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男子はいつまでも中2病、がコンセプトの将棋ブログ。

Various travelers

将棋には色々な可能性があって、自分の好きな方向に進めるのに、前だけに囚われているのはつまらないんじゃないか?

昨日は小松で毎年恒例の北國王将杯将棋大会が行われました。

予選一回戦、N尾さんと対局。石川のムードメーカー的な存在(?)ですが、よく当たるような気がします。
N尾さんの作戦は英春流ソデ飛車。私は中座飛車で経験のある進行でしたが、途中で変化して未知の局面に。金を繰り出して攻めを受け止め、相手の攻め駒を撤退させることに成功します。端から反撃して寄せ切り○。

トーナメント一回戦はIさんと対局。以前当たったことがあるような憶えがあったのですが、よく思い出せない…
戦型は角換わりから先手のIさんが右玉に。私は普通に銀矢倉に組みかえます。打開を図った自陣角に対し、チャンスと思って仕掛けた手が微妙だったかも。中盤の分かれは悪手を指していたとお思いますが、自分の攻めがどこまで繋がるかという展開になりました。金の王手に対しての応接が疑問で、飛車を見捨てた寄せが成立します。辛勝で○。

二回戦、N平さんと。優勝候補筆頭との大一番。
戦型は雁木vs矢倉。支部戦と同じ戦型ですが、趣向を凝らしてソデ飛車から力戦に持ち込みます。相手の壁銀を咎めるため、飛車を見捨てて角を奪い攻めたてました。どうやらこちらが指せていたようですが、決めきれず勝負は振りだしに。押したり引いたりの熱戦になり、打ち切り(持ち時間)の非情な終幕が近づきます。惜しかったといえば惜しかったものの、×。

結局N平さんがこのまま勝ち進み、優勝を決めました。
私は牡丹と戯れながら最後まで観戦していたら、ご飯に誘っていただきました。Mくんの妹さんが可愛いとか、K内くんは英春流しかしないんだぜとか、そんななんでもない話の中で私はN平さんの言葉に不意を突かれます。
「こた(仮くんは悪い局面でも楽しそうに考えているよね」

いや、勝ちたいのは勝ちたいんですよ?
それだけが目的ではないだけだと思います。

あ、お寿司美味しかったです!(前回のコメ参照) ごちそうさまでした。

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