忍者ブログ
男子はいつまでも中2病、がコンセプトの将棋ブログ。

eureka moment

今週末のKKKはお休みします。

初形からルールを守って最短で詰むのは何手だろうか。
NHKの将棋フォーカスで、7手で詰ますには?というお題が出ていました。先手後手が協力してOKという条件です。私は昔に本で見たことがあって、答えが分かっていました。
紹介されたのは初手▲7六歩でしたが、初手▲9六歩からでも詰みます。

初手からの指し手
▲9六歩    △5四歩    ▲9七角    △4二銀    ▲同角不成  △5二玉
▲5三銀
まで7手で先手の勝ち



7手で詰ます方法はいろいろあって、例えば△4二銀で△5二玉▲3一角成△5一金左▲5三銀まで。でも角不成の方が心地いい(?)ですよね。

さて、皆様はここまで読んで、最短手数が7手だと錯覚しているのではないでしょうか。実はそうではないのです。
閃いた方は、コメントしてください。

拍手[0回]

PR

KKK 2022/6/11

土曜日です。
今回は自宅で行いたいと思います。

今まで自戦の棋譜を並べてもらっていましたが、少しレベルアップして自身の課題となる手順の解説→指定局面戦をやります。
ポイントは、以下の通りです。
・手順中の手の意味を整理すること
・形勢判断を理由付けして述べること
・変化手順をいくつか列挙できること
・暗記してくること

拍手[0回]

雑談の帝王

来月から仕事場が変わることになりました。今日が最後ということで贈り物を頂き、本当にありがたいことだと思いました。仕事ができる人間かはわかりませんが、次のところでも仲良く楽しくやれる人間でありたいなと思います。

日曜の竜王戦は久々の開催ですね。今週末のKKKお休みといたしますが、GW中にやりたいなと思っています。いつがいいかなぁ。

拍手[0回]

KKK 2022/4/9

土曜日に行います。
リモート研究会です。(コロナが減れば対面もしたいが…

ABEMAのドラフト会議、今回は抽選が多くて面白かったです。やっぱり持っている人は違いますね(藤井竜王)。でも優勝候補筆頭はチーム斎藤かなー

拍手[0回]

KKK 2022/1/15

土曜日に行います。
来られる方はご一報ください。


-将棋における「環境」の重要性について-

藤井四冠がデビューしてほどなく、彼がまだ中学生の頃だったと思いますが、あるインタビューで「貴方は努力の人ですか、それとも才能の人ですか?」などと聞いた人がいました。さすがに「ハハハ、僕は才能の塊ですよ」なんて嫌味なく答えれるわけはなく、中学生に対する質問としての是非はありますが、当時の藤井くんの回答は予想を軽く超えてきました。

「僕は環境に恵まれたと思います」

普通彼ぐらいの年なら、自分が今までしてきた努力をクローズアップしたくなるはずです。約10歳違う永瀬王座なんて「将棋は努力が全てです」と言ったのですから。
身を置いている環境の大切さは、私も年を経ることに強く意識するようになりました。しかし、学生の頃は反骨精神か否か、自分がどれだけ努力するかが本質だと思っていました。「自分はこんなに頑張ったから強いんだ」と言いたくなるのもむべなるかな、ということです。
だからあのコメントに私は内心、神か此奴…ぐらいのインパクトを受けました。

将棋において、身近にいつでも指せるライバルがいるとか、将棋の本をいつでも買ってもらえるとか、良い指導者に巡り合えるなんてのは、当たり前のものではありません。ネットで情報格差が無くなったと言われて久しいですが、実際は環境要因で知識を吸収するチャンスは大きく違います。
イチローが、「僕は子どもの頃毎日バッティングセンターに通って、誰よりも努力していた」と言っていましたが、そもそも子どもが誰でも毎日バッティングセンターに通える環境にあるでしょうか。

また、身を置く環境によって、その人の目指すレベルは確実に変わります。
私が「最近はたまに30何手詰の詰将棋を解くよ」と言うと、「それってもう趣味のレベルじゃん」とよく言われます。そんな詰将棋は実戦に必要ないという意味です。たしかに、今の私がそれをやってもあまり意味はないかもしれません。
しかし、プロは(それを日常的にやっているかは別として)30手ぐらいの詰将棋は難なく解くのです。そしてそれが当然のことだと認識しています。
つまりは、「僕は将来名人になる!」と夢を語る子どもが何人かいたとしても、そのために必要だと考える技術レベルは各自違うのです。それがどう決まるかと言ったら、やはり周囲の強い人が「これぐらいできるから」という基準になるでしょう。
そして、ハードルが最初から低く設定されていると、最終的な成果は…言わずもがな。

このブログの定跡講座で、「あの将棋の変化は難しい」という声に忖度してつい同意してしまうのですが、本当はあまり良くないのかもしれません。(ハッキリ言えば、これが難しいのでは私程度も超えれません。)
KKKに参加している子は、最低でも丸暗記してきてください。

閑話休題、そうは言っても、藤井四冠がこれまで将棋に懸けてきた時間は、相当とんでもないものでしょう。最近は「○○ガチャ」なんて乱暴な言い方があるそうですが、将棋の実力は才能や環境だけで決まらないのは確かです。どんなに才能や環境に恵まれていたとしても、本人の努力が無ければ、(こと将棋においては)決して地力に繋がりません。

要するに、「自らの環境を”能動的に”活かす」ことが大切だと思っています。
30何手詰の詰将棋も、それなら手元にあるから、役に立つかもしれない可能性に賭けて、やっているんですよ。

拍手[0回]

KKK 2022/1/8

土曜日に行います。
来られる方はご一報ください。

寒波とか大丈夫かな…


この前詰めチャレのことを書きましたが、将棋クエストの対局もたまにやってます。5分切れ負けで指していたら、ある日「これ以上は2分切れ負けでレート上げないと指せないよー」とか出てきました。
…2分とか絶対時間切れるの私だけですか。

拍手[0回]

勉強は一生楽しめるエンターテインメント

今週末のKKKはお休みさせてください。

ぜひ色々な戦型を勉強して、どんどん実戦にチャレンジしていきましょう。
ということで、現在の戦型ごとの情勢をちょっとだけ語りたいと思います。
※注意:以前にもやりましたが、あくまで こた(仮の主観です。

○矢倉
後手番で互角以上に戦える作戦が多く、主導権を得たい先手が別の戦法を選ぶ傾向にある。ただ形勢自体は五分だと思われるので、矢倉戦法を好む人に指され続けている。

○角換わり
定跡が深くまで整備され、私たちアマチュアにはハードルが高くなっている。一見さんお断り。先後どちらを持っても望むところという人が多い。

○相掛かり
現在のメインテーマともいえる戦型。端歩の突き合いや玉の位置、飛車先を切るタイミングはメリット、デメリットがあり、いろいろ工夫されている。強い人でも実戦で良い手を選び続けるのは難しく、角換わりと違って新規参入はしやすいかもしれない。

○雁木
後手番の作戦として確かな地位を確立しており、若手プロでも雁木をメイン戦法とする人が増えている。先手番の作戦は大きく分けて、早繰り銀(棒銀)、左美濃腰掛銀、矢倉と3つあり、どれも互角ぐらいの認識があると思われる。

○横歩取り
雁木に完全に食われている感。スペシャリストが後手番を持って作戦を練りに練った上で投入してくる。

○振り飛車(先手)
5筋位取り中飛車と三間飛車が主流。
中飛車に対しては居飛車がどの作戦をとってもほぼ互角の分かれだが、後速(後手超速)が選ばれる場合がほとんど。これからも安定して指され続けると思う。
三間飛車は先手の場合、持久戦では石田流に組み替えるが、個人的にはこれが主流をなしているのは意外。むしろ居飛車側が後手番であえて急戦を志向することもあり、今後の動向が注目される。

○振り飛車(後手)
主軸は角道を止める四間飛車と三間飛車だが、近いうちにトレンドが移り変わってもおかしくないとは思う。どちらもイビアナに対してミレニアム(トーチカ)を取り入れている。角道を止める振り飛車は、アマチュアでは特に人気がある戦法だ。

拍手[2回]