勝ったどーーー!!!
すー…はー…
勝ったどーーーー!!!!
大事なことなので。
さて今日は予告通り福井市長杯将棋大会に参加してきました。
弟が免許の更新で里帰りをしていたため、刺客(?)として一緒に参加。しかしこれが思わぬ巨竜を呼び寄せることになるw
今回も県外から参加された方が多数いらっしゃいました。弟が大学時代お世話になったという、M本さんにご挨拶。C級で3位に入賞されました。
A級の予選は4組。私は一回戦、M口五段と対局。
私の矢倉に対し、M口さんの左美濃急戦。銀を繰り出して積極的に指しますが、積極的過ぎて反撃が厳しく刺さります。自玉は最小限の受けに留め、攻め合いで勝ちを目指したものの、どうやら私の負けだったようです(感想戦の結論)。本譜は際どく逃れ、辛勝で○。
二回戦、相手はA池くん。奥越の若手。
相手の雁木に対して、私が早繰り銀で速攻をかけます。しかしその後が下手すぎて、自陣角で反撃され劣勢に。A池くんもチャンスと見て決めにきましたが、これで自陣角に狙われていた駒も捌けて勝負形になります。以下逆転して相手玉を寄せて○。
三回戦はM渕さんと対局に。あわらに続き、M渕さんは滋賀県からの参加でした。
戦型は相手の四間飛車でしたが、序盤で相振りを見せながら駆け引きして三間vs私の左美濃になります。以下振り飛車穴熊に対して銀冠穴熊で対抗。じりじりした序盤の中、後手番ながら果敢に打開して戦いに突入しました。金を取られたものの桂香で攻めたて、受け切りは大変だったかも。穴熊を攻略して○。
四回戦はI本くんのハズでしたが、お互い全勝で予選通過が決まったので対戦せず。
トーナメント一回戦。相手はS井五段。
戦型は角換わりの相腰掛銀。私の▲4八金型に、右四間で対抗されました。攻められる前に攻めてやる!という気概で先攻したものの、上手くいっているのかいないのか、よくわかっていませんでした。本譜は攻め合いにこられましたが、S井さんにうっかりがあって攻めの桂を抜き優勢に。そこから着実に差を広げ、寄せ切って○。
このトナメ一回戦では弟が逆の山で敗れる。私が言うのもなんですが、昨日の段階では優勝候補の一角だと思っていたが…
???「弟さんが来られると聞いたので、やってきました」
私の準決勝は、お馴染みY本五段。
私が振ったのでY本さんは居飛車にされるかと思いましたが、意表の相振り飛車になりました。私はがっちり穴熊に。飛車を取られたものの堅さを生かして手をつくり、上手く攻めを繋げられるかの将棋になります。対局中は難しいと考えていたものの、やはり時間が短い将棋で受け切るのはかなり大変。押し切り○。
決勝戦。相手は2438くん!(県名人) 今年は痛い目に合っています。ちなみに弟とは同世代。
初手で居飛車にするか振り飛車にするか迷いましたが、ゴキ中をチョイス。2438くんは超速に。定跡の変化から相手が▲4八金~▲3七金とする趣向を見せ、それに反応し手を作りに行きます。抑え込まれると不利になりそうですが、△5五飛と金にぶつけ一応捌けそうな感じに。2438くんも自陣飛車を打って粘るものの、私の優勢が明らかになりました。しかしここからが「捲りの死神」w 飛車のタダ捨てなどでごまかされ、こちらも怖い形に。悪夢再びか…という空気の中、歩の頭に香をねじ込んで勝負!遂に、○。
今日は気持ちよく寝られそうですw
[1回]
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世界中を驚かせることはできないけれど、生きてく理由を映し出していこうか。
さて、福井棋界では大会梯子weekに突入しております。今週土曜日には福井市長杯ですが、昨日は私の地元、あわら市将棋大会でした。
A級の予選は3組。
私の予選一回戦はD家四段と対局。最近はたまにしか大会に出られない方で、久々にお会いしました。
戦型は私のダイレクト向かい飛車に。玉頭と反対の3~4筋の位を取られる、D家さんの趣向。自陣角で飛車を責められ難しい将棋でしたが、6筋を突き捨て飛車を転回します。上手く捌ける展開になり、王手飛車のラインを生かした攻めが決まって○。
二回戦はお馴染みのY田四段。
角換わりになり、Y田さんがプロでも流行中の△6二金型で仕掛けます。私は自然に対応し、受け止めることに成功。そのまま反撃に転じますが、やや焦り過ぎだったかもしれません。また受けに手を入れることになったものの、持ち直して押し切り○。
三回戦はまた常連のY本五段。
戦型は私の四間飛車。対抗形を好まれるY本さんは玉頭位取りを指向し、レトロな戦型になりました。5筋の銀捨てから取り返す常用の筋で仕掛け、難しい中盤戦が続きます。銀を捨てて竜を回り込み、優勢になったと思いました。最後はかなりグダったものの、なんとか○。
四回戦は小松から参加のMさんと。以前どちらかでお見かけしたことはありますが、おそらく初対戦。
戦型はMさんの四間飛車。私は後手ながら棒銀で挑み、加藤流で仕掛けます。馬を作りながら玉頭方面を攻めたのが上手くいって、優勢に。自玉方面の嫌味を歩で攻められますが、丁寧に受けに回ります。中押して○。
五回戦(予選ラスト)はY竹さんと対局。
Y竹さんの矢倉に対し、早繰り銀型で攻める流行りの急戦。積極的に行く手もありましたが、ポジションの良さを主張して組み合いに。相手の失着に乗じて飛車先を破り、快調に攻め続けます。そのまま包囲網を敷いて○。
トナメ一回戦は予選全勝のボーナスが入ってシードGET。N藤五段や勝手さんにイジられましたが、先輩方の脅しには屈しませんw
というわけで準決勝はM前四段と対局。今年の王将戦でシードを獲得された強豪。
戦型は相掛りで、後手の私はやはり流行りの早繰り銀型。相手の形を決めさせようとしましたが、M前さんにそれを逆手に取られて盛り上がられます。壁銀の瞬間攻められ面白くない展開だったかもしれませんが、私も反撃し形勢は難解。その後も難しいながら、王手飛車を掛けて良くなった気がします。最後は強手で攻め切って○。
決勝戦、相手はK道四段。
K道さんが得意にされている立石流に対し、私は積極的に動きを見せます。馬を作らせる代わりに歩を得して、1歩得vs馬の構図に。互角の形勢だったと思いますが、馬の利きを生かして端を突く手をうっかり!香損になって形勢を損ねました。その後も粘りを欠いて明らかな1手負けに陥ります。仕方なく、なんとなく角を利かせて詰めろ。本当は普通に詰まされて負けの局面でしたが… 時間があまり無かったのが幸いし、なんとなくの角が生きて○。(ただ詰まし損ねた後でも粘られたら時間勝負になった気がする。)
最後は苦い勝ち方になってしましましたが、優勝することができました。
さて今度の市長杯は、こた家から刺客がやってくる…?
[0回]
とどのつまり、私のような。
昨日は朝日アマ名人戦の福井県大会が行われました。
「今日のオレはマジだから、本気と書いてマジだから」
A級の予選は4組に分かれて、上位2人がトーナメントに進めます。
一回戦の相手はN谷さん。
戦型はN谷さんの筋違い角。意表の選択で、筋違い角とは久々の相対です。じっくりと指したかったものの、相手に攻めを見せられて結局攻め合いに。壁銀にさせられて自信がありませんでしたが、飛車を取って早い攻めが決まりました。幸先よく○。
二回戦はI本くん。当研究会メンバーの1人ですが、本音を言えばさらに力を付けてほしい。ちなみに私は期待していない人にはあれこれ言わない主義です。
戦型は相掛り。I本くんの早繰り銀に、中座飛車+中住まいで対抗します。しばらくは駒組みが続くかと思いましたが、相手から桂ポンで仕掛けられて決戦に。飛車を交換して相手陣に打ちこみ、そこで凄い手が無ければ私が有利な形勢だと思いました。I本くんは粘りにきましたが、着実に押し切って○。
三回戦、相手はK畑さん。
対先手ゴキ中に△6三銀型を目指しますが、▲7七角を省いて▲6八銀だったため△5四歩で決戦に。相手が強く攻めてこられたものの、丁寧に受けに回ります。手厚く受け、角得の中盤戦で中押しし○。
四回戦はいつもコメをいただく勝手さんと。
戦型は私の石田流。勝手さんは得意の天守閣美濃に。お互い十分な陣形に組み上げたところで、こちらから果敢に仕掛けました。香を取らせて馬を作らせた代償に、左桂を活用して難解な形勢。ゆっくりはできないので飛車取りを手抜き、角も切ってガンガン攻めます。勝手さんも全力で受けに回ってきますが、寄せ切って○。
予選ラストはS井五段と。負けると同率再戦になりそうです。
戦型は後手で横歩取り。古典的な変化に持ち込んでハメたような感じになって、飛車を奪います。さらに竜を作って有利な展開でしたが、そこから変な手を指して怖い形に。それでも相手陣から追い出された竜が再び暴れて優勢を確保しました。攻め切り○。
私はとりあえず予選を全勝で通過。もう1人は順当ならS井五段でしょうが、I本くんが直接対決を制して1敗で2位通過。
他の組では同率再戦があり、しばらくは相手が決まるまで待ちの状態。しょうがないのでキノ(昨年の覇者、予選は流石の全勝)の脳を疲弊させるために早指しを挑む。
キノ「疲れないようにしないと」
だが私は負けたくないので全力だ!w
そんなことをしている間に、こちらもマジのS戸川。午前中に師匠と竜王に2敗して首筋が寒くなっていたものの、根性で勝ち抜きを決めていた。
そんなこんなでトーナメント一回戦。
相手はS藤四段。竜王。
戦型は相振り飛車。相手が玉頭方面から陣形を盛上げてきたのに対し、積極的に銀をぶつけていく。こちらの陣が未完成だったので怖い手でしたが、手に入れた金で角をいじめやや優勢に。しかしS藤くんも勝負手で迫り、動揺したわけではないものの私も悪手を指します。形勢が入れ替わるも入玉を含みにしながら受けにまわり、今度は私が粘って難解な勝負に。そうなると中盤の入り口でS藤くんが多く時間を使ったのが響きました。将棋はまだまだだったものの、時間切迫で投了され○。
準決勝、相手はN藤五段。Theやんちゃ流。
戦型は予想外のN藤さん先手ゴキ中。私は後手番超速で対抗します。N藤さんらしく5筋を切り、▲5四歩と拠点を張る積極策。しかし△8六歩の突き捨てに▲同角が悪手で、香を取りながら馬を作ることに成功して急に優勢になりました。そこからは特攻を警戒して手堅く指します。攻められないよう意識して指し回し○。
あちらの準決勝が遅く始まったので、観戦に来ていた奨励会員Tくんと指す。時計を使わなかったら、彼はしっかり考えます。幕間とは思えない勝負になっていました。
決勝戦。相手はT田五段。向こうの山は全員こた研に参加したことがあるメンバーでしたが、T田さんが貫録を見せました。
相手の作戦は四間飛車で藤井システム模様。して私は穴熊に堂々と組みに掛かります。結局システムにはならず、囲い合いになりイビアナvs銀冠に。こちらが仕掛けを見せながら牽制していたつもりでしたが、思わぬ仕掛けを与えて小競り合いに突入しました。こちらが先に桂を取れて少し良くなりそうに思えたものの、相手に粘り強く指されて難解な形勢。私は穴熊頼りに攻めを企てますが、切れ模様になり劣勢に立たされます。そして遂にT田さんが満を持して、玉頭からの反撃に出られました。しかし駒不足だった私にとって、このピンチはチャンスでもある。穴熊の玉の遠さを生かし、大駒を切ってスパーク!○。
というわけで優勝を決めました。
冒頭でマジ宣言をしたものの、前回で弱気なことを言っていた辺り、正直なところ今年はダメかもと思っていた節がありました。
でも沢山指そうと思いました。
単純な話で、たくさん指した方が勝ち星が増えるから。
[0回]
今日は県王将戦でした。
①vsT橋さん
後手番で相掛りをチョイス。私は角道を止めて雁木にし、先手は銀冠で対抗しました。先手から仕掛けられましたが、本譜の順はややムリ気味だったと思います。入玉含みで受け止め、かなり迫られたものの○。
②vsK縁五段
先手で石田流。K縁さんの作戦は米長玉の銀冠で、私の方がやや作戦勝ちになったかと見ていましたが、全然そんなことはなかったZE☆ 小競り合いから難解な中盤に突入し、と金攻めの間に相手の玉頭ラッシュが始まります。これをなんとか中段で凌ぎきり、最後は豊富な持ち駒を生かして即詰み○。
③vsキノ五段
1週前の全敗と全勝では結果は見えていると思った貴方、廊下に立ってなさいw
さて戦型は角換わりで、キノお得意の右玉に。私は穴熊に組みかえましたが、やや失敗して打開が難しくなりました。組み替えのスキを縫われ馬を作られ、歩を突きまくるテキトーな攻めが繋がるかどうかの勝負に。ただこの後キノに一失があって、馬を抜いて攻め切り○。
④vsS井五段
私の中飛車に対して左美濃の作戦を取られました。三間に振り替えて歩交換をしましたが、それをきっかけに手を作られて捌き合いに。相手の駒が重くなった瞬間に大駒を切ってギリギリの攻めを敢行します。終盤優勢だと思っていたものの玉頭から食いつかれ、実は大変な形勢だったかも。なんとか余して○。
⑤vsN西六段
1手損角換わりから、相腰掛銀の相引き飛車型に。先手の私が▲3五歩~▲4五桂の筋で仕掛けますが、やはりN西さんが反撃し私が受けに回る展開になりました。こちらが指せそうだと思いながらも、お互いの玉が裸になる激しい将棋。やはりというべきか間違いが出ます。鮮やかな即詰みに討ち取られ×。
⑥vsT円澄さん
対石田流に端の位を取って銀冠にし、相手は穴熊に。仕掛けられたところではあまり自信はなかったものの、玉頭戦に持ち込み難解な形勢。王手飛車の筋を見せながら穴熊を削り、上手く寄せることができました。○。
結果的には5戦目のN西さん戦が優勝決定戦となり、N西さんが今年三冠目となる王将位に輝きました。
3敗にN西さん含む4人が並ぶ混戦だったものの、私は一応2位に滑り込み。最終結果は17-3でした。実は5連覇がかかっていたという噂がありましたが…
来週はまた朝日アマがあり、これが今年最後の県タイトル戦になりました。今年は思うような将棋がさせていないと感じていて、結果もやや落ち気味です。将棋自体の完成度は高くなっているかもしれませんが、どうも読みが穴だらけで粘りを欠いています。当然なんとかしないとという気持ちはあります。
でも、どうしていいのかわからないんだよな。
①N西六段(18-3) 5年ぶりに王将位を奪回。
②こた(仮(17-3)
③T田五段(17-3) 来期シード権を確保。
④S戸川四段(17-3) 3敗ながら順位差で4位に。優勝争いに絡むが無念。
⑤K下五段 コイツもこのままだと来期ノーシード。こた研団体メンバーは来週に命運を賭ける。
⑥K縁五段
⑦S井五段
⑧M前さん
次点:S藤くん 未消化が3局という不運。強く生きてw
[0回]
将棋には色々な可能性があって、自分の好きな方向に進めるのに、前だけに囚われているのはつまらないんじゃないか?
昨日は小松で毎年恒例の北國王将杯将棋大会が行われました。
予選一回戦、N尾さんと対局。石川のムードメーカー的な存在(?)ですが、よく当たるような気がします。
N尾さんの作戦は英春流ソデ飛車。私は中座飛車で経験のある進行でしたが、途中で変化して未知の局面に。金を繰り出して攻めを受け止め、相手の攻め駒を撤退させることに成功します。端から反撃して寄せ切り○。
トーナメント一回戦はIさんと対局。以前当たったことがあるような憶えがあったのですが、よく思い出せない…
戦型は角換わりから先手のIさんが右玉に。私は普通に銀矢倉に組みかえます。打開を図った自陣角に対し、チャンスと思って仕掛けた手が微妙だったかも。中盤の分かれは悪手を指していたとお思いますが、自分の攻めがどこまで繋がるかという展開になりました。金の王手に対しての応接が疑問で、飛車を見捨てた寄せが成立します。辛勝で○。
二回戦、N平さんと。優勝候補筆頭との大一番。
戦型は雁木vs矢倉。支部戦と同じ戦型ですが、趣向を凝らしてソデ飛車から力戦に持ち込みます。相手の壁銀を咎めるため、飛車を見捨てて角を奪い攻めたてました。どうやらこちらが指せていたようですが、決めきれず勝負は振りだしに。押したり引いたりの熱戦になり、打ち切り(持ち時間)の非情な終幕が近づきます。惜しかったといえば惜しかったものの、×。
結局N平さんがこのまま勝ち進み、優勝を決めました。
私は牡丹と戯れながら最後まで観戦していたら、ご飯に誘っていただきました。Mくんの妹さんが可愛いとか、K内くんは英春流しかしないんだぜとか、そんななんでもない話の中で私はN平さんの言葉に不意を突かれます。
「こた(仮くんは悪い局面でも楽しそうに考えているよね」
いや、勝ちたいのは勝ちたいんですよ?
それだけが目的ではないだけだと思います。
あ、お寿司美味しかったです!(前回のコメ参照) ごちそうさまでした。
[0回]
昨日は石川県支部連合会将棋団体戦がありました。去年は協賛の「ビエンナーレ」が冠された大会でしたが、これは隔年ごとだそうです。
私はS戸川先生お誘いのもと、K下先生と一緒に参加してきました。
「フルマーク狙おうぜ」(フラグ)
A級、B級とも8チームの参加。予選2勝通過2敗失格、以後トーナメントの方式になりました。時間は25分+30秒です。
予選一回戦は、富山のチームと対戦。私がS戸川先生の陰謀で大将に。その相手はいきなりN平さん!
戦型は相振り飛車。力戦形になり、こちらからムリヤリ仕掛けていきます。難しいかな、と思っていた変化に進みましたが、いざ煮詰まってみると私の金損に。N平さんの大局観と指し回しが正確でした。以下普通に押し切られて×。
チームはK下先生が長手数の熱戦でしたが、最後まで崩れずに押し切り勝ち。
S戸川先生はJK相手にエンジョイして勝ち。 彼女さーん!浮気ですよー!
二回戦、小松支部2438チームとの対戦。2438、A木の並びはおかしい。(真顔)
というわけで私の相手は2438くん。私の作戦は先手ゴキ中。後手は△5四歩型で位取りを拒否し、私は銀冠に組みかえます。地下鉄飛車で揺さぶりを狙ったものの、先に攻められ自信なし。大長考しましたが有効な順は発見できず、成り行きで進みます。その後少し2438くんに攻め急ぎがあったかもしれませんが、私が秒に追われて自爆し×。
S戸川先生は本局も快勝だったよう。
K下先生vsA木くんは相穴熊。最終盤、竜切りから桂捨てで穴熊をこじ開けたのが鋭手!光速流炸裂でK下先生勝ち。あれ、隣の人心強いなw
お昼、金沢に帰ってきたという牡丹(元福大)に絡む。K内くんに付くのか、裏切者ー!w
準決勝。相手は金沢大学チーム。
私はS口くんと対局。戦型は角換わりに。進行は後手S口くんの△7二金~△6一飛で王座戦に出た形になりましたが、その王座戦の展開はよくわからなかったので変化します。しかし△4四銀~△1三角がなるほどと感じた攻め。そこで考えたものの時既に遅し、苦しくなったように感じていました。その後も受けに回ったのがチャンスを逃した感で、どんどんマズい形勢になっていきます。ですが相手も秒読みで乱れ、最後は混戦に。自玉が詰めろが解除できればというところで、局後S戸川先生指摘の歩頭に打つ角が勝負手でした。これに気づかず受けに窮して×。
W先生が勝ってチームは勝利。
なんか知らんけど決勝戦。S戸川先生に「最後勝てば全部帳消しですよ」と去年誰かが言っていたような台詞を浴びせられ、泣いても笑っても最終戦。2438チームと再戦です。
…私だってわかっていたのです。最後勝てば官軍なのだと。だが、こた(仮はタダでは転ばない、どうせならカッコよく勝つ!
戦型は相掛り。その決意を秘めた私の最後の作戦は、ズバリ!
入 玉
である!w 貴方は初手から入玉を狙ったことはありますか?
銀立ち矢倉から金を8六に押し出し、玉も8七に進出。そして5筋を絡め、囲いで相手飛車を圧迫します。そして、なんやかんやで突っ込む!作戦は的中し、局面は私が良し。しかし私は忘れていた、今日の自分がいつにも増して冴えていなかったことをw
飛車交換して捌いてしまった方が入玉しやすいかと思いましたが、当然飛車を打ちこまれて攻められます。私は読み筋とばかりに銀合い。そこで2438くんが「どっちがいいかな」とつぶやきました。私にはこの意味がわからなかった。25秒読まれたところで、合いで打った銀を取られた…。
優勢になってから結局少しずつ悪手を指し、最後は下段に落とされ×。
しかし…
K下先生が野生の高校竜王を再度下し勝ち。
S戸川先生も無傷の4連勝。
全敗で優勝という、ある意味伝説を達成しましたorz
「今日はオレの奢りじゃー!!!」
[0回]
日曜日に研究会予定です。
イレギュラーで出れなかった(?)昨日のアマ王将の結果を聞いたところ、福井勢は上位には食い込めなかったようです。北國王将もそうですが、近年福井から優勝者は出ていないと思います。私も頑張りますが、どうせならKKK勢で多数入賞を狙いませんか?
Oセンパイ、子供たちにいいところ見せるんですよね?
KとかSとか、そろそろ運転手じゃ満足できないだろ?
え、私?
私のことは誰も期待していないからいいのです。
[0回]
アマ名人戦に行って参りました。
福井県の予選となるアマ選手権は準優勝ながら、優勝者の辞退で図らずも出場権を得ました。これで代表というのも憚られますが、せめて恥ずかしくない成績は残したいところ。以前ベスト16に残ったことがあるものの、2年前には連敗で予選落ち。気張っていきましょう!(他に連敗で予選落ちしたのは、初めて全国大会に出た竜王戦のみ。やはり1回も勝てないのは悔しい。初陣で1勝を上げたS藤くんは普通に凄いと思う。)
金曜日の前日入りでしたが、今回は遅くにホテルに到着したので前夜祭は回避しました。組み合わせも見ずにとっとと部屋に行ったものの、誰がしが親切にもリーグ表を知らせてくれました。
いや、もしかしたら煽りのつもりだったのかもしれないw
①こた(仮
②激戦区大阪代表
③支部名人戦連覇
④ほとんどプロ
よし、解散w
見渡す限り強豪というこのアマ名人戦という舞台でも、かなりの鬼リーグ。「これはこた(仮予選落ちだな」と誰もが思ったに違いないw
1日目はまず予選3局が行われます。持ち時間は50分+30秒、あれっいつもこのレギュレーションだったかな?
話は変わりますが、元新潟大のY口くんも福島県代表で参加していました。申し訳ありませんが最初私は全く気づかず…。今回は初参加の人が多く、同世代や20代が目立っていた印象でした。
そして初戦の相手も同い年、大阪代表のU原さん。私は存じ上げませんでしたが、激戦区で代表になっている時点で強さは証明済み。元奨かと警戒しましたが、違ったようです。
先手のU原さんの石田流に対し、私は相振り飛車を選択。相手は矢倉にがっちり組み、私は攻めの態勢を整えます。自玉が薄いので成否がわかりませんでしたが、果敢に端攻めを敢行しました。と金作りを手抜かれて苛烈な攻め合いとなり、相手玉が2手スキの間にこちらが寄るかどうかの勝負に。最後逃げ方を間違えて冷や汗をかいたものの、なんとか逃げきり○。
勝者同士の二戦目、相手はI葉さん(愛知)。アマチュアで唯一、プロ棋戦での優勝経験を持つ超強豪。
戦型は後手の私のゴキゲン中飛車。▲5六歩から角交換され、先後逆でよくありそうな形に。中飛車にこだわらず向かい飛車に振りなおしましたが、自陣角からの仕掛けを誘発しました(こちらが先手なら無い仕掛けか?)。第1感はなんとかなりそうだと思ったものの、受け方がわからず私が不利な形勢だったかもしれません。それでも再び飛車を中央に活用し、角を切ってスパートをかけます。後は気合いと根性だ!w そこからは二転三転していたと思いますが、なんだかんだで寄せ切って○。
係の人がびっくりしてました。
そして今日、トーナメントが始まりました。
私はベスト16をかけた一回戦、O村さん(愛知)と対局。去年まで大学棋界で鳴らしていた、若さと勢いのある相手です。某名人に「がんばってください!」と励ましの言葉を頂いたものの、「代わってくれ」と言いたくなりましたw
戦型は私のダイレクト向かい飛車。県名人戦でも角交換振り飛車を連採しましたが、比較的じっくりとした力勝負に持ち込みやすいのが魅力です。相手は銀冠に組み、自陣角から打開。私は金で角をいじめに掛かりますが、相手陣が非常に厚くあまり自信がない展開でした。手を尽くせば難しかったと思いますが、コビンから攻められ劣勢に。しかしながら寄せ合いで噛みついて、一番最後にチャンスがきます。
負けだと半ば諦めていた局面に、一瞬何かあるはずだと思った秒読みの30秒。2択。
掴みとることができず、×。
というわけで帰ってきて今に至ります。
今は相居飛車が指したい気分です^^
[0回]
ちくしょうめー!!!
はぁ、はぁ…
すみません、取り乱しました。
今日は件の県名人戦でした。2438名人に挑戦する3番勝負です。
場所は福井新聞社の和室「閑閑亭」。ケーブルテレビあり、大盤解説ありの本気仕様。朝、県将連会長と福井新聞社さんのご挨拶を上の空(失礼)で聞き、会長が振り駒を行いました。と金が3枚で1局目は先手番です。
本日の解説は告知通りS戸川。一番きちっとした格好でいらっしゃるw
しかも彼女同伴である。マジなんなのコイツw
閑話休題、ほぼ9時頃に第1局がスタートしました。まず私の最初の先手番ですが、作戦は角換わりに決めていました。私にとって角換わりは今まで主力戦法ではなかったのですが、最高の相手にどこまでやれるか挑戦してみたかった。
ただその後の進行はややアテが外れます。途中まで定跡通りだったものの、2438くんに先に新手を指されてしまいました。穏やかな変化を選びましたが、手番で意外といい手がなかったのは誤算。結局悪形にさせられ、相手に先攻を許す苦しい展開に。自陣角を据えて頑張りましたが、相手の攻めが急所を捉えます。しかしながら私も竜を作り、プレッシャーを掛けて勝負。ただ最後に残った時間で、腰を据えて読み切り態勢の名人。桂捨てからピッタリの寄せ手順でした。後手玉に詰みはなく、詰まないことがハッキリしたところで投げ、×。
最後は1手差で惜しい感を醸し出しましたが、こちらにチャンスらしいチャンスは無かったと思います。いきなり横綱相撲で寄り切られてしまいました。
13時から2局目がスタート。こうなればS戸川にあやかるしかないw
戦型は私の角交換四間飛車。最近では後手番のエース格です。プロでは△3三角と上がる形が多いですが、私は△8八角成と交換して美濃囲いに。相手は銀冠の完成を急ぎました。3筋を交換した手に対し、▲6六角と打った手はたぶん手拍子。普通は角を合わせる1手なのですが、本譜は△4四歩が利いて作戦勝ちになりました。ただ相手は名人、容易には崩れず少しずつ混戦模様に。もはや棋風に殉じるのみと、果敢に攻めかかります。これが功を奏したようで、飛車交換から先に相手陣に打ちこんで再び優勢になりました。こうなったら負けられない。手堅く指して、○。
遂に去年も合わせて名人戦初勝利、果たして流れは変わるか?
勝手さんによる再度の振り駒が行われ、最終局は後手番に。先手が欲しかったが、こればかりはしょうがない。
3局目は15時半に開始。こうなったら角交換振り飛車と心中しよう。といっても全く同じなのは性に合わないので、ちょっといきすぎてダイレクト向かい飛車。2438くんは筋違い角の急戦を見送り、今度は自然な矢倉に。もともと彼はこの形を愛用していたような気がします。引き飛車から持久戦模様にしましたが、7筋の位を取られてちょっと嫌な感じ。この形では銀冠を急ぐべきだったかもしれません。自陣角を打った手は解説会では評判が良かったようですが、私はあまり自信はありませんでした。位は取り切ったものの金を引きつけられ、押したり引いたりの難解な中盤戦。相手は先に桂を捨て取り返しにきましたが、これは疑問だったか。上手く桂を助け、ここは本局初めて有利になったと思っていました。受けに回る手もあったものの、1手勝ちの直感に従い寄せ合いに突入します。最後お互いの陣形が瓦解し、詰むや詰まざるや…。今考えると、ギリギリ詰みなしで勝つ順があったと思う。が…読み切れない!詰みと見て竜を抜かれる順を選択し、第2ラウンド。ここでもまだ勝っていたらしいが、やはり寄せの好手を発見できず混沌。長手数の熱戦も逆転負け、×。
2438くんは県名人戦6連覇!を達成。おめでとうございます。(棒読み
あと一歩で負けるのはいつものことといえばいつものことなのですが、やはり何回経験しても慣れません。
ただ、まだ止まれないんですよ。
[0回]
日曜日は県名人戦挑戦手合い3番勝負が行われます。
福井新聞社では新進気鋭(?)S戸川四段による大盤解説も行われますので、ぜひ皆様お越しくださいませ。
下馬評では2438名人防衛の空気が既に流れているような気がするので、判官贔屓でこた(仮を応援いただけたら幸いです。
作戦はだいたい決まりました。
良かったら戦型予想でもしてみてください。
もしコメントして当たれば、貴方の後の人生になんらかの幸運が訪れるような気がしますw
[1回]