンパイが口車戦術にはまってすっかり緊張の糸が切れていたが、まぁバトル開始。
私はまた副将で、升田式向かい飛車に(今この戦法名は死語なのかもしれない)。相手の方が2枚銀と右桂で仕掛けてきたので、大捌きを狙う。途中玉頭金を打って相手の角を抑え込んだ手が良かったと思う。最後は相手にうっかりが合って十字飛車が決まり、中押し勝ち。
チームは4-1で勝ちました。

三回戦。大阪府小学生低学年チームと対戦。さっきとはうってかわって若すぎるチーム。
私もちっちゃい子と対戦。相振りで三間vs中飛車という将棋。私が端からちょっかいを出したのが存外決め手になってしまい、以下圧勝。
チームは4-1勝ち。最後頓死したN五段がいじられていましたが、N五段「みんな勝ったから、だれかが大人の優しさを教えてあげんとなwww」とよくわからない理論展開をしていましたw

順調すぎますが、次からはトーナメントになります。よりによって私に籤を引かせるなんて、どうなってもしりませんよw ラッキー7GET。
というわけで初戦は立命館Zチーム。ほらほらほらw
この対局は大将戦と副将戦が大激戦になりました。1-2で落とせなくなり大将戦の私は、相振りで居玉のまま中盤をすっとばして大乱戦になったあとの寄せ合いの終盤。決め手だと思っていた手がすっぽ抜けていて、非常に難解な将棋になっていました。最後「負けかもな」と思って打った催促の桂打ちに角が逃げたため、お互い時間が無い中私が猛攻。対角線上に逃げてきた相手玉を捕まえ辛勝。
そして副将戦のいなかセンパイは、相手のエース相手に相入玉!点数勝ちして「あれを勝ち切るのは、いなかさんしかいない」と皆に讃えられる1局で3-2勝ち。

この対局のあとすさまじく気分が悪くなった(力を使いすぎたかw 逆シードで次の対局までに時間があって助かった^^;)ので大将をいなかセンパイに代わってもらいます。雑務ムリw それにしても、対局中は痛み辛さを全く感じないのは、火事場の馬鹿力的なアレなのか。

次は加古川チームと対戦。20代チームという感じ。
私の対局は三間飛車vs急戦に。B級戦法的な変化をやってみたら、こちらが先にミスをして苦しい将棋に。美濃囲いの遠さを生かしたN五段流ぶん殴り戦術に全てをかけました。中段に這い出た玉がたまたま捕まって、なんとか勝利。
チームはさきほどの勢いのままに4-1勝ち。

そしてもう準決勝、相手は(笑 笑)ですよ チーム。これまた小中学生ぐらいの若いチーム。
私は相手チームの中では一番年長の子と対戦、おそらくエース格か。相手が四間穴熊できたので、大人げなく相穴熊にw 途中の飛車交換のところでは難しいわかれでしたが、飛車を切り捨て腕力で相手穴熊を撲殺し、圧勝。
チームは3-2勝ち。意外に危ないw

遂に決勝戦!ここまできたら!と意気込みますが、相手は数々のチートチームを葬ってきた、普通の大学院生がボスキャラ集めてみた(名前www)チーム。
そして私の相手がまさかのラスボスであるw(たぶん元奨二段の方だと思う。)相手の三間穴熊に急戦。序盤は私が有利でしたが、抑え込みにいったのが悠長だったでしょうか。力を見せられ難しくなってから、時間にも追われ私がミス連発!連戦の疲れが出たわけでもないのですが、最後の最後でボロ負けに。何回ただで駒が取られたんだ!w
決勝は残念ながら1-4負け。でも準優勝という立派な成績を残すことができました。
ただ最後は勝ちたかった。負けたのは今月は資格試験の勉強ばかりしていたからだ、仕方ない、と言い訳しておきますw(22日に終わりました、いろんな意味で)

最後に・・・いなかセンパイの個人成績:7-0全勝 いなかセンパイMA(マジエース)。牡丹なんていらんかったんやw

ちなみに、Bクラスで出た福井市役所Aチームは見事優勝しました。負けたらS戸川をなじろうと思ったのに、叶いませんでしたw

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