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男子はいつまでも中2病、がコンセプトの将棋ブログ。

2025/3/23 石川県最強戦 結果

グランドチャンピオン戦みたいな大会です。
この前支部名人戦で参加資格を滑り込みで得て、出場しました。
参加選手は強豪ばかりなので楽しみにしていました。

予選①△T橋氏
最初から前回優勝者と激突。まぁ私はEnjoy勢なので最高でしかない(笑)
T橋さんの雁木に対し左美濃に組み、横歩を取ってこられる展開に。さらに1歩取らせる意欲的な構想に出ました(その場の思いつきだが)。竜を作られるも自陣内に閉じ込めて捕獲し、その間に玉周りに手を付けれられて難解な形勢が続きます。お互い秒読みになって、「あっ、いい手がある!」と思った自陣角を打つ手順が幻想でした(笑) すっぽ抜けて差がつき、幾許もなく×。

予選②▲I氏
シニア代表で、野々市で指しています。
前は角換わりだったので、今回は角頭歩(!)に。飛車を振った後、Iさんの力戦形位取りを見て美濃から△8二金型の穴熊にシフト。まずまずの展開と見ていましたが、そこから延々とねじり合いに。しかし自玉が堅いのが心強く、大きなミスが無いよう手堅く指しました。ペースをつかんで押し切り、○。

予選③△T内氏
石川県内有数の強豪の一人。でも指した記憶が無い…(さすがにどこかで一回ぐらいはあるような気がしますが…)
T内さんの四間飛車穴熊に、銀冠穴熊。7筋交換の定跡形で、飛車が走ったその瞬間に強く仕掛けます。離れ駒があるので危険な形でしたが、分かれは少し有利と見ていました(実際は良しと思ったところは互角だったが)。しかしさっぱりさせようと角を刺し違えたのが悪手。さらに△7八歩と垂らされるのをうっかりし、突然受け切りの選択肢が消えてしまいます。突如大長考に沈んで攻め合いを読みますが、先に詰めろを掛け続ける手段が分かりませんでした。玉を這い出てうっちゃりを狙うも、余裕で寄せられて×。
帰って調べたところ、実は詰めろを掛け続ける手段はあり、むしろこちらが有望だったかもしれません。残念ながら読みが及びませんでした。

この大会は石川県の将棋指しにとって、大きなモチベーションとなっているのではないかと思います。出場するだけでも大変ですが、また次回。

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2025/3/13 野々市リーグ戦

野々市リーグでは右玉の使い手の方が何人かいらっしゃいます。
今回は、実戦的な右玉の優秀性について語ってみます。(ただし、私自身は右玉側を持つことはほぼありません。)

右玉は「玉が薄くて勝ちづらい」「右玉側から攻めることができない」ように言われることがありますが、これは少なくともプロレベルの話だと思います。
つまり、右玉は相手にすると急所が見えづらく食いつきにくいし(「食いつかれるともろい」なんてのも聞きますが、そもそも食いつく場所が分からないときなんてしょっちゅうだ)、食いつけても上部に抜けられるなんてこともあります。

攻めることができないは、実際の対局から反証します。
Tくんとの対局から取材。



上図は後手の私が1手損角換わりに出て、駒組みが整い始めた局面(実戦の局面とは少し異なる)。▲6六銀と先手が指して△4三金左と左金を上がったところです。
先手の指し方はプロでは全く指されないものの、ネット将棋ではよく見かけます。
後手はバランス風味で最近の指し方かと思われるかもしれませんが、右玉対策として以前からある指し方(駒組みが進むと地下鉄飛車などを狙いにしている)ではあります。

ただし、部分的に普通の指し方は△4三金左で△3一玉でしょう。
しかしこれには▲5五銀と攻めていくのが機敏です。



△8六歩▲同歩△同飛▲8七歩△8二飛と1歩交換しておくと、▲4五歩と動いて先手好調。無理なく攻めることができました。
また△5四歩と突くのは▲4四銀と強襲する手があり、▲7一角の筋があってこの局面では先手良し。
本譜の△4三金左としておけば、▲5五銀は怖くありません。

そもそも論としてこの将棋は1手損のため、後手は駒組みに気を遣う必要があります。
4筋を争点にしないことだけ考えれば△4四歩を指さないことも考えられますが、▲4五歩と位を取られると大勢で遅れを取りかねません。


上図は本譜を進めて、戦いとなっている局面。
△1五歩▲同歩△1七歩と味付けしていますが、部分的にここが右玉の急所です。しかしアマレベルだとタイミングが難しい。私もこれでいいのかよく分かっていませんでした。
そして放置して△8六飛の形に対し、▲7五銀と出たのが凄い一着でした。以下△7六飛▲7四歩と打って上図になっています。

私は△8五桂と跳ねました。間接的に7八金を狙っており、対局中はほぼほぼ最善手だろうと思っていました。しかし次に▲6六銀と指されると、読み進めても優勢になる順は分かりませんでした。
正着は△7五飛。しかし▲7三歩成△同飛に▲5五桂や▲8二角、▲8九飛などがあるため、とても後手が有利とは思えません。一瞬の駒得に走る人かムチャクチャ強い人でないと、相当指せないのではないかと思います。
本譜は△8五桂に▲7三歩成△5四銀▲7四角△7七桂成▲5二角成△7八成桂と進み、これは形勢的には後手が良くなりました。
しかし後手玉が迫られているため、しっかり勝つのはかなり大変です。実際なんとか勝ったものの、一瞬ハッキリ負けの局面を作っています。

正直、▲7五銀はかなり違和感のある手です。Tくんは読みを入れてこの手を指したわけですが、実際咎めるのはかなり難しいでしょう。
右玉に対しては有効な指し手が一本道になり、また難易度が高いという局面になりがちです。単なるソフトの評価値では計れない一面と言えます。

考え方として、右玉側が先手で指しているなら、相手側は手詰まり(千日手)に追い込めれば良いことになります。
「右玉側から攻めることができない」というなら、千日手のプランが必要となりますが、私レベルでは分からないですね。(もちろん、もしそういう研究がある方は純粋に教えてほしいと思っています。)

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2025/3/2 石川県支部名人戦

全国大会予選は、今年から石川県で出場することにしました。
今日は支部名人戦。団体の支部対抗戦と同時開催です。

石川の大会は予選1勝通過2敗失格、予選後トーナメントです。
持ち時間は30分打ち切りでした。

予選①▲K内氏
同世代の強豪との対局。
戦型は予想通り英春流。角交換から引き飛車にして、以前から2人で指していた形。ただ久しぶりでしたので研究を覚えていなかったですね^^; 攻めを引っ張り込むも、自陣を傷めただけで上手く指し回すことができませんでした。一方的に殴られるツラい展開。的確に寄せられ、×。

予選②△H川氏
野々市リーグで、木曜に練習対局を指したばかり。強豪の1人で、結構大変な予選リーグとなっていました。
戦型はH川さん得意の雁木。私も矢倉の得意形を選びます。相手が突っ張ったため攻めを決行しますが、途中でミスがあって互角ぐらいの将棋。4筋から歩を伸ばしていき、飛車を攻めさせている間に相手玉にスパークします。寄せ切って、○。

トナメ①▲Y川氏
よく大会でお見かけする古豪。たぶん指したこともあった気がします。
私の角交換四間飛車。向かい飛車に振り直した後、筋違い角で積極的に攻めます。この辺りはmy定跡でスラスラ指し継ぎ、飛車先を破ることに成功。美濃囲いのコビン攻めで嫌味を突かれますが、上手く受け流してから寄せに出ます。○。

トナメ②▲S木氏
英春流本家。石川県随一の重鎮。
英春流に対して、中住まいのバランス型に。じりじりとしたねじり合いになり、指し手が難しい局面が続きます。途中攻めを逡巡した手が悪手で、相手に形を整えられて大損します。そこで攻め手を決行したものの、ほとんど玉砕。ずっと劣勢でしたが、最後にせめて一太刀…自玉に詰めろがかかりますが、あれっ?頓死で拾って、○。

準決勝▲M野氏
英春門下再び、東京から参戦。指すのは久々でしょうか?
またもや英春流。彼は英春流以外も指すはずだが…(笑) 序盤は手得する展開になり、作戦勝ちが狙えそうな将棋。実際作戦勝ちになっていたようです。しかし上手く攻めを繋がれてしまい、むしろ自信の無い展開に。さらに悪手が出て不利を自認しますが、相手に錯覚があって中段に逃げ出し勝負形に。玉は捕まる形となるも、攻め合いに命運を託す。ピッタリ詰みがあって、○。

決勝戦△K内氏
再戦。嫌な予感。
決勝戦は15分に30秒の秒読みが付きました。予感が当たりさらなる英春流、ソデ飛車型。お互い突っ張り、序盤から大乱戦に突入します。上手く指して優勢を得ますが、しっかり立て直されてちょっと嫌な展開。右辺にシフトして攻めを継続し、恐れず攻め合い勝ちを狙います。自玉も怖い形となりますが、なんとか寄せの形を築くことができました。○。

石川県に本格参戦して初の大会で優勝を飾ることができました。
支部名人戦は相性が良い大会なので、西日本大会も頑張りたいと思います。

こた(仮「1勝1敗で手打ちということで」
K内くん「それはおかしい」

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2025/2/20 野々市リーグ戦

先月までの野々市A級リーグは、研修会に通うTくんに敗れ2位フィニッシュ。
今月から新しいリーグですが、雪や仕事で今日が1回目の参加でした。
F井さんとの対局から取材。


先手が私で、ゴキ中超速の銀対抗の定跡形。
△6二銀を見てピタリと手が止まってしまいます。最近プロの将棋でも現れましたが、おさらいをしていなかった こた(仮。
考えられる手は3つ。次は△5三銀上として位を確保しにくるので、それに先んじて対応する手を考えるべきです。

①▲3七桂と跳ね、△5三銀に▲4五桂を用意するのが一策。ただ、△5六歩▲同歩△同飛に▲6六銀と出たいのですが、△3五歩と桂頭を攻められるのが気になります。



▲6六銀では▲1六歩や▲4五桂も考えられますが、いずれも難解です。
上図までの変化を踏まえ、②▲2四歩もやってみたい手です。△同歩と取らせてから▲3七桂と跳ね、△5六歩~△同飛にはやはり▲6六銀。突き捨てがあることで△3五歩▲2六飛に△1五角の筋が消え、これは先手がまずまずの展開となります。

しかし②▲2四歩△同歩▲3七桂には、△5一角と引く手があります。▲6六銀△3五歩▲2六飛に△3二飛と回られてどうか。これは勝ちづらい気がしました。



考えた末、本譜は③▲6六銀を選択。それでも△5三銀上と出て、敢えて5五の利きを減らすのが、後手の趣向の一手です。

▲6六銀は△5三銀上にもちろん▲5五銀左と取る狙いですが、感想戦ではさらに手順を尽くした攻めを教えていただきました。
△5三銀上に、▲2四歩△同歩▲3五歩△同歩▲5五銀左がそれ。(私も昔研究していましたが、対局中はすっかり忘れていたw)
△同銀に突き捨ての効果で▲3四歩と流れるように手が続きます。



如何にも良さそうな順ですが、実際は△4二角▲5五銀△5一飛ぐらいでまだまだのようです。

実戦は▲5五銀左とすぐに取り、△同銀▲同角△4四銀▲8八角に△4五銀が後手の一連の狙いでした。



取ると王手飛車があるので、この手は嫌な手です。▲6六銀を選んだ時点でここまでは私も読めていましたが、ここで指す手が難しい。

ソフトは①▲6六銀と打つ手を推すようですが、△3六銀▲3八金△2四歩と突く手があって、存外良くするのは大変です。
こた(仮定跡ファイルは②▲7七角と打てと記録していましたが、これは乱戦で危ない変化。知っていないと踏み込むのは躊躇われます。

私は③▲5八銀と打ちました。まぁソフトにかけたら互角になっているんだろうなと思いましたが、まさにその通りでしたw
ただ手厚く指してねじり合う腹積もりです。実戦は熱戦が続き、最後は抜け出すことができました。

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2025/1/9 野々市リーグ戦

転勤してから、野々市リーグに参加しています。
毎週木曜日に行っていますが、とても沢山の人で賑わっていて最初はビックリしました。
(今日はさすがに雪模様で少な目でしたが…でも20人以上いたかな)
2ヵ月ごとにリーグ戦を行い、8・9月にC級、10・11月にB級を昇級。先月から最上位のA級に入りました。

今日はK藤くんと対局。子供相手でどれぐらいの強さかな…ぐらいの気持ちでした。
その強さに驚くことになる。

横歩取りの乱戦になり、下図。
後手の手を考えてみてください。



定跡を忘却して既に外れていましたが、局面は先手のこた(仮ペースで進みました。
しかし、ここで△4一香と打ったのがK藤くんの勝負手。私は全く見えていなかった。
以下▲6一馬△同玉▲3五歩に△2五角が好手。
適当な受けがありませんが、私も長考して切り返しを用意していました。
▲5一金△同玉▲3三角と王手飛車をかけ、なんとか均衡を保ちます。



しかしこの後こちらにミスが出て(対局中は気付いていませんでしたが)、形勢逆転。
下図はえいやっと開き直って▲7五桂と打ち、詰めろを掛けたところ。



△4五桂と王手をしたのが素晴らしい一着。
竜を引かせれば受けに回れる。
しかし逃げるのはどこも危ない。
本譜は▲4八玉としましたが、△4六飛と打たれて青ざめました。
▲3八玉△3六飛とすれば詰みでした。


△4五桂に▲4七玉も難解ですが、△4六金▲同玉△6八馬▲4五玉に、△4三香と打つ好手がありました。
これでやはり私の負けだったみたいです。


勝敗はお互い時間が無かったこともあり、詰みを逃れて辛勝。
若い子は怖い…(笑)

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2025 迎春

明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

体調と気力が戻ったら復活するかもしれません。

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2024 県王将戦中間対局 結果

s氏へ
コメント禁止としましたので、これからコメントはお控えください
返信を求めているようですが、私の常識にてらせば、そもそも返信するような内容では無いです
一応申し上げておくと、ご自身だけで盛り上がっているみたいですが、私はコメント禁止以外の対応はしておりません


県王将戦の中間対局を行いました。

①△M越Jr.五段
序盤駆け引きを経て、vs雁木に棒銀に出ます。名人戦の藤井名人の指し手をぼんやり思い浮かべていましたが、M越くんも同様だったのか早い△4五歩で、別の将棋に。序盤はまずまずの分かれながら、上手く手を作られてしまいました。対応を間違えていきなり大差となり、完切れの状態に。×。

②△T田五段
相振り飛車。3筋交換に対し盛り上がっていきたかったのですが、研究不足で成立するか分からず、妥協。その後勘違いで馬を作られてしまい、王手飛車を食らいます。なんとか嫌味に迫ろうとするも、全然ダメな手を選んでしまいました。どうにもならず、×。

③▲N藤五段
力戦。居玉同士で飛車角交換して殴り合いますが、危ない対応をしてしまいました。また銀を取り損ねたのが痛く、悪くなっていた気がします。ただ本譜は作ったような寄せがあって、竜を切っていきなり詰み筋に。博打を打って○。

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2024/8/4 県王将戦2次戦 結果

最終戦の日に昨年と同じ用事ができたため、できるだけ消化しました。
指しすぎて順番が分からなくなってしまいましたが、ご容赦。

①△Y本五段
いつものイビアナ模様vs向かい飛車。△4五歩から開戦してこられましたが、飛車交換後に桂を活用して指しやすくなります。自玉の堅さ頼りにY本さんの反撃をスルーし、飛車を切って美濃囲いにアタック。快勝で○。

②▲G僧くん
最近プロでも指されている、角換わり拒否の△5三銀型作戦。飛車先交換を許し、厚みの構築や銀の速攻を目指す指し方です。G僧くんの棒銀には無策のようでも銀交換させ、5筋の位を張ります。お互い玉を入城しますが、相手は攻撃陣が作れず作戦勝ち。一方的に攻める展開となり、これも上手く決まって○。

③▲D肥四段
彼の三間飛車穴熊は、得意の作戦。しかしこちらも銀冠から穴熊に組み、こちらの飛車先以外上下対象に。この将棋は居飛車作戦勝ちで、振り飛車側は工夫が必要です。(期待の若手なので敢えて言いますが、以前2438戦で同じことをやっていた。次に繋げないと。)ただし無理な打開への対応が微妙で、2枚飛車ながら意外と形勢は難しい。角も加えて包囲網を築きますが、▲3一銀と噛みつかれたらやや不利でした。本譜は受けに回った手がうっかりで、攻めが決まり○。

④△I川四段
対ゴキ中に▲4七銀型。相手の対応が良くなかったようで、▲3四銀・▲2四飛の形に△5四飛と部分的な手筋の受けですが、▲2五歩と繋ぐ手が強力に。飛車銀両方成り込んで相手の角金を奪い、形勢は勝勢。寄せも素早く○。

⑤▲M田さん
まさかのアヒル戦法に対す。攻めの糸口を与えなければ自然に良くなる将棋のため、時間を使いつつガッチリ指しました。遂に攻めを決行し香で角を取りますが、こちらにも火の手が上がります。ただ玉を反対側に逃げ出して、相手玉は挟み撃ちにし趨勢決す。○。

⑥△N西六段
四間飛車vs△5三銀左型急戦。△6五歩急戦とまた相見えることとなりますが、序盤研究で差を付け優位に立ちます。中盤でも差を広げて寄せに入ろうかというところ、ムチャクチャな攻め手を選んで攻めが頓挫。中盤に戻って押し合いに。ここでもいい手が指せず怪しい展開が続きますが、馬と角で相手玉を睨んで良い形を作ります。しかし(馬取りと勘違いして打った)▲6五歩が大悪手で、その後も悪手連発。竜と飛車を急所に利かされ、×。
この将棋を負けたのは痛い…

⑦△S井五段
対雁木に矢倉系を選択。盛り上がって位を張ってこられたところを反撃するも、この辺りの対応はさすがの指し回し。盤面全体を使って難解な将棋が続きます。しかし飛車を見切って攻めを継続する手が利き、ここでイケると思いました。寄せ切って、○。

⑧▲N澤六段
私のノーマル中飛車。穴熊に対して矢倉流を採用します。研究を外れてからは方針に悩むも、積極的な指し回しを選択。この選択に自信はありませんでしたが、盤面進んで飛車を成り合ったところはやや優勢と見ていました。(実際は互角に近い形勢だったようで、ちょっと感覚はずれていた。)しかし複数の手を読んでいたら、こんがらがって違う手を着手!w まだ簡単でないはずと思い気を取り直したものの、正確に寄せられて×。

⑨▲N島四段
相振り飛車でこちらの矢倉vs金無双。序盤の指し方が良くなったか、急所の▲6六角を据えられ作戦負け気味。ただ馬作りを狙える形となりチャンスを捕えたかと思いましたが、上手く対応されて自信が持てない将棋が続きます。細い攻めながら、飛車を手に入れてから局面が好転し始めました。なんとか寄せ形を作り、○。
彼は2438名人相手にも良い内容で、一層強くなるかもしれません。

⑩▲S藤くん
今回最年少。角換わり拒否の△5三銀型再び。▲3五歩と位を取る作戦を採られたため、嬉野流のように引き角棒銀で攻めていく。ちょっとハードにやり過ぎたかもしれませんが、相手玉が近い(▲7九玉型)ため受けに回って切らすのは大変な将棋でした。大人げなくN藤攻めして○。

2敗して優勝戦線からは脱落。
先月小粒と間違えてひきわりの納豆を買ってしまったときのような気持ち(?)w

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2024/7/28 社団戦2日目 結果

某とんねるず(福井の後輩)にお呼ばれして、Go to 東京。こた(仮史上初めて、社団戦に参加してきました。
「アマ名人戦予選に行ってくる!」とかで何故か某とんねるずはいないが、K出(福井の後輩②)にアテンドしてもらいました。ありがとう、そしてありがとう。
そして意外と友人に会う。そして知った顔がたくさん居る。恐ろしいところに来てしまったと思いましたw(ともかく規模が凄い)
こた(仮を迎え入れてくれたのは、一部リーグに在籍する「翔風館ROB」チーム。全国レベルの強豪が並ぶ、とんでもチームの1つですw 全国大会でかつて私をボコボコにしたK山氏やU田氏など、味方となると頼もしい。S木館長ともお久しぶりにお会いさせていただきました。皆様には温かく迎えていただき、ありがとうございました。

①vs阪大OBチーム ▲Y村氏
個性溢れるチーム名が多いのですが、正確に覚えていないため、属性で記載していきます。といっても一部リーグとなると結構ごちゃまぜな印象はありますが。
戦型は相手の方の四間飛車。早々に▲6六銀型に組まれたのは機敏な構想。左美濃にしましたが既に妥協した感覚になっていました。角を右側に展開し、桂を犠牲に飛車先突破を図ります。しかし▲7五銀が好手で、いじめるはずの角にさばかれ劣勢に。しばらくは粘って決め手を与えないようにしていたものの、と金作りを見せられ行くしかなくなりました。こちらも相手の美濃に、と金を張り付いて開き直りますが、意外と際どい。条件がシビアな終盤戦を拾って、○。

②vs麻布高校OBチームでしたが、私はお休み。なんか某とんねるずが来る。

③vs早稲田チーム ▲U田氏
私の陽動振り飛車。端の位を取って意欲的な駒組みでしたが、▲4六銀と出られて固まる。歩損が免れぬぇ…というわけで早々に失敗し、さらに仕掛けも与えて苦しい形勢に。飛車を切ったものの、しゃにむに突撃しては敗北は必至。歩を打って傷を消したり玉を整備したり、タイミングを図ります。歩を垂らしてきた瞬間、玉の遠さを活かして突撃万歳。小駒でひたひた這い寄りつつ、2枚の馬の利きを上手く遮ることに成功します。続けての逆転勝ちで、○。

④vs野島道場チーム △A川氏
元奨三段のエースが相手、矢倉に。バランス型に対して序盤はまずまずと見ていたのですが、小刻みに動かれて思ったようにいかない。こちらの陣形がいつの間にか乱れ、不利となりました。こちらの飛車を狙って決めにきますが、相手陣も玉が薄く怖い形。間隙を縫って反撃します。しかし恐れず自玉に必至を掛けられ、詰ましにいって最後の勝負。王手は続き、頭を振り絞りますが、×。

こた(仮武者修行編でした。
これからはせっかく金沢に来たので、野々市リーグや金大で指したいと思っています。
「今まで鎖国していたからね」←社団戦に来ていた牡丹(福大の後輩)との会話より

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2024/7/21 県名人戦挑戦者決定戦 結果

2438県名人への挑戦者を決める、挑戦者決定戦が日曜日に行われました。

土曜日に武者修行を行おうと、小松の方で金大メンバーと指してきました。2438くんも来ていましたが、前日飲み会だったとかでキレが無かったw 長めの持ち時間での対局で、読みの感覚が整えられたと思います。
参加された皆様、お世話になりました。

閑話休題、若手が多い昨今の県棋界A級ではありますが、私もまだまだ。(いや、若くは無いけど)
県名人戦は地区予選がシードのため、今回の本戦は予選リーグから参加です。

予選①△M好くん
中学Topの一人。
私の四間飛車に対し、居飛車穴熊。▲6六銀型から組み切る前に仕掛ける定跡形ですが、強いとはいえ中学生であり定跡の整理はまだまだか。端攻めを絡めてひたすら殴りまくります。そのまま攻め切り、○。

予選②▲M野くん
あえて我が弟子、としておこう。小さかった彼ももう高校生。
戦型は角換わり。駒組み途中で筋違い角を打たれて、(以前より)自由に指しているなという印象を受けました。自玉側から相手の角桂を攻めつつ、△6五桂と跳ねて攻勢に。と金を作られるも相手の飛車角を抑えて、リスク管理がしやすい展開となります。押し切って、○。
「大きい将棋※1」を指す子なので、私は彼が将来県のトップアマになってくれることを期待しています。

予選③▲S水五段
我が師。
戦型は師の早石田。△6四歩に▲7四歩と突っかける積極策を取ってこられましたが、ここは自然に受けて対応します。飛車交換になった後、△7七歩と金取りに叩いた手が形を乱す決め手。横からの攻め合いを制し、○。

予選④▲G味くん
彼も中学生、真っ直ぐとした急戦党。
私の四間飛車から、最近ちょっとした話題の北村流※2を採用。▲5七銀左型の得意の急戦で来られますが、もちろん対抗策は用意しています。自陣角からの攻めをいなしつつ、振り飛車らしく飛車を刺し違えていく。2枚飛車の攻めを金銀の厚みでブロックした後攻めに転じ、○。

トナメ①△S井五段
またもや私の四間飛車。今度は居飛車穴熊に組ませた後、△5一角の瞬間に攻めていく。ちょっとしたジャブレベルの攻めでしたが、戦火が拡大したため手厚く指し回します。相手も無理やり飛車を取り合う勝負手に打ってこられたものの、ここで一気に加速。穴熊を崩し切り、○。

準決勝▲N西六段
私のゴキゲン中飛車。▲5六歩型に5筋を交換し、バランスを取った陣形に。対して相手は穴熊に固めてきましたが、2筋交換の瞬間角を打ち込み、馬作りが受からない。さらに5筋から、と金をどんどん作れる展開で押せ押せに。自陣手つかずで快勝となり、○。
N西さん「穴熊を固めたのが敗着」(あまり穴熊はされない御仁です)

決勝戦▲M越Jr.五段
県竜王を得、勢いを駆って3年連続挑戦を狙う。
戦型は再び四間飛車北村流。竜王は一直線の棒銀で叩き潰しにきます。3筋で捌き合いとなり、こちらにミスがあって苦しい分かれだったようですが、曲線的な展開となってむしろ形勢はこちら良し。ただ読み抜けがあって金銀2枚タダで取られ(笑)、さらに特大のうっかりで角までタダ取りされてしまいます(絶望)。しかし粘ろうと自玉を手厚くした後、遊んでいた馬を活用することに成功し再逆転。しかししかし、30秒将棋で混乱した頭で△4四桂というパス以下の一手を放ち、相手にスパークを許す(死)。追いつめられて、手が△5八竜と王手にいった、たまたま最善だった。竜を切ってピッタリ寄りがあって、○。

なんか蘇生したわ。
正直ムチャクチャ運がありました。3年ぶりの挑戦みたいですが、失うものは何もないですねw

※1:様々な形を指しこなせることもそうだが、相手の指し手を見て、相対的に良い展開に持っていけるセンスがある。強い子というのは局地戦の読みに長けることが多いので、彼の個性でもあり、以前努力して培ったものでもあるだろう。

※2:穴熊対策として、金美濃にする四間飛車。豊島九段なども採用し、話題に。奨励会三段発祥の作戦で、本ブログではアマチュアは伏字としているが、もうメディアにも出ているのでそのまま書かせていただきます。

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