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男子はいつまでも中2病、がコンセプトの将棋ブログ。

The weakest conqueror

昨日は石川県支部連合会将棋団体戦がありました。去年は協賛の「ビエンナーレ」が冠された大会でしたが、これは隔年ごとだそうです。
私はS戸川先生お誘いのもと、K下先生と一緒に参加してきました。
「フルマーク狙おうぜ」(フラグ)

A級、B級とも8チームの参加。予選2勝通過2敗失格、以後トーナメントの方式になりました。時間は25分+30秒です。
予選一回戦は、富山のチームと対戦。私がS戸川先生の陰謀で大将に。その相手はいきなりN平さん!
戦型は相振り飛車。力戦形になり、こちらからムリヤリ仕掛けていきます。難しいかな、と思っていた変化に進みましたが、いざ煮詰まってみると私の金損に。N平さんの大局観と指し回しが正確でした。以下普通に押し切られて×。
チームはK下先生が長手数の熱戦でしたが、最後まで崩れずに押し切り勝ち。
S戸川先生はJK相手にエンジョイして勝ち。 彼女さーん!浮気ですよー!

二回戦、小松支部2438チームとの対戦。2438、A木の並びはおかしい。(真顔)
というわけで私の相手は2438くん。私の作戦は先手ゴキ中。後手は△5四歩型で位取りを拒否し、私は銀冠に組みかえます。地下鉄飛車で揺さぶりを狙ったものの、先に攻められ自信なし。大長考しましたが有効な順は発見できず、成り行きで進みます。その後少し2438くんに攻め急ぎがあったかもしれませんが、私が秒に追われて自爆し×。
S戸川先生は本局も快勝だったよう。
K下先生vsA木くんは相穴熊。最終盤、竜切りから桂捨てで穴熊をこじ開けたのが鋭手!光速流炸裂でK下先生勝ち。あれ、隣の人心強いなw

お昼、金沢に帰ってきたという牡丹(元福大)に絡む。K内くんに付くのか、裏切者ー!w

準決勝。相手は金沢大学チーム。
私はS口くんと対局。戦型は角換わりに。進行は後手S口くんの△7二金~△6一飛で王座戦に出た形になりましたが、その王座戦の展開はよくわからなかったので変化します。しかし△4四銀~△1三角がなるほどと感じた攻め。そこで考えたものの時既に遅し、苦しくなったように感じていました。その後も受けに回ったのがチャンスを逃した感で、どんどんマズい形勢になっていきます。ですが相手も秒読みで乱れ、最後は混戦に。自玉が詰めろが解除できればというところで、局後S戸川先生指摘の歩頭に打つ角が勝負手でした。これに気づかず受けに窮して×。
W先生が勝ってチームは勝利。

なんか知らんけど決勝戦。S戸川先生に「最後勝てば全部帳消しですよ」と去年誰かが言っていたような台詞を浴びせられ、泣いても笑っても最終戦。2438チームと再戦です。
…私だってわかっていたのです。最後勝てば官軍なのだと。だが、こた(仮はタダでは転ばない、どうせならカッコよく勝つ!
戦型は相掛り。その決意を秘めた私の最後の作戦は、ズバリ!

 入 玉

である!w 貴方は初手から入玉を狙ったことはありますか?
銀立ち矢倉から金を8六に押し出し、玉も8七に進出。そして5筋を絡め、囲いで相手飛車を圧迫します。そして、なんやかんやで突っ込む!作戦は的中し、局面は私が良し。しかし私は忘れていた、今日の自分がいつにも増して冴えていなかったことをw
飛車交換して捌いてしまった方が入玉しやすいかと思いましたが、当然飛車を打ちこまれて攻められます。私は読み筋とばかりに銀合い。そこで2438くんが「どっちがいいかな」とつぶやきました。私にはこの意味がわからなかった。25秒読まれたところで、合いで打った銀を取られた…。
優勢になってから結局少しずつ悪手を指し、最後は下段に落とされ×。

しかし…
K下先生が野生の高校竜王を再度下し勝ち。
S戸川先生も無傷の4連勝。

全敗で優勝という、ある意味伝説を達成しましたorz

「今日はオレの奢りじゃー!!!」

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