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男子はいつまでも中2病、がコンセプトの将棋ブログ。

残機99+

GW初日の今日、県竜王戦がありました。
私は12連勤明けでちょっと準備不足。朝から作戦のおさらいをするドタバタぶりながら、一応考えをまとめて出立。といってもトーナメントからのシード権を有しているので、しばらくは運営&観戦でした。

トナメ一回戦はシード。
トナメ二回戦△S藤五段
S藤くん、トナメ一回戦で「自分の時間の切れた局面で相手玉を詰まし切っていたときは勝ちとする」という福井ルールの初適用で勝ちをもぎとる。(5手詰めルールを廃止したときの取り決めですが、決めといて良かったw)
戦型は対三間飛車に銀冠。相手の地下鉄作戦に▲6六歩と突く作戦を用意していたのですが、直前に△6五歩と早めの位取り。プランが無く穴熊に潜ったものの、地下鉄を開通されてしまいます。延々と殴られるので指したくないと思っていた形ながら、玉頭側でねじり合って形勢は難解。時間が互いに無くなりつつある中、こちらも決死の反撃で飛車を手に入れます。最後の最後、角のタダ捨てがようやく視界が開けた決め手(?)。そこで残り数十秒となっていたS藤くんが投了し、○。
しかし先ほどソフトにかけたところ、タダ捨ての角を取らずに(!)受けに回られたらこっちが不利の評価。ええええぇ、マジかよ…。ただ好局でした。

準決勝△N澤六段
最強の男。最近私ばかり先手を引いているものの、それで連敗しているのは悲しい。
今回も先手になり、矢倉を選択。相矢倉から流れで脇システムになり、本命では無いが出るかもと思っていた戦型でした。しかし進めてみると、やろうとしていた手順が思い出せない!(自らの記憶力の低下に愕然)結局自力で別の手順を構築することになり、時間を使ったのは打ち切り制ではかなり痛い。しかし結果的には形勢互角の定跡手順を選べていたようです。ただ相手だけ定跡を知っている状態はつらすぎで、徐々に不利に陥る中で勝負手を放つことに。自玉が完全包囲されたものの、ギリギリの見切りで耐え忍びます。そして最後の長考、相手玉に迫ることを選びますが、寄せは無く敗着となりました。熱戦でしたが、×。
指し切れませんでしたが、竜を引き付けて粘りにいったら形勢不明でした。

調子は悪くないと感触があるので、次もいい内容で指したいと思います。ちゃんと将棋に向き合っていれば、またチャンスはやってくるさ。

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