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男子はいつまでも中2病、がコンセプトの将棋ブログ。

KKK 2020/12/20

日曜日に行います。
しかし大雪かなー。


-こた(仮が語る角交換四間飛車-

一般的に角交換された、あるいはそれが可能な状態で駒組みする振り飛車を角交換振り飛車と呼びますが、いろいろな形がある割にはそれぞれに名前が付いたものは多くありません。「角交換四間飛車」は最も初期から指されていた角交換振り飛車だけあって、何の捻りもないネーミングで呼ばれていますw

角交換振り飛車をこれから指そうとする方には、角交換四間飛車は一番の基本の形と言えるでしょう。それは歴史を追うとかそういうのとは別で、最もリスクの少ない陣形であるからです。具体的には居飛車からの▲6五角や▲2四歩の筋に対することですが、これらはあまりにも広く知られているのでこの中では触れません。というか基本的な対処や細かい変化まで言い出すと、本が三冊くらい出来上がるでしょうw 角交換振り飛車の中の角交換四間飛車という戦型に絞っても、無数の局面が考えうるのが将棋です。
むしろ、角交換四間飛車は後に向かい飛車(2筋)に振り直す展開がポピュラーなために、△4二飛という手がまるで「▲6五角を防ぐ振り場所」のように解釈されがちです。四間飛車を生かした指し口もレパートリーとして持っておきたいところです。

しかしながら、基本の陣形はやはり向かい飛車にしてからの、「逆棒銀」「3筋の歩交換」「△2一飛からの持久戦」になるでしょう。居飛車側はしっかり対策を立てておきたいですね。

ところで、角交換振り飛車はソフトの評価値が低くなりがちです。-300ぐらいはざらです。しかし、ちゃんと指せば評価値が戻っていくこともありますし、人間的には指す価値がある局面も存在すると思っています。
この将棋小話の中での局面の評価は、私の大局観に沿ったものにしていくことをお断りしておきます。

前置きが既に長すぎる件についてw
つづく!(将棋の話まで入れなかった…すまぬ…すまぬ…)

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