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男子はいつまでも中2病、がコンセプトの将棋ブログ。

背中合わせの価値観

今日はNHK杯を見た後、県王将戦坂井地区予選を見に行ってきました。
私が見に行った2時前には既に佳境、B級はあと2局ほど、A級は2組の決定戦を残すのみでした。せっかくなので採譜係として運営に貢献することに^^

まずA級決定戦、私の採譜したN畑さんvsG方くんの一戦は、N畑さんの5筋位取り中飛車に。しかし途中幽霊角で動いたのが上手くいかず、その角が死んでやや一方的にG方くんが押し切りました。
A級もう一方のS五段vsM前さんの将棋は、こちらより先に終わり既に感想戦に。G方くんも加わっての感想戦になりました。S五段の四間▲5六銀型に居飛車穴熊。以下▲4五歩から四間飛車側が仕掛ける将棋だったのですが、G方くんとM前さんは「居飛車が良くなるハズ」というスタンスで検討しているもののS五段の攻めの前になかなか良くならない。確かに定跡書ではやや無理筋とされている攻めなのですが、実戦的にはなかなか大変なようです。実戦派と定跡派の対決は、S五段に軍配。

そしてB級の方はリーグ戦を終わってO田さんが一位で代表決定。二位は2敗で2人が並び、J良さんとTさんの代表決定戦になだれ込みました。TさんはなんとmyHP「将棋日和」を見てきてくださったとのこと。HPの存在意義があったw しかしあわら将棋クラブのメンバーのJ良さんとどちらを応援するか迷うことになりましたw
将棋の方は序盤駆け引きがあったもののJ良さんの四間飛車にTさんの居飛車対抗形に。J良さんが作戦勝ちになり、それを優勢に結びつけました。しかし、Tさんの玉頭からの嫌味づけがなかなか上手い手で、受けを間違えて逆転。序盤派と終盤派の決戦はリードを跳ね返してまくる形で、Tさんが代表に決定しました。

どちらが正しいというのでなく、勝った方が正しいというのでもない。ただ将棋はその人の価値観やこれまでの足跡を、表しているような気がします。まぁこた(仮の戯言はともかく、代表権を得られた方おめでとうございます^^

さて、リアル車将棋見るかw

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大人になれない僕らの

将棋ぐらい強がらせてくれ。
バオウザケ(ry

今日は支部戦の福井支部予選でした。福井県には主な支部が福井支部のみのため、個人戦代表2名と団体戦代表3名を内輪もめ(?)で決定しますw
今日は福大OBのすぐる兄さんと上様が来てました。ネトゲ依存症の兄さん・・・何年ぶりの外ですかw この2人は団体戦代表を目指します。

さて私が出場した個人戦の代表戦は8人という大所帯リーグ戦。
初戦はK林五段との一戦、相手の角交換四間から向かい飛車に振りなおしたのに対して、▲4六銀型+玉頭位取りに組みました。K林さんの方から互いに離れ駒がある状態で自陣角を打つという積極的な打開策に出て、難しい将棋。途中ひどい手を指していた気もしますが、最後は位取りの広さが生きて何とか勝ち。

2回戦はY五段と。相手の四間飛車に5筋~6筋の位を張る力将棋。しかし中盤で悪手を4回くらい指し必敗形にw 相手の美濃を崩しながら勝負形を狙うも反動も大きく、最後まで差は縮まらず・・・このまま完敗になるかと思いきや、最後の寄せを誤られ、自玉が右辺にエスケイプ。周りに「なんで勝ってるの?」と言われながら辛勝。

3回戦は、いなかセンパイと対戦。実は先日、「今回は団体に出て全国狙ってみようか」と兄さんや上様と話していた。しかし今朝来てみたら個人戦のリーグに名前があった。何が起きたw
というわけで戦う宿命となった2人であるが、戦型は私の復活予告ノーマル振り飛車(向かい)に5筋位取り。玉頭銀から端を詰めることに成功し勝ちやすい形を作ったが、抑え込みを狙われ一筋縄でいかない将棋。しかし、今日の私はポカをする星のもとにいたw 飛車先を止めようとした歩がパスよりひどい大悪手で、3手で角損にw ただ先のY五段戦を思い出して踏みとどまり、途中ラッキーな妙着が落ちていたこともあって食いつき逆転勝ち。

4回戦はN五段と。序盤でN五段に痛恨の見落としがあり、最後のお願いを受けつぶして圧勝。

5回戦は牡丹と対局。ここまで牡丹4連敗、何してんのw
というわけで余裕綽々(?)で挑む本局は、私のノーマル中飛車。牡丹が▲2六飛~▲3六飛と動き、私も△3二飛などなら無難だったかもしれませんが5筋から討って出て後引けぬ将棋になりました。お互い強がった大決戦は公平に見て牡丹がやや有利な将棋でしたが、途中ぐちゃぐちゃやって難解な形勢。しかし私が竜を見捨てて攻め合ったのが敗着だったようで、足らなくなり負け。
・・・今日こやつはオレの足を引っ張るために来たようですw

負けれなくなった6回戦はM五段と。私のゴキ中に超速。定跡通りの進行から玉頭銀を打ちどうなっているかという将棋でしたが、一方的に攻めれる展開で勝ちやすい展開だった気がします。金美濃を残して制勝。

さて、ラストはやはりボスが待っているものだ、ということでN六段戦。負けるとプレーオフとなるのでここで決めてしまいたいところ。私の工夫の序盤にN六段も面白い戦いを挑んできて、私が敢然と5筋歩交換に動いたのが超強がった手順。これに反応してN六段の猛攻vs私の顔面受けという伸るか反るかの一発勝負に。怖い局面が続きましたが切れ気味になり、なんとか最後までN六段の勝負手をかわしきって勝ち。・・・強がり通してみるものです。

結果、個人戦代表はN六段と私が1敗で代表に決定しました。負けたら牡丹を体育館裏に呼び出すところだったw

さて団体戦の方はというと、予選2組ですぐる兄さんと上様が同組になり、上様は惜しくも脱落。しかしすぐる兄さんが決定戦まで文句なしで全勝で決め、代表決定。あとの1人はO田Kくんと、勝手さんvsT円澄さんの福大OB対決の勝者。これは勝手さんブログで確認しましょう^^

久々ということで、帰りはみんなで飯を食いにいきました。大学時代と相変わらずの、少なくともこの時は大人じゃない僕たちのままでした。

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吹き上げて昇る

今日は入院している祖母のお見舞いに行った後、いそいそと西別院に王位戦福井市予選を見に行ってました。いなかセンパイが頑張ってましたが、とりあえず頼まれて棋譜取り要員に。C級決定戦の1局、I井くんvsK林くんの将棋を取りました。2人とも小学生かと思いましたが、中学生みたいです(失礼しました^^;)。なかなか筋のよい将棋でしたが、欲をいうなら急所で考えること(相手玉に詰みのある局面でノータイム受けはいただけない)、それにどんどん上のクラスに挑戦していってほしいと思います(私の世代は中学の内にA級に上がってなかったらバカにされましたw)。できたら県棋界で次世代を担う指し手になってほしいなんて期待してます^^
それからA級の決定戦も採譜。勝手さんvsいなかセンパイという好取組。勝手さん得意の棒銀からN六段流の攻め合いでしたが、ここは福大の後輩に軍配。もう1組の決定戦はY田四段が代表決定し、3人目の枠取りは勝手さんvsO田Kくんの一戦になりました。これを逆転でKくんが制したようで、勝手さんにとっては残念な結果でした。

いなかセンパイは就職が決まってから一層力をつけてきた感じで、王将戦と合わせて連続代表権をGET。S戸川も戻ってくるし、Kくんもそろそろ上位を脅かす活躍をしてほしいと思っています。みんな巻き込んで、県棋界に新しい風を吹き込んでいきましょう。すぐる兄さん戻ってきてーw

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初春のお慶び申し上げます(むっちゃ雪)

福井大雪警報発令中w

さて、いつのまにかキリストの誕生日(誕生日は天皇以外ただの平日と決まっているのです)が過ぎ去っていたり、藤高OB会という名の忘年会があったり、仕事で雨の山中をかき分け泥だらけになったり、森下九段がソフトと鬼勝負を繰り広げていたりしたわけですが、明けましておめでとうございます。今年も不定期で更新していく所存の当ブログですので、改めてお願い申し上げます。

指し初めをどうしようか思案中です。ネットor帰ってきた弟ですが、昨日弟とやったら1勝1敗でした。横歩取り青野流でつぶされてしまい、まさか弟に定跡を教わるハメになるとは思いもよりませんでしたw 最近最新の変化についていけてないことは自覚していましたが・・・まぁまた何か考えておきましょう。

さて、今年も一年がんばって生き抜き(息抜き)ますか!

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世界は苦難に満ちている

さて、最近仕事の時間外が極大化したり風邪を引いてコンコンいってたりポーズとらされて被写体になったりしていた私ことこた(仮です。
将棋界ではいつのまにか糸谷さんが竜王になってたり今泉さんがプロになってたりしました。
いつのまにか年末が近づいたりしてきていますが、さてどうしましょうか。藤高OB会でアイツとかアイツとかアイツとかをいじめたいと思います(将棋で)。
そういえば今日なんとなくネット将棋の棋譜検索をしてみたら、対局数がおかしくなっていました。うそ、わたしの対局数多すぎ・・・?というわけで、寝不足と体調を崩す理由は仕事でなく、将棋によるものと判明しました。
・・・だれか私に米長全集買ってください(まだやるのか←冬はストーブに張り付いて棋譜並べの季節です)

世界は苦難を乗り越えることに満ちている。
よっしゃ、さいごまでネタがないことバレてない!w

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21 beat

今日の福井は雪が降る中、文化庁認定朝倉象棋大会が行われました。ルールを説明するのはだるい(皆さんもう知ってるよね?、という甘え)ので早速ハイライトいってみましょー

予選は県内大会では珍しく2勝通過2敗失格方式。
一回戦はT橋三段と。相手の穴熊に端から襲い掛かったものの盛大にやりすぎ。しかしハメ手のような勝負手が功を奏して強行成功、勝利。
二回戦はN五段と当たり、ナゾ棒銀。途中ハッキリ優勢になったが「朝倉象棋の主役は、酔象なんだ!」と太子づくりで決めにいったら自陣飛車を打たれて怪しくなる。なんとか余して攻め合いで勝利。
そしてトナメ、一回戦はいなかセンパイとの1局。こちら作戦勝ち模様になったが、進撃の金将が疑問で渋い歩の壁を作られて貯金が吹き飛ぶ。もう千日手でもいいや・・・という心境になっていた局面もありましたがあちらに一失があり、いきなり局面に差がついて思わぬ圧勝。
準決勝はM五段と。相矢倉で腰掛酔。朝倉象棋の特徴として駒が多いので軽い攻めだと簡単に跳ね返されるというのがあり、お互い重厚な組み合いに。私が4手角から万全の体制で攻め始め、相手側に上手い受けがあるかどうかの勝負でしたが、なんとかなりました。最後は思わぬ丁々発止の打ち合いになりましたが、角捨てからの即詰みを決めて勝ち。
そして決勝はY五段と対戦。中盤、銀と酔がぶつかり合ったり引いたりの渋い駆け引きとなり、お互いの飛車が玉の横に来る(▲2八玉+▲3八飛、△2二玉+△3二飛)という異次元の1局にw やはりというべきか玉頭でドンパチやり合う激しい展開から、最後まで(わけの)わからないことになりました。しかし最後一瞬のスキをついて角切りから一気の寄せが上手く決まり、今年最後の大会優勝を決めました^^

本日の大会は村田女流二段と北村女流1級をお招きしました。雪の中での来県おつかれさまでした。私は目の保養(?)をしてましたw

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1年の感想戦

というわけで今年も残りの県内大会は朝倉象棋だけになりました。毎年恒例の私の1年の戦績について、振り返ってみようと思います。集計中・・・

勝ち:71
負け:18
勝率:79.4% お、おしい・・・

戦型別↓
矢倉:10-4 やはり今年も一番指していた戦型。しかし今年の矢倉は急所で競り負けた印象が強い。その分大一番で用いているということでもあるんですけれど。
角換わり:6-3 去年借金を作った角換わりですが、今年は1手損を復活させたこともあり対局数も増えています。
横歩取り:8-2 最近変化が多くなり、好みの戦型の1つ。ネットでもよく指しているのですが、アマ棋界ではやや少ないのが玉にキズ。
相掛り:4-0 初形から相掛りを目指したのは1つもなく、英春流も入っているため実質全く指していない。指してくれる相手がいないので研究する気が起きないのが理由。

石田流:5-0 今年は相手を選んだ感。自分の中でホットな形がないので採用数が減りました。
対石田:3-0 最近石田流はかなり減った感じがします。
ゴキ中:1-1 えー、全然指してない!こんなに少ないとは思いませんでしたが、角交換振り飛車に流れたからでしょう。
対ゴキ:5-1 こちらの居飛車の形は様々。まだまだ工夫ストックはあるので苦にはしていない戦型。
対抗居:9-2 角道を止める振り飛車を相手にしたとき。特に新しい形はありませんがコレも色々バリエーションが多く楽しめる将棋です。
対抗振:2-2 急所で採用する気が起きない戦型。ただしネットではよく指しています。特に差があるのは藤井システムで、来年はリアルでも増やすかも。
角交換振り飛車:8-2 今年プロ間でも採用が増えて、私も多用した将棋。最近は整備されてきて少し振り飛車側が勝ちづらくなった感はあります。
対角交換振り飛車:6-0 上の印象そのままの戦績です。
相振り:5-1 自分の中で課題局面がないため、やはり浮気性の私の採用数が減っていく戦型。

相手別↓
N六段:1-3 去年から大型連敗していましたが王将戦で遂に勝利、優勝につながりました!来年も最大の難敵になるのは必然でしょう。
O六段:3-0 名将戦の大逆転勝ちのように勝ち運があった印象。
Y五段:3-2 2敗とも対抗形で負けていて、昔取った杵柄(失礼)ではないですが得意形の地力は流石です。
K五段:2-2 名将戦で連敗。なんかK五段との将棋はグダグダになる気がしますw
T五段:4-1 王位戦、王将戦でタイトル争いしました。今年はTさん戦について一番策を練っていた気がする。

M氏(石川):0-2 良い将棋をひっくりかえされた1局が悔しい、っていうか情けない。来年リベンジしたい相手です。
N森くん(兵庫):0-2 支部戦で指し、若さと終盤力で突き放された相手。また指す機会が得られるところまで勝てるよう頑張りたいと思います。
A部四段:0-2 ぎゃー!!この恨み晴らさでおくべきか・・・w

来年はこれよりちょっとはいい成績にしなければと思います。まだ自分は今よりもう一段階進化できると信じているから。
・・・あれだ、メガシンカ的な感じでw

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ぶらり将棋旅

昨日は将棋日帰り旅行でした^^ 大阪で行われた西日本職域団体戦に参加してきました。

職域といっても会社参加でなく、誰とでもチームを組めるFクラス(フリークラス:県代表クラスで固めた化け物軍団がいてもおかしくないw)に出場。チーム名は福将連、もちろん福井県将棋連盟です。
朝7時頃にJRでS五段(お世話役ありがとうございました、最近師匠にもブログの存在がバレてしまったようですw)とともに駅を出発、途中Y五段、N五段と合流して、2時間ちょっとの電車道(意味違う)です。
大阪駅で下りた後、地下鉄で会場のマイドームおおさかまで移動、すでに牡丹が受付を済ませて待ていました。ちなみに牡丹は前日に大阪入りして遊びまわっていたらしい。大学生はいいなぁこんにゃろーめ。

というわけでチームはS五段、Y五段、N五段、不肖わたくし、牡丹の5人運命共同体です。受付をした牡丹の采配で初戦は大将:こた(仮、副将:牡丹、3将:N五段、4将:Y五段、5将:S五段になっていました。は?(威圧)
牡丹はあとでシメておくとして、予選一回戦はR21チームと対戦です。立命館大学チームで、優勝候補の一角と言える強豪といきなりの対戦でした。
私の相手はY田くん。矢倉藤井流の将棋になり、有利に進めていると思いましたが朝一はやはりダメダメな私だった。いきなり自玉が詰めろになり、最低でも相手に千日手の権利がありそうな寄せ合いに。「これって千日手って引き分け?」牡丹「再戦だと思います」という言葉を聞き、千日手でいいやと受けましたがY田くんの方から打開。仕方ないので相手玉に詰めろをかけ、さじを投げました。結論から言うと私の玉に銀2枚を捨てるカッコイイ詰みがあり負けでしたが、これを逃され辛勝。
さて、牡丹は天罰が当たってK藤氏(立命エース格)に負け、Y五段はN川氏(有名人、相手が悪い)に負けましたがS五段とN五段が地力を見せて勝ち。この結果、3-2で勝利となりました。大変な相手でしたが、初戦を取ることができました。

2戦目は東大寺チーム(学生連合軍でした)と対戦。ちなみにオーダーは大将:こた(またかよ、副将:N五段、3将:S五段、4将:牡丹、5将:Y五段でした。オーダーは自由に組み替えていいのですが、師匠の「勝ったら上に上がって、負けたら下がろう」という方法論により、負けないと大将をやり続けなければいけないというジレンマに陥りましたw
私はY田くんとの1局。角交換振り飛車から立石流のような感じで組み替えられました。私は矢倉で7筋と5筋の位を取りましたが、そのあとの指し方があまり良くなかった気がします。2筋を放棄し5筋から攻める形を作ったのはちょっとムリ気味だったでしょう。しかし相手が受け間違って局面有利に進みました。途中私も変な手を指して差が縮まりましたが、踏みとどまってそのまま勝つことができました。
チームも4-1で勝ち。なんか順調です。

予選ラストは泉州藤棋界チームと対戦。
私はT生さん(読み方違ったらゴメンナサイ)と対局しました。横歩取りの力戦調の将棋になりましたが、私が自陣角を据え果敢に攻める棋風通りの展開。途中飛車角交換になってどうなるか、という将棋でしたが私が角2枚を使いながら桂頭を攻めたのが厳しい手となり、そのまま押し切って勝利。
チームも3-2で勝ち、予選突破!

昼食後からはトーナメントです。トーナメント一回戦は、泉州藤棋界の別チームと対戦しました。
私はM阪さんと。角交換振り飛車を使われたので、矢倉+▲4六銀型を選び、玉頭に位を張っていく作戦(対局後、牡丹が「変わったことやられてましたね、余裕の表れですか?」とか生意気なこと言ってた。オレっちの戦型レパートリーをなめているなw)。相手の駒組みが頂点に達したので自陣角から打開を図ってきましたがムリ気味で、召し取って角銀交換の駒得になり優勢に。そこから飛車を見捨てて一気に寄せ切るという派手でスピーディーな手順が上手く決まってこれは完勝になりました。
チームも3-2で勝ち。

そろそろ相手も厳しくなってくるだろう二回戦、甲南づけチームと対戦しました。見たところ20代若手のチームという感じでした。
私の相手はH谷川さん。vs四間+美濃に5筋位取りの作戦を選びました。4筋と5筋がぶつかり戦いが始まりましたが、どちらも取り込まずに様子見の様相に。そこから相手が1筋から攻めてきたので私がそこを放棄し大決戦となりました。桂香を使って玉頭から迫られましたがこれを面倒を見て、中央制圧した駒をほぐしながら万全の体制で寄せ切るという、我ながら悪くない将棋で勝ち切りました。
ここもチーム3-2で勝ち、準決勝進出です。

準決勝まできました。決勝進出をかけた一戦は、地力のありそうなおじ様主体のチームでした(対戦相手の名前を忘れるなんてそんなわけ・・・すんませんでしたぁぁぁorz)。
さて、私の将棋は後手で横歩取り模様から相手が飛車を引いたので、相掛りに。そこからひねり飛車でこられました。途中手数の計算ミスがあり、駒組みが間に合ってないことが発覚!w 珍妙な形で決戦になりました。形勢はイマイチわからないところでしたが、相手の悪手に乗じて上手く戦果を上げ、わざと王手飛車をかけさせるという将棋になり結果的には圧勝。
チームの方はY五段が若いのを討ち取り、牡丹がバラバラの将棋をやっぱり纏め切れず負け。N五段は錯覚からか完切れにされてしまい、S五段に命運がかかることになりました。その将棋は相手が決めに来たものの、そこからS五段が王手で急所の馬を抜きながら手を戻して必勝態勢に!しかししかし、時間がなかった^^; 打ち切り制に敗れて2-3で惜しくも敗北。

というわけで結果は3位。強豪チームに交じって3位なので悪くない結果と思いますが、ここまできたら最後まで指したかったですね、残念。
みんなで夕食をとり電車で帰宅。帰り道、N五段が「自分が負けてもチームが勝てば勝った気になっていた。準決勝も横を見たらS五段が勝っていたから勝った気になっていたんだけど、こちらからは時計が見えなかったwww」と仰っていました。ちょ、己の力で勝ってくださいませw
ちなみに、N五段は準決勝を5将で指していました。

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私は一切合切有象無象全て知り尽くしていますわ

知らないこと以外は。

さて、将棋ではなく会社の資格試験の勉強をしなければいけないのは当然の理であるわけですが、息抜き(しすぎ)にネット将棋をやってたら全然息抜きにならなかったので鬱憤を吐露します。

息抜き(これ大事)なのでレートの低い相手とやったら、これが異常に強いのなんの。複数回やったけどボロ負けしてしまいました。仕方ないので、感想戦をしだしました。相手から具体的な手が何もでてきません。

・・・間違いなくソフト指しでございますw

私はソフトさんにはあまり詳しくありませんが、ぶっちゃけソフト指しはある程度わかります。特に感想戦をすると、一発でわかります。「なんか訳のわからんこと言ってるよ」と思われる方もいるかもしれませんが、実はけっこう簡単です。(具体的な方法論までは書きません)

でもレートは戻ってこないので長時間「この局面はどうでしたか?」「この場面は?」「この手は?」と聞き続けました。嫌がらせ以外の何物でもありませんw

もしソフト指しをされている方がいたら、やめましょう。バレてますw そして私はフラストレーションを溜めつつ嘲笑しています。

ソフトさんが示してくれない手以外は、全て読み切っていますわ。

ちなみに私は2chにソフト指しユーザーとして晒されたことがありますw(もちろんしてない) ちょ、魔女裁判はお辞めくださいなw

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暁が落ちるとき

その先の闇に、罠が潜んでいるかもしれない。

今日は文化の日、福井では毎年この日はフェニックスプラザで福井市長杯将棋大会が行われています。あわら市民ですが参加してきました^^

さて、私の組は6人。一回戦はY村四段でした(息子さんは奨励会員)。先手Y村さんの3手目四間飛車から穴熊に組もうとしたのに対し、飛車先を交換して仕掛けます。途中私のと金が自陣まで引き上げてくるという面白い展開になりましたが、攻め合いを制して勝利。

二回戦はM木さんと対局。存じ上げない方でしたが、横歩取りから力戦に誘導され難しい将棋に。途中角を切っていったのが盛大なやり過ぎで、形勢不利に陥りました。玉頭から攻められずっと苦しい展開でしたが、自陣に角を2枚打ち付けたのが逆転の手順でなんとか勝ち。

三回戦はM下さんと。1手損角換わりに対して棒銀で来られました。四間から敵陣に角を打ち込んでいってこれは完勝。

四回戦はY田四段との一戦。角換わりでしたが、Y田さんが後手番棒銀を採用されました。また四間+右玉という形で、今度は持久戦。途中相手の据えた自陣角が働くかどうかでしたが、飛車を捌いた局面ではこちらが優勢になりました。そのまま優勢に進め、最後こちらが決めるところ。竜を先に切っておかなかったのが大失着。まさかの桂打ちが詰めろ逃れの詰めろ!「っていうかコレ詰まないの?!」という感じで長考に沈みましたが時既に遅し。大逆転負けorz(もしかしたら詰みがあったかもしれないが、その前にしっかり読んでおかなければならない・・・)

しかし五回戦、O石さんとの対局を石田流で危ないところはあったものの勝ち切り、予選は通過しました。

そしてあとはトーナメントです。くじ引きでY五段との対局となりました。相手の四間飛車に急戦。お互いに飛車を成り合いどうなっているかという勝負でしたが、△8七香成~△8九竜と殺到したのに対してこちらが竜切り(▲6一竜)の返し技。1本取った・・・と思ったのが一人合点、独善の読み。Y五段長考の末、じっと竜を逃げる。え、そんなの勝ちじゃんwと思って手拍子で必至を掛けた瞬間、飛んでくる王手。嫌な予感を感じたときには指が離れていた。

・・・暗闇から逃げずに目をこらさないと、道の先に思わぬ頓死筋が待っているかもしれませんよw


ちなみに結果
①Y五段 ②K林五段 ③N五段、T橋四段

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