今週末のKKKはお休みします。
初形からルールを守って最短で詰むのは何手だろうか。
NHKの将棋フォーカスで、7手で詰ますには?というお題が出ていました。先手後手が協力してOKという条件です。私は昔に本で見たことがあって、答えが分かっていました。
紹介されたのは初手▲7六歩でしたが、初手▲9六歩からでも詰みます。
初手からの指し手
▲9六歩 △5四歩 ▲9七角 △4二銀 ▲同角不成 △5二玉
▲5三銀
まで7手で先手の勝ち
7手で詰ます方法はいろいろあって、例えば△4二銀で△5二玉▲3一角成△5一金左▲5三銀まで。でも角不成の方が心地いい(?)ですよね。
さて、皆様はここまで読んで、最短手数が7手だと錯覚しているのではないでしょうか。実はそうではないのです。
閃いた方は、コメントしてください。
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今週末のKKKはお休みさせてください。
ぜひ色々な戦型を勉強して、どんどん実戦にチャレンジしていきましょう。
ということで、現在の戦型ごとの情勢をちょっとだけ語りたいと思います。
※注意:以前にもやりましたが、あくまで こた(仮の主観です。
○矢倉
後手番で互角以上に戦える作戦が多く、主導権を得たい先手が別の戦法を選ぶ傾向にある。ただ形勢自体は五分だと思われるので、矢倉戦法を好む人に指され続けている。
○角換わり
定跡が深くまで整備され、私たちアマチュアにはハードルが高くなっている。一見さんお断り。先後どちらを持っても望むところという人が多い。
○相掛かり
現在のメインテーマともいえる戦型。端歩の突き合いや玉の位置、飛車先を切るタイミングはメリット、デメリットがあり、いろいろ工夫されている。強い人でも実戦で良い手を選び続けるのは難しく、角換わりと違って新規参入はしやすいかもしれない。
○雁木
後手番の作戦として確かな地位を確立しており、若手プロでも雁木をメイン戦法とする人が増えている。先手番の作戦は大きく分けて、早繰り銀(棒銀)、左美濃腰掛銀、矢倉と3つあり、どれも互角ぐらいの認識があると思われる。
○横歩取り
雁木に完全に食われている感。スペシャリストが後手番を持って作戦を練りに練った上で投入してくる。
○振り飛車(先手)
5筋位取り中飛車と三間飛車が主流。
中飛車に対しては居飛車がどの作戦をとってもほぼ互角の分かれだが、後速(後手超速)が選ばれる場合がほとんど。これからも安定して指され続けると思う。
三間飛車は先手の場合、持久戦では石田流に組み替えるが、個人的にはこれが主流をなしているのは意外。むしろ居飛車側が後手番であえて急戦を志向することもあり、今後の動向が注目される。
○振り飛車(後手)
主軸は角道を止める四間飛車と三間飛車だが、近いうちにトレンドが移り変わってもおかしくないとは思う。どちらもイビアナに対してミレニアム(トーチカ)を取り入れている。角道を止める振り飛車は、アマチュアでは特に人気がある戦法だ。
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