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男子はいつまでも中2病、がコンセプトの将棋ブログ。

雨が降り止むまでは帰れない

こんなところにいられるか!俺は自分の部屋に帰らせてもらう!(死亡フラグ

今日は支部名人戦の福井予選でした。団体の部は全然見てなかったので割愛。
個人戦は予選が2組で、上位2人のトーナメントといういつもの奴です。
私がいつもわーわー言う相手があんまりいなかったのが残念。(N西さんに「キノ君が最近来ないのはこた(仮君がいじめたせいだ」と責任転嫁されましたw)

予選一回戦。相手はS水師匠。
S水さんの三間飛車に私はエルモ囲いを採用します。端からのちょっかいに自然に対応したつもりでしたが、あまり良くなく居飛車不利に。飛車角が捌けず、相手に竜と成駒で攻められて苦しい時間が続きます。なんとか勝負形を目指し美濃のコビンから攻め入るものの、切れ模様。しかしクライマックスで、お互い時間が無くなります。将棋は負けでしたが、勝ちを拾って○。

二回戦はY本五段と。朝、「こた(仮君はいくつやの?」と聞かれました。41歳差対決です。(ちなみに師匠とは40歳差である。)
戦型はまた三間vsエルモ囲い。Y本さんの三間飛車はやや珍しい。同じく端からちょっかいを出されたので、先ほどの反省を生かし今度は居飛車指せそうな分かれになりました。以下はっきり優勢になりましたが、玉頭から猛攻をかけられ受け間違います。瓦解して×。
エルモ囲いはまだコツをつかみ切れていないのもありますが、ネット対局でも逆転負けが多いです…。

三回戦、気を取り直してK縁五段との一戦。
私の向かい飛車に対して序盤駆け引きがあり、対抗形の力戦に。私は穴熊に組んで遠さを生かすべくジャブを放ちます。しかし流石に軽すぎて、反撃がクリーンヒットしまたもや不利な形勢に。ただK縁さんも自重したのが良くなく、香損ながらなんとか難しい勝負に持ち込みます。以下中盤のねじり合いで一歩抜け出し、押し切って○。

四回戦はM口五段。またまた師匠世代のベテランです。
戦型は私先手で矢倉。以前先手矢倉はやる気がしないとか言ってた奴がいましたが、研究が足らないと思いますねw(私の去年の記録記事参照) 対してM口さんは雁木に構えます。私が2筋を押し込み、相手が9筋を押し込む両方に主張のある将棋。私は玉頭方面の開拓に出て、先手が指しやすくなりました。投了の局面はまだ駒の損得がなかったものの、潔く投げられて○。

五回戦、K下さんと対局。またもやベテラン。
戦型は対四間飛車に穴熊。普通に組んだつもりだったのですが、仕掛けられていつのまにか自信がない展開に。私も美濃囲いの桂頭に綾をつけ、攻め合いを狙います。K下さんは馬で飛車を取りにきましたが、これが結果的にイマイチでした。穴熊の遠さを生かして相手玉だけを見れる展開で、攻め切り○。

私は2位通過で、準決勝はT田五段との対局。
T田さんの四間飛車に対して、私はトーチカ囲いに。正月に某とんねるず(今は東京にいる戦友)と指したときにやられて、完敗を喫したので逆に採用しました。角を捌き居飛車がまずまずかと思ったのですが、意外と手ができず逆に苦しくなります。と金を製造してなんとか迫りますが、形勢はかなり劣勢。しかし端攻めを絡めてうるさく迫って、少しずつ怪しくなります。逆転勝ちで○。(普通に攻め合われてたら負けていたようです。)

決勝戦。今日は苦しい時間が長いですが、なんとか辿りつきました。
相手はS戸川四段。せっちゃん、本日N西さんを2度屠る!もう優勝でええやん…という空気を私は読むつもりはないw
戦型はいつもの中飛車に、こちらもいつもの2枚銀型の急戦。以前2人で同じ形を指した気がしますが、どんな戦いになったか全然思い出せん…。というわけで仕方なく時間を使いながら進めましたが、決勝は30秒の秒読みがあるので余裕があったとも言えます。私のソデ飛車からの動きに対し、玉頭銀で難解な中盤戦。中央で制圧していた銀を追うために飛車を浮かれましたが、飛車の方が逆に危なくなりました。飛車を召し取り居飛車良しの玉頭戦、負けた予選の1局の轍を踏まないことを心掛けます。○。

「あんなに西日本大会に出てるんだから、今回ぐらい辞退してもいいんですよ?」
悪いがそれはできないわ、オレにもお前と同じようにまだ目指すものがあるからな。

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