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男子はいつまでも中2病、がコンセプトの将棋ブログ。

ReMembers

きっかけを経て、記憶の人たちがもう一度語る。
誰かが困っても、自分は悪くないのだと。

日曜は職団戦に久々に参加してきました。S師匠の代理出場でしたが、いいメンバーに恵まれました。
…仕事で4月からのいろんなこともあって、ギャップがやばい。まぁ、腐らず、やろう。

F級(フリークラス:合計段位の制限内で誰とでも組める)に、あわら将棋クラブで参加。副将にS水さんの娘さん、三将にK南さんというチームでした。
A級との合同でリーグ戦をして、F級内で順位を争います。

一回戦、市役所チームとの対戦。A級参加のチームは合計段位の制限が無く、3人ともA級プレイヤーという優勝候補大本命。
私の相手はS戸川四段。市役所名人(?)をいつもT田さんと争っているが、今年もものにしたらしい。
将棋は対三間飛車にエルモ囲い。エルモ囲いからの仕掛け方にはいろいろありますが、支部戦のときから私はソデ飛車の作戦を試し続けています(これが一番自然に見える)。角交換から難しいねじり合いになり、形勢判断を把握しかねていました。見えていない手を指されて、少しずつ悪くなっていた気がします。時間があればもう少し粘りにいったと思いますが、実戦は喰らいつき損ねてジ・エンド。押し切られて×。
ここは他の相手も強く、チームも×。

二回戦、相手は県庁チーム。2人での参加でした。
私はS川三段と。力戦を指向するタイプだと思います。
戦型はS川さんのメリケン向かい飛車から、居玉で仕掛ける意欲的な指し方でした。しかし、さすがにリスクは高く銀交換から飛車を切って捌きます。手になれば居飛車良しがハッキリしました。攻め切り○。
チームも2-1で勝利。団体戦は一戦目負けてからが本番なんですよ。

三回戦はM越ファミリーチーム。ここも2人参加ながら、A級選手が並ぶ強敵です。
私は帰省中の勝手Jr.くんと対局。正月以来。
正月のときにやられた相掛りに再び誘導しました。序盤早々考えているなと思ったら、意外なところで仕掛けられました。損なタイミングだと思っていたので考えたことがなかったのですが、結局よくわからずやや妥協する形に。私は自分が指しにくいと見ていましたが、相手もどうやら自信がなかったよう。観戦者の感想も二分されていて、判断の分かれるところだと思います。打った自陣飛車を捌くのに苦労していたものの、勝負手で少しずつ視界が開けてきました。なんとか竜に出世させ、攻めが続く分かれ。1手勝ちで○。
2-1で2勝目。

四回戦、7六歩赤チームと対戦。
相手はなんと高校の後輩、K西。マジで高校以来か。帰郷したとのことで、ソムリエらしい。
戦型は相手の△3三角戦法。珍しい指し方となりましたが、どうやら得意戦法だったとのこと。私が緩手に乗じて桂頭を攻め、優勢になりました。と金と竜で攻め、そのまま○。
感想戦では、高校のときに戻ったつもりで検討を行いました。
ただチームは残念ながら×。

五回戦、フクビ化学チームと。昨年以前はN五段が引っ張っていましたが…
私の相手はT円澄三段。まさかの加入で、ここもA級が2人いるチームに。
戦型はT円澄さんの角交換四間飛車。やや面白くない作戦を取ってしまったかもしれませんが、銀角で攻めて形勢はやや良し。相手の時間が一方的に無くなり、あとはどうまとめるか…という段階のはずでした。しかし玉の近くで食いつかれて一気に怪しくなります。いつの間にか形勢は敗勢に近くなっていましたが、闇討ちしてとりあえず相手玉は必至。自玉が詰むかどうかでしたが、ギリギリ詰まず○。
チーム全体で熱戦になり、結果は2-1で勝利!

最終戦は7六歩黒チームと。
私の対局は相手の力戦振り飛車に。なんというか、力戦振り飛車としか表現できない。銀を2枚繰り出して力強く抑え込みを図ってきたものの、玉頭方面から銀を繰り出し反撃。その銀を受け止めている間に、端を絡めて手を作りました。こうなると薄い相手玉が響き、攻めが決まって○。
チームも見事勝利することができました。

結果的に2敗したものの、F級で優勝となりました。優勝できるとは思っていませんでしたが、私は意外と団体戦は持っているのです。

戦いの終わった後や表彰式の様子を見ていると、単純にとても良い大会だったと思いました。
今回は子供たちのチームが多く参加いただきましたが、欲を言えばさらに参加チームが増えてくれると嬉しいですね。

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