棋に酔うたよう
今年お招きしたのは中澤女流初段と藤井女流初段。以前にも福井に来県されたことのあるお二人でした。
中澤女流初段はとても愛嬌のある先生で、おじさんにワーワー言われても素敵な笑顔w 指導対局でアマに気持ちよく指させてくれます。
藤井女流初段は、まだアマのときに支部名人戦でお見掛けしたのを覚えています。子どもに丁寧に将棋を教える、優しい先生という印象を持ちました。
大会は順調に勝ち上がります。夏の朝倉象棋と同じく、M越Jr.五段との決勝戦になりました。
内容は私が序盤早々から変態流を駆使しますが、思ったより上手く攻めれません。それでも端から手を作り、銀を見捨てて酔象を突撃します(酔象が成って太子になったら勝ち)。しかしその酔がうっかりで死に、形勢不利に。それでも相手の銀冠の堅陣に食いつき、素知らぬ顔。自玉に必至がかかりましたが、即詰みに切って○。
…実は最後はこちらが負け。勝ちがありそうなのに読んでも読んでも負けている局面はツラい心境でしたが、今日は運がありました。
指導対局は電車の時間が迫る中、中澤先生のところに滑り込みw しかし残念ながら途中で時間切れ。終わった後、
「以前こた(仮さんとは指しましたよね」
まさかこんな一介の田舎将棋指しのことを覚えていらっしゃるとは…プロの記憶力は恐ろしい(笑)
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