今年も終わりが近づいてきまして、寒い中布団から出なければいけない不条理(?)が身に染みる今日この頃です。
福井県将棋連盟も1年の〆に当たり、先日役員会が行われました。来年のことについて話し合いがされましたので、議題の共有を致します。
大会予定については「将棋日和」をいずれ更新しますね。
一、対局時計について
今まで使っていたアナログのチェスクロックは、古くなって動きがおかしくなっているものが多数あり、正確な残り時間の把握が難しいこともあります。今後はまず手始めに、決勝、準決勝でデジタル時計を導入していくと決まりました。現在保有しているデジタル時計は数が少ないので、少しずつでも新しく購入して増やしていかなければいけません。なお、秒読みをつけるかどうかについては、大会の進行次第となりそうです。直近の朝日アマ北陸大会は、石川県から秒読みをつけてほしいと強い要望がきているため、そのようになります。
二、福井支部について
福井支部はずっと100名支部として運用されていましたが、実会員数は100名に全く足らず、支部会費を補てんし維持している状況でした。これ以上は維持が困難ということで、来年は100名支部に拘らないと決まりました。
三、支部名人戦、支部対抗戦、シニア名人戦について
100名支部の瓦解と、県内に新しく木田道場支部が誕生したことにより、県大会の方法見直しがありました。
・支部名人戦
A,B,C級の大会にして、A級優勝者が代表。ただし、当然代表者は福井県内の支部=福井支部、木田道場支部の会員でなければいけません。代表は今年は2名でしたが、来年からは1名のみ。
大会日は雪の時期をできるだけ避け、2月18日に開催予定。
・支部対抗戦
同支部内で任意の3人チームを組んで申し込みをしていただきます。優勝チームが代表になります。大会日は名人戦と同日。
・シニア名人戦
大会方法はこれまでと同一ですが、優勝者の代表権は木田道場支部会員にもあります。代表はやはり優勝者1名。
大会日は2月25日の予定です。
四、職団戦について
職団戦の参加チームは年々減少しています。参加数を増やす試みとして、Fクラス(誰とでもチームを組んでOK)の増設が決まりました。ただし実力拮抗のため、県将連段位で3人の合計を9段以下とすること。
五、中学選抜福井県予選の参加条件について
4月に行われる中学選抜の福井県予選の参加基準を明確にしました。
・男子
前年度の小中学王将位戦、ベル杯、春休み将棋大会の各学年(小6、中1、中2)1位2位。
・女子
春休み将棋大会で規定の勝ち数を挙げること。規定の勝ち数は対局数を鑑みて、対局開始前に決定します。実際の超えるハードルは1、2勝ぐらいです。
ぶっちゃけ決めたことを忘れるおそれがあるため、各方面からツッコミを入れてやってくださいw
来年もスムーズな大会運営にご協力をお願いいたします。
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今日はチャリティー将棋大会でした。
え、募金額? …まるまるうまうま。
予選1局目、相手はK藤くん。現役福大生で、「ぜひ部室にいらしてください!」とうざったい先輩こた(仮にも優しい言葉を掛けてくれる子。
戦型は菅井流三間飛車で、この前行われた王位戦2局目と同一の進展に。K藤くん向かい飛車、私が居飛車側で、▲7七角と打たれた手に対し△6四角と打ち返します。感想戦で挙げられていた変化ですが、研究していたわけではありませんでした。途中間違えた自覚があったものの、飛車をぶつけて豪快に捌きます。端攻めを絡め颯爽と攻め、○。
2局目、相手はM口五段。
戦型は私が先手で横歩取り。青野流を採用し、M口さんは飛車を深く引く対策でした。これまた颯爽と▲4五桂で攻めかかりましたが、感覚的にはイマイチ上手くいってない感じ。相手も強く反撃して、激しい将棋になりました。飛車を追った手にさらに強気で△2四飛とぶつけられたら、先手が自信のない形勢だったと思います。本譜は2枚替えされたものの竜を作り、逆に先手よしに。押し切って○。
3局目はT橋四段と対局。
戦型は私の先手中飛車。T橋さんが一直線穴熊を採用し私が3筋を切る、羽生棋聖vs渡辺竜王の竜王戦3局目の展開に。竜王戦は激しくなりましたが本局はしっかりした堅め合いになり、こちらが2歩持って動きを模索していたところ、逆に強く攻めてこられました。お互いさばいたところは私の銀損でしたが、形勢はこちらが指せていたか。1手勝ちで○。
4局目の相手はY田四段。
戦型は矢倉。Y田さんが5筋の歩を角で切る阿久津流。5筋に位を張って逆に動きを利用してやろうと企みましたが、一瞬で作戦負けになりましたw 一応位は取れたものの、角銀交換の駒損になって形勢不利。なんとか絡んで飛車を取り勝負形まで持っていきましたが、序中盤の苦しさが祟って時間がなくなっていました。終盤は形勢逆転に成功していたものの、寄せ切ることまではできず×。
予選は最終局に敗れたものの、無事通過しました。
トーナメントはベスト8から。
ベスト4を目指す対局の相手は、T三段(小3)。ビエンナーレではチームを組んで一緒に並んで戦った仲ですが、盤を挟めば真剣勝負です。
作戦は先手中飛車から、出ていった左銀が舟囲いの3四歩を奪って玉頭銀に。△3三歩に▲2三銀成とつっこみ、N藤流のやんちゃ攻め。Tくんの若い力を出させず、そのまま攻め切って○。
準決勝はH柳五段と。福大出身勝手さん世代の本格居飛車党。
戦型は私の四間飛車穴熊。ですがこの将棋に関しては、序盤の構想が既に敗着でした。…というのも、飛車交換して捌かれた局面がノーチャンスすぎ。こちらは全然攻めがなく、あちらは香を並べての端攻めが非常に厳しい一撃。相手の左美濃が完全に残っての完敗で、×。
というわけで3位決定戦に回り、相手はキノ五段。引力でも働いてんのかw
戦型は角交換振り飛車。キノの筋違い角がイマイチ働かず、私が指せそうな将棋。上手く打開に成功して有利かと思いましたが、相手の角を捌かせてしまったのはかなり筋が悪い手でした。と金を作り角を切って果敢に攻め、相手陣を一気に薄くします。自玉も反撃を受け寒くされましたが、ケアしながら余して○。
優勝はかくかくしかじかでK縁五段でした。
だって3位決定戦をやってたら見れないんだもん。キノ「脇役の将棋には観戦者がいなくて寂しいですね」
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The ポケモン世代。ポケモンの曲すごい好き。
初代には152匹目のポケモンがいることをしっているか?(152匹集めてオーキド博士に図鑑を見せるとデータが消えますw)
今日は文化の日恒例の、福井市長杯将棋大会でした。
県内外からたくさんの方が参加しました。と言ってももちろん、簡単に負けてはいられません。というわけで福井の威信はキノに任せた!(定跡)
私は5人組で朝一抜け番。ぽけーっと待つw(ポケットモンスターだけに)
1局目の対局相手はT田くん。今の福井の高校生でトップ争いをしている一人です。
何局か指していますが、たぶんT田くんは居飛車党。私が後手番で相掛りになり、お互い中住まいに構えます。中盤は軽く指し、自分が有利だと見ていました。そして頃は良しと決めに出ますが、危険どころの騒ぎじゃなかったようです。強く相手玉に迫るものの詰めろにならず、逆に自玉を冷静に縛られる。1手争いに敗れ×。
2局目、相手はK畑三段。
戦型は横歩取りに。自陣角を打たれ▲2八飛△2七歩▲5八飛みたいな展開。K畑さんが飛車を切って猛攻してきましたが、無理筋でした。歩を自陣にべたっと打って受け、反撃に転じます。持ち駒の飛車で攻め切り○。
3局目、H野さんと。工大の大学生らしいです。
戦型は私の後手四間飛車に対して、銀冠から▲6六角とする形。自分で△8四歩とついて角で取らせ、中央から動ける形を作りました。途中相手にうっかりがあったと思われ、捌けたところはやや後手良し。気持ちよく攻めこんで○。
4局目の予選最後はD家四段と対局。
矢倉の将棋になり、私の作戦は流行りの左美濃。ガンガン攻めれるのが自分の好みに合い、ネット対局で多用しています。継歩で反撃されますが、両桂を跳ねて中央から殺到。難しいところもあったものの、最後は飛車を捨てて詰みと綺麗に決まって○。
本日はレアキャラこと、のぎ先が出現していました。あいにくモンスターボールの持ち合わせが無かったw
鯖江のS藤くんに福大のK藤くん、工大生の子などA級に若手が多かった印象でした。おっと、のぎ先も若いですよ。
ここからはトーナメントです。
一回戦はまさかのキノ五段。ここで当たるのは、もはや運命なのだよw
戦型は雁木vs矢倉というイマドキの将棋。どちらも動きづらい展開になり、相手が玉を真ん中に移動、私が銀矢倉→穴熊と組みかえてひたすら待つ。途中千日手がちらつきましたが、堅さにものを言わせてムリヤリ打開しました。こちらが指せていた局面もあったものの、踏み込みを欠いて入玉が絡む難しい形勢になります。お互い時間がなくなるいつもパターンでしたが、今回はなんだかんだ寄せ切り○。
二回戦、相手はI井くん。3兄弟のお兄ちゃん。
私の作戦は四間穴熊。対してI井くんも穴熊に潜り、ガッチリ固め合う将棋に。私は千日手狙いの戦法で、動く気は基本0でした。序盤の堅め合いの中、動きを模索してI井くんの方が一方的に時間を使う展開に。そしてついに相手から仕掛けて戦いになりましたが、私は手に乗って左桂を捌きます。と金づくりを狙う間に攻められ自陣を薄くされたものの、寄せ合いの前に相手の時間が無くなって○。
準決勝、M渕さんと対局。滋賀県から遥々お越しいただいたとのこと。
先の対局と逆で、相手の四間穴熊に私がイビアナ。ずっと定跡通りの進行が続き、思い出しながら手をつなぎます。相手から手を変えられましたが、そこでは指せると見ていました(タダの定跡盲信)。穴熊らしいお互い金銀をはがす寄せ合いになり、と金を間に合わせにいきます。1手早く玉に辿りついて○。
そして決勝戦。相手はS戸川四段。あれ、「どさまわりの…」人じゃなかったですねw(3位)ちなみに毎度の彼女同伴。勝っても負けても美味しい奴には負けられん(`・ω・´)
戦型は相振り飛車ですが、私はほとんどオリジナル戦法w 以前S戸川と指した手順を踏襲し、こちらから変化。難しい中盤の折衝で、糖分補給と午後ティーに手を伸ばしたらとっくに無くなっていた。そしたらTくんが差し入れしてくれました。すばらっ!
角取りを手抜き5段目の桂を外し、優勢と思った瞬間。打った飛車の場所が角で当て返される痛恨の1手で、すかさず切り返されて際どい形勢に。自玉に詰めろが来ない瞬間スパークし、詰むかどうか。読み切っていたつもりでしたが、上に逃げだされ訳が分からなくなりました。そして針が落ちる寸前、再び王手。○。
今日は勝手さんから賞状を受け取りました。「もういらないんじゃないの?」と言われましたが、私はもらえるもんはもらっとく主義ですw
ウチで同じトロフィーを数えたら、4つありました。
セーブデータは消えたけど、あの時のライバルたちとの将棋は覚えてる。
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昨日はあわら市民将棋大会がありました。
地元の大会ということもあって毎回出場しており、ホーム感とプレッシャーが入り混じる雰囲気が漂います(主観)。そして今回は子供さんにたくさん参加していただき、親御さんが並んで優しく見守る姿が多く見られました。「ん?授業参観に来たんだっけ」
A級は2組に分かれて予選後、4人トーナメントを行うことになりました。
私の組は最初4人だったものの、いつの間にか6人に。(Y本さんがいつも開始時間を間違えて10時にいらっしゃる。たぶん盤外作戦w)
一回戦はN藤五段と。王将戦に怪我で参加できず久々にシード陥落を喫し、今回は挽回に燃えていることでしょう。
戦型はよくあるN藤さんの早石田。途中自陣飛車で受けた手が悪手だったか、自陣を薄くされ受けにくい将棋に。勝手さん曰く「やんちゃ将棋」に手を作られてしまい、途中は金損。粘って馬を作って少し持ち直したかと思いましたが、やはり駒損が大きく×。
二回戦、石川のT橋くんと対局。
相手が▲6六歩と止めたので、三間飛車に。そこからT橋くんは玉頭位取りに組んできました。飛車先を逆襲してかなり優勢でしたが、受ける手を逃して喰らいつかれます。自玉がかなり危ない形で、寄せられたら仕方ないと思いながら指していました。本譜は受けたり攻めたりの大変な将棋でしたが、自玉を固めなおしてから反撃し○。
三回戦、相手はこの大会もよく来られている勝手三段。
私の四間飛車に対し、勝手さん得意の天守閣美濃。普段とは違う受け方をしてみましたが、ややつまらない展開という印象を受けました。途中私が飛車先を切った手が軽率で、少し不利な将棋に。勝手さんにもうっかりがあって王手飛車をかけ少し詰めますが、歩切れになっており難解な形勢。その後は私の角を巡る攻防が繰り広げられ、一瞬のスキをついて切り込みます。一手早く寄せ切って○。
四回戦、いぶし銀のM口五段と。
戦型は私の角交換振り飛車。羽生vs菅井の王位戦第1局のような銀冠の歩を取られる展開になりましたが、感性で金を前線に繰り出した手がどうもヒドい感じ。香を捨てて手を作りに行ったものの、歩のいない玉頭を地下鉄飛車で反撃され敗勢に。形も作れないかというぐらいでしたが、たまたま発見したタダの端桂捨てが我ながら妙手(符号で言うと△9七桂。その局面になるまで自分でも気づいていませんでした^^;)。逆転勝ちで○。
五回戦、相手は将棋大好きY本五段。
戦型は私の中飛車。馬を作って飛車を相手の金銀2枚と替え、優勢と見ていましたが意外と大変。端から猛攻され恐々と受けて、なんとか相手の攻め駒を跳ね返します。それからも自玉周りを執拗に攻められ、丁寧に受けの手を指し続けました。縁台将棋感が漂う大会で周囲から「鬼や~」とつぶやかれながらも無視(笑)し、ひたすら方針を変えず○。
そして準決勝。絶賛連敗中のキノ五段と対局することに。
戦型は矢倉。急戦形も考えていましたが、結局は受けに回ることに。自玉の周りを盛り上がり、キノがそこを真正面から攻める肉弾戦。非常に難しい形勢でしたが、うっかりがあって受けるタイミングを逃しいきなり劣勢に陥ります。お互い時間がなくなる中、追われながら飛車と玉が右辺に決死の逃避行。駆け落ちした飛車で一縷の望みをかけ詰ましにでますが、最後は駒が一枚足らずに×。
というわけで3位に。じもぴー敗れたり( ゚д゚ )
決勝はN藤五段vsキノ五段の全勝対決。これをN藤五段が得意の攻め将棋で制し、優勝を決めました。久々に、「どさまわりのN藤さん」というフレーズを聞きましたw
私はキノに、「ざまーみろーー」と捨て台詞を残すのが精一杯でした…
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8.8 cm FlaK = アハト・アハト
以下例の少佐のコピペ。
諸君 私は将棋が好きだ
諸君 私は将棋が好きだ
諸君 私は将棋が大好きだ
矢倉戦が好きだ
角換わり戦が好きだ
横歩取り戦が好きだ
相掛り戦が好きだ
中飛車戦が好きだ
四間飛車戦が好きだ
三間飛車戦が好きだ
向かい飛車戦が好きだ
相振り飛車戦が好きだ
矢倉で 美濃で
穴熊で 銀冠で
船囲いで 金無双で
右玉で 位取りで
中原囲いで 中住まいで
対局の中で行われるありとあらゆる戦法が大好きだ
桂香をならべた飛び道具の一斉発射が敵陣を吹き飛ばすのが好きだ
金銀でガジガジ攻めして相手の囲いがばらばらになった時など心がおどる
角のコビン攻めで敵美濃囲いを撃破するのが好きだ
角銀桂香を端に集中させて矢倉囲いをなぎ倒した時など胸がすくような気持ちだった
棒銀を一直線に進撃して敵の戦列を攻略するのが好きだ
飛車角を華麗に切って捌き小駒で喰らいついている様など感動すら覚える
戦いの最中で囲いを固めて手を渡す感覚などはもうたまらない
必死に逃げる相手玉が私の打った待駒で包囲され必至を掛けて勝つのも最高だ
苛烈な攻め合いで一直線の変化を読み切り相手玉を長手数の即詰みに討ち取ったときなど絶頂すら覚える
相手の猛攻をひたすらに受けるのが好きだ
必死に守るはずだった自玉の囲いがはがされ薄くなっていく様はとてもとても悲しいものだ
駒得の物量に押し潰されて囲いが壊滅させられるのが好きだ
と金に追いかけられ金銀が逃げ回るのは屈辱の極みだ
諸君 私は将棋を頭を振り絞る様な熱戦を望んでいる
諸君 私と盤を挟みし将棋指しの戦友諸君
君達は一体何を望んでいる?
更なる好局を望むか?
情け容赦のない友達をなくす様な圧勝を望むか?
己の読みの限りを尽くし最善の1手を積み重ねる様な究極の一局を望むか?
「Very vell. Then let it be krieg」
長いわ!(ツッコミ)
というわけで(?)今日は県王将戦最終戦でした。
私は2次戦までを終えて、1敗とまずまずの成績。最終戦ではシード陣をメインに強豪陣と対局することになるので、気合を入れて臨みます。
1局目、I瀬五段と対局。I瀬五段は欠場があって現在対局不足ですが、嶺南地区の実力者。星を伸ばしてくることが予想されます。
戦型は私のゴキゲン中飛車。飛車を切って王手飛車をかける大立ち回り。駒割は互角でしたが、スキがある居飛車陣に負担が大きい展開に。チャンスと見てどんどん攻めたてました。相手も端から反撃し美濃囲いに嫌味をつけられましたが、自玉に詰めろが来ないうちに桂で相手玉を縛ります。銀捨てから即詰みに討ち取って○。
2局目、N西六段と鬼勝負。1敗同士の決戦です。
戦型は再び私が中飛車。N西さんが三間に振られたので、左穴熊を目指しました。お互いガッチリ穴熊に組み合って、私から飛車角を交換を挑みます。しかし結果的に、と金ができた相手が指せる将棋になって失敗でした。と言ってもまだまだ難しかったものの、敵陣にいた竜をわざわざ引いて角にあてたのが悪手。切られる手を軽視していて、薄くなった穴熊の玉頭を歩で攻められ痺れました。なんとか相手の穴熊も薄くして勝負しようとしますが、どうも最後は届きません。そして勝ちと見て決めにきた相手が瞬間。「今だ!」角捨てから即詰みに討ち取って、○。
しっかり受けに回られたら負けでした。幸運な逆転勝ち。
3局目、T田五段との対局。
序盤の駆け引きから、T田さんのゴキ中に。私は超速から2枚銀の急戦の陣を敷きます。途中形勢がやや良いかと見ていたのですが、角を切り捨てドカン!と中央突破したのが強手。角を切られるまで全然気づいていませんでした。しょうがなく玉を8九に引き、底歩を打って粘ります。こちらも端に香を捨てる手で反撃し(こた(仮さん好みの手ですね、と局後S戸川先生にお褒めいただきましたw→いい手とは言ってない)、開き直りの態勢。最後は受けに回ってギリギリ寄りがなかったようです。競り勝って○。
4局目(ラスト)、K縁五段との対局。局前の星勘定で、ここの勝ち負けがS戸川の順位にも関係していることが判明。「よろしくお願いします!」と他力本願なS戸川に対し、「引導を渡してくるわ!」と宣言。え、ヘタレな私が勝利宣言なんてするわけないでしょう。引導はS戸川に渡すんですw
戦型は相振り飛車。私は穴熊に囲って思いっきり攻めていきましたが、少しムリ気味だったかもしれません。途中千日手の変化が脳内をチラつき(私が先手)失敗したと思っていましたが、K縁さんにその気は無かったようです。こうなれば勝負するのみと、角を切って桂を跳ねていきます。荒い攻めながら、穴熊が生きる展開になりました。相手も玉を反対側に逃げて必死に粘ってきますが、確実に寄せの網を絞ります。包囲網を敷いて○。
さて、正直なところ優勝争いより、シード権争いの方が面白いと思います。今回も熾烈な鬼勝負の連続でした。
まずY本五段が11勝を上げ、シード権を当確にします。これが今回のシード8位ラインになりました。
まず、実力者のS水五段。10勝を積み重ねてのラストはK縁五段との一戦。私は見ることができなかったものの、どうやらこれが相当優勢だったらしい。ただK縁さんも流石に容易に土俵を割らず、逆転でK縁さん勝ち。
次に、最年少王将リーグ参加のTくん(小3)と、これまた若手売り出し中のS藤くんの対決。Tくんは10勝で最終局、S藤くんは9勝でラス前。
これが千日手で指し直しになり、その指し直し局は一方的にS藤くんの時間がない展開。ですがその中で冷静に攻めをつなげ、S藤くんが勝ち切ります。
Tくんは強豪相手に奮戦しましたが、惜しくも届かず。
そのS藤くんのラストが、対局不足から追い上げてきたI瀬五段。I瀬五段もまだシードの目を残していました。S藤くんはどうしても欲しい勝利でしたが、これをI瀬五段が貫録を見せて勝利します。
S藤くん、残念。
そしてそのI瀬五段でしたが、残念ながら次局で敗れてしまいました。さすがに連戦の疲れがあったと思います。
最終結果。
①こた(仮 19-1
最後のタイトルを死守。将棋の内容としては運がありましたが、難しい局面で離されなかったのは良かったと思います。
②キノ五段 18-2
最終戦を全勝で乗り切り、シード常連をごぼう抜きして準王将。遂に隠していた実力を発揮してきたか。
③N西六段 17-3
素晴らしい成績ながら、優勝を狙っていたであろう本人としては不満か。
④T田五段 16-4
詰まし損ねたキノ戦が痛かったとのこと。たしかにそこを勝っていたら大きく順位が変わっていただけに…
⑤S戸川四段 15-5
ただのいじられキャラではなかった。普通に立派な成績なので悪態がつけないw
⑥K縁五段 14-5
欠場があったため本日怒涛の連戦でしたが、それでも楽にシードを決めるのは流石。
⑦S井五段 12-8
安定して勝ち星を重ね、昨年に続いてシード権。
⑧Y本五段 11-9
大ベテラン。毎度「もう引退や」と言いながら次の日には復帰し、なんだかんだで結果を残すところは地力が違います。T川くんへの勝ち星が燦然と輝いていたものの、T川くんの不参加(奨励会入会のため)によって無駄星になったのは無念…だと思うw
[1回]
朝日アマ名人戦の福井県大会がありました。つら。。。
ちなみに今年から県タイトル戦に昇格しました。
開会のときに朝日新聞の方からご挨拶がありました。
予想通り藤井聡太四段の名前が出てきましたw
予選一回戦。相手はA池くん。
奥越のホープ相手ということで、戦型は若々しく横歩取りに。そして果敢に勇気流に飛び込んでいきます。ただ問題は飛び込んだだけで、その先に何があるかわかっていないことだったw(研究0) 中原囲いにまたまた果敢に▲4五桂と仕掛けます。成立しているか微妙と思いましたが、8六の飛車の裏に▲8五歩と蓋をしたところは指せていたでしょうか。取った飛車を打ちこんで寄せ○。
二回戦。相手はM口五段。
私の石田流にM口さんの左美濃。これまた宮本流の仕掛けを研究していない私、普通に▲2八玉と囲っていくしばらく前に指されていた形に誘導。定跡の裏通りのような変化で私が指せる局面という認識でしたが、いざ目の前にして見ると意外に難しい。むしろ自信がないのではと思ったところもありましたが、と金が活用できて1手勝ち模様に。押し切り○。
三回戦。相手はT円澄三段。
「お昼食べないと力でないんですよ」「じゃあ今やろう」という大学の先輩の圧力に屈しつつ、戦型は四間飛車に対してがっちり穴熊。飛車が一方的に成れたので優勢かと思いましたが、穴熊にも火がついて難しい形勢。自玉がZの瞬間に猛ラッシュし、本当に寄っているかは天に任せようと達観したのが勝因w そのまま必至をかけ○。
四回戦。相手はS井五段。
私には珍しい相掛り。最近流行りの早繰り銀をやってみたかった。遅めに飛車先を交換したところ、受けてくれなくてその歩で端攻めされる展開。正直、手になるのか疑問に思っていましたが、なんだかんだ手になってしまいました。しばらくは受けに回るぐらいと考えていたら、悪手を指して途端に必敗形に。既に1手負けで形を作るかという位の局面だったものの、S井さんも楽観したのか飛車成が詰めろになっていなかった。まさかの○。
五回戦。相手はO石さん。
相手の▲6六歩に三間に振って、相振り飛車に。私は穴熊に組み、相手は中住まい。S戸川もやってたけど、流行ってるんでしょうか。(プロの棋譜でも最近見ましたが。)穴熊を生かし元気に駒をぶつけまくります。少々ムリ気味かと感じていましたが左桂も参加して切れなくなりました。最後は2枚角で寄せて○。
途中、某とんねるずが来ていました。なんか運気が吸い取られた気がするw そしてキノが凄くビビッてました。(高校と大学のとき全国大会で負けたらしい。宣戦布告してこいよw)
トナメ一回戦。相手はY本五段。
いつもの四間飛車に急戦形。穴熊に組みに行って最近悪くしていることが多かったので、力で勝負といきました。棒銀模様に対し、△4五歩で角をぶつけらます。昔S師匠と飽きるほど指した将棋です。作った馬を消されましたが、再び打ちこんで桂頭攻め。最後は自陣飛車が攻防の決め手で、快勝で○。
準決勝。相手はT田五段。
戦型はT田さんの角交換振り飛車。左美濃に組んでいる途中、筋違い角で仕掛けてこられました。銀も交換になったあと、角をいじめに銀を五段目に放ったのが勝負手。上手くいくかわかりませんでしたが、結果的に功を奏しました。ただ馬を作って優勢になったと思ったところ、見落としがあって難解な形勢に戻ります。相手陣に噛みついてどうかという感じでしたが、T田さんの時間が無かったこともあって寄り切り○。
決勝戦。相手はキノ。ついにきたかー
戦型は角換わりで、▲5五角と打って歩を取りにいく型。力戦で決着をつけようと思いました。相手も強気に角をいじめにかかり、早々に難解な戦いに突入します。と金を作って活用したのが相手の好手で、苦しくなったと見ていました。しかし、キノもあまり良くないと思っていたようで、逃走する玉に勝負手で攻めかかります。ラストは相手玉が詰むかどうかでしたが、詰ますことができず×。
局後、周囲の方に詰みを指摘される。何回か寄せ間違い→逃げ間違い→以下ループを繰り返していたらしい。
なんともないように振る舞って(強がって)いましたが、こた(仮の心は大ダメージを受けていましたw (ただ、私もこの日2回人の対局の詰み逃しを指摘してたので、文句は言えないw)
これでアマ選手権→王将戦→朝日とキノに3連敗orz つら。。。
A級の最終結果
①キノ五段 初タイトル!ちなみに私は県内屈指の初タイトルメーカーである。
②こた(仮 なんと今年の県タイトル戦全て2位。つら。。。
③K縁五段
④T田五段
この4人は北陸大会に出場します。この恨み晴らさでおくべきか。。。
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貴方の心、アンロック。
今日は3週続けて石川県に遠征して、毎年小松で開催される北國王将杯に行ってきました。
キノ&Tくんと一蓮托生でGo。
会場に入るといきなり2438名人を発見。教育実習が終わって大会復帰らしい。うーん、大魔王にしか見えないw
福井からは勝手さんがいらしていました。対局開始前に詰将棋の挑戦状を受け、頭の準備体操は万全です。
予選はTくんと同じ組でした。お互い負けてしまうと当たる組み合わせです。
私は石川の大会ではお馴染みのN尾さんと対局。角道を止められたので三間飛車に構えました。相振り模様かと思いましたが、N尾さんは居飛車のまま穴熊に潜ります。そして飛車を1つ寄り、歩の交換を防がれました(土下座飛車、というらしいw)。動きづらい将棋で千日手がちらつくも、ボンヤリ垂歩を放って打開。相手の穴熊が堅くて大変と見ていましたが、左桂が捌け振り飛車が指せそうな感じだったでしょうか。飛車を見切って金駒をはがし、穴熊にくらいついて○。
Tくんも石川の強豪に見事勝利し、予選を突破。ちなみに相手は昨年の優勝者だったそうです。
キノは順当に突破。ただいつも2局縛りをしてるところが不安w (2局縛り:予選快勝して通過しても、次からいきなりトーナメントのためそこで負けると2局で大会が終了してしまう。りゃんはん縛りではないw)
勝手さんは残念ながら敗退だったようです。
ここからはトーナメントです。まだお昼ご飯前でしたが、一回戦の相手が決まったため対局してしまうことに。
相手は金大のK澤くん。K澤くんが先手番でしたが、自分から角を交換してきました。振り飛車を警戒したのでしょうか? 対して私はそれでも構わず飛車を振って、いわゆるダイレクト向かい飛車に。筋違い角を打たれて、私が1歩損ながら角金を手持ちにする将棋になります。お互い自陣角を打ち合ってじりじりした中盤戦になりました。相手が端を絡めて動いてきましたが、その端攻めを逆用。寄せがかなり危なかった気もしますが、押し切って○。
お昼後に二回戦。相手はN原さん。先日女流アマ名人戦で優勝したばかりの、S木英春先生の秘蔵っ子。やはり戦型は英春流でした。私の作戦はツノ銀型の雁木。相手は4手角で攻めの形を作り、元気よく攻めてきました。香得になったところは優勢だと思ったのですが、そのあとの受けはやや失敗だったかもしれません。自玉もかなり怖い攻め合いながら、寄せの網を絞っていきました。凄く粘られたものの、なんとか○。
ここで他の戦況報告をすると、一回戦で2438くんが破れる波乱。「一回戦で嫌なのを引きました」と言っていたM野くん、漢を上げました。(波乱とかいうとM野くんに怒られそうだ)
キノは一回戦シードだったものの、福井の威信を背負うプレッシャーに押しつぶされ(?)、2局縛り継続中。
Tくんはトーナメント一回戦を突破後、二回戦で2438くんを屠ったM野くんと対戦。残念ながらここで敗退も、よくがんばりました。
私は準々決勝まで来ています。相手は、キノに勝った金大OBのA田くん。本日4回目の後手番を引き、戦型は角換わりに。相腰掛銀から手なりで持久戦に進みましたが、やや軽率な駒組みで手を作られてしまいました。自陣角で我慢しますが、馬を作られ苦しくなります。しかし香を捨てて迫る勝負手を放ち、一気に形勢を引き戻しました。一瞬かなり良くなった場面もありましたが、自玉にも手がつき難しい終盤に。寄せが見えなくなって自陣飛車で角を抜きましたが、そこから玉頭にラッシュをかけられました。華麗に寄せを決められ×。(最後は自玉が詰んでいたわけではなかったのですが、勘違いで投了w まぁ局面は負けです。)
優勢にした局面もあったので、終局直後はショックな敗戦でした。しかしそこで、誰からともなく「△7七銀で?」という言葉が掛けられる。すぐ意味が理解できた私。
「あっ、ヒドい!」
実は相手玉に詰みがありました。
叫ばずには、いられなかったorz
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こた(仮「なんか中2ワードないか?」
せっちゃん「森羅万象とか?」
こた(仮「なにそれ、イタい」
今日は石川県のものづくり会館にて、ビエンナーレ将棋大会が開かれました。ここだけの話、ビエンナーレが何かわかっていないw
3人の団体戦で、合計段位が10段以下で誰とでもチームが組めます。私のチームはこた(仮、S戸川(せっちゃん)、Tくんで参加。合計段位は日本将棋連盟段位なので、7段。3段分駒落としてください、と進言したいw
そしてこの大会、優勝賞金があるとのこと。だからか、みんな目の色が違います。ただ個人的には先週に引き続きのEnjoy勢。「せっちゃんの飛躍と、Tくんの成長が目的だから」と戦前に予防線を張っていくスタイル。
ちなみにC級で福井こども教室チームも参加。小学生3人のチームで、朝からスパーリング中。かと思ったら、遊んでただけだったw
閑話休題、私たちのチーム名は「福井こた研」。オレがつけたわけじゃないよw
予選はいつもの1勝通過方式。
一回戦。今日は相手のチーム名を見るのを忘れていました。それはまだいいとしても、対戦相手のお名前が…PC前で土下座していますので、許してくださいorz
戦型は横歩取り。相手の方の勇気流に、△8五飛~△2五飛と振り回す対策。正直あまり研究していない将棋で、思わぬ強襲を喰らいます。自玉が3段目に誘いだされて怖い形ですが、引くと形勢が悪化すると判断。強気に攻め合いを目指します。竜を切って玉頭に手を付け、寄せが決まり○。本当に寄っていたかはナゾ。
問題はチームの戦績ですが、S戸川は石田が捌けず×。Tくんも負けで、1-2負け。
…大丈夫!1局多く対戦できるから!
二回戦。私の相手はN倉さん。…だったと思う。間違ってたら「このアホンダラ!」とののしってくださいorz
戦型は私の四間飛車穴熊に、▲6六歩型イビアナ。私の対応は流行りの△6二飛型でなく、固めて待機するタイプ。先手から▲8六角~▲7五歩の筋で仕掛けられました。やってみたかった受け方があって、それが割合うまくいったと思っていました。しかしそれは錯覚で、難しい将棋だったようです。私が竜をつくって攻めたてましたが、少しいいと思いながらもハッキリとはわかっていませんでした。ただ受け切るのも大変だったようで、歩の手筋で絡んで○。
チームは3-0勝利。まずは一安心、という感じでしょうか。
ここからはトーナメント戦で、準々決勝です。
相手はK内くんとW塚くんを擁する、「あれ、これチートじゃね?」と思わず口に出てしまうチーム。
私の相手は屈指のチートキャラW塚くん。戦型は最近では珍しい、広瀬流四間飛車穴熊。久々にやりました。相手からの仕掛けを自然に受けたつもりでしたが、気付いたらやや苦しそうな形勢に。それでもなんとか捌きの糸口を見つけ、なんとか難解な将棋に持っていきました。お互い秒読みに入り、時間内に必死に読んで指し継ぎます。
隣ではS戸川がK内くんに虐殺され、Tくんは見事勝利。
そして私はというと、負けにしたと思っていました。それでもそれでも、諦めて投げてしまうわけにはいきません。直感では寄せられそうと思いましたが、相手も攻め駒が少なく決め手に欠けたでしょうか。穴熊ではよくある金の打ち合いエンドレスになって、根性で千日手に。
…まぁオレ将棋より根性の方が得意なところがあるからなぁw
そしてすぐさま2戦目、そして最初から30秒!先後代わり、戦型は私の横歩取りに。私は勇気流は採用せず、飛車を引いて中住まいというスタンダードな形にします。否応なしに迫りくる時間の波に、正直なところ序盤はお互いチグハグな応酬だった気がするw なんやかんやで1本取って、飛車交換して私が指せると見ていました。ですが相手も角をきっちり活用して、自陣がいきなり怖くなります。やらかしたかと思いましたが、存外こっちの攻めも厳しかったようでした。最後は綺麗な詰みもあって、○。
たぶん、K内くんが持っていた金のでっかい扇子が死亡フラグだったと思うw
準決勝。M野くんが集めたチーム。
実は当初M野くんに「こた(仮さん一緒に出ませんか?」と誘われた経緯がありました。それをあっさり「え、嫌ですけど」とフッた私w いや別にM野くんが嫌いとか棋力を信用していないわけではなくてですね、お互い負けたときに気まずい感じになるやん?引き換え、せっちゃんなら「ちがうだろーーー!!!このはげーーー!!!」って某議員ばりに後腐れなく言えるやん?w ごめんねM野くん。
しかしそんな彼が呼び寄せたのは、さらなるチートキャラだった。私の相手はT下さん。もともとは石川県出身らしく、元奨であり東京でアマ棋界に復帰。その実力を遺憾なく発揮し、素晴らしい実績を残しています。
将棋は私の先手位取り中飛車。対する相手の布陣は、意外な糸谷流右玉でした。金美濃に組んで、四間に振りなおして素早く決戦。飛車を切って攻めかかり、筋悪く金駒を打っていきます。続くかはかなり微妙だと感じていましたが、結果的にかなりうるさい攻めでした。たまたま上手くできていた、というのがビッタリくる将棋で、○。
局後、みなさんに凄いねと褒められました。誰も私が勝つとは思っていなかったらしいw
チームはTくんが早々に勝ち。S戸川はM野くん相手に熱戦を繰り広げましたが、惜しくも競り負け。それでも2-1で決勝進出!
決勝戦。学生棋界で鳴らした3人で構成されたチーム。対局前「せっちゃんや、ここは男ならバシッと決めてくれや!」と発破をかけ、対局開始。
私の相手は富山のMさん。自称初段。
戦型は相手の三間飛車に、穴熊から角を引いて2筋を仕掛けます。相手に自陣角を打たせて「しめしめ」と思ってゆったり固めていたところ、果敢に仕掛けられてしまいました。玉頭戦でかなり危ない形でしたが、強気に応戦して一度は切れ形になり勝勢に。しかしそこから中段玉で粘られ、角がお陀仏して怪しくなります。「初段?うそつけ!」(心の声) 逆転されていてもおかしくないと思いましたが、今日は運がありました。押し戻して○。
Tくんは相手が悪かったか、×。そして最後の1局は、それに相応しい熱戦だったようです。勝ったのは…S戸川でした!「やるときはやるやないか!!!」
自分が負けたときは周りがフォローしてくれ、スコアタイで最後まで残った対局を勝ち切る。団体戦の楽しさを存分に味わえた1日でした。(せっちゃんが)
福井こども教室チームもC級で見事準優勝。よくがんばりました^^
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こた(仮「最近、中2ワードが思いつかないねん。なんか考えてーな。」
すぐちゃん「ほぉw」
キノ「適当にそれっぽいの並べてみますね」
以下記事タイトル。なんだこれ。ホントなんだこれ。
今日は金沢でアマ王将戦北陸大会がありました。道連れにするメンバーを集め、一緒の車でGo。メンバー(役割)は、すぐちゃん(運転手)、キノ(福井の威信を背負う)、Tくん(チャレンジャー)、こた(仮(保護者)。
会場に着くと、勝手さんもいらっしゃいました。今年も全国からたくさんの強豪の参加があり、「いやオレは今日Enjoy勢だからw」といういつもの口上で始まりました。
まずは皆さん興味がないと思われる、こた(仮の結果をささっと。
予選一回戦、相手は富山のS司さん。よく北陸大会でお見かけする方です。
序盤から角を打ち合う力戦で、居玉のまま戦いに。形勢はずっと難しそうだと思っていました。相手に先に竜を作られ苦しそうな感じになりましたが、こちらも竜を見切って肉薄します。寄りかどうか微妙でしたが、相手の時間が少なくなり寄せ切って○。
トーナメント一回戦。相手はZ本くん。立命館のスーパーエースで、That's 好青年。あだ名が自分の中で速攻で「とっつぁん」に決定しましたw (Z本→Z形警部→「あばよ、とっつぁ~ん」)
私のネーミングセンスはさておき、戦型は私の中飛車(角道close)。イビアナを目指されたため玉頭から銀でジャブを出して乱戦に。しかし飛車ぶつけの構想が悪すぎて、交換した直後に誤算に気づき大長考に沈むのでは冴えんなぁ。以下玉砕して×。
本気を出したとっつぁんにはルパンでも勝てないらしい。
威信を背負うキノはトナメ一回戦、岐阜のN島くんと対局。ムリに思えた攻めを通されたらしく、威信が誘爆して散る。
勝手さん、Tくんは残念ながら予選落ち。Tくんの将棋は後から並べてもらいましたが、うっかりしてからが力の入った熱戦でした。相手も強いので、勝ち切るまでが大変です。
というわけで勝ち抜いたのは、すぐちゃんのみ。朝「すぐちゃんは予選勝ってからトナメ一回戦で強豪に当たって爆砕する未来が見えるわーw」と言っていた2人が爆砕する中、将棋ゲーマーは二回戦も悠々突破。三回戦は富山の超強豪N平さんで、残念ながらここで敗退。
早く終わったので、K内くんやM野くん、金大のメンツに絡む。M野くんは子供に丁寧に将棋を教えていました。
じ、事案か!?w 「ジャッジメントですの!」
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最近気付いたこと「あれ、オレって終盤弱いと思っていたけど、そもそも中盤で悪くしすぎじゃね?」
今日は審判の日(笑)こと県名人戦でした。
もちろん下される予定なのは私ですw
名人戦の挑戦者にマグレで勝ち抜いた私。県名人2438くんとの3番勝負に挑みます。2438くんは県名人4連覇中!ひいき目に見ても王者絶対有利と思われているハズです。だがしかし、みすみす負けてやるわけにもいかんのです。「え、こた(仮と2438くんどっちに賭ける?うーん、2438くんに1万!」
場所は福井新聞社和室「閑閑亭」。新聞社の局長さんが振り駒を行い、1局目は私が後手番に。頭上にカメラをセットされ(解説会場に映すため)、下座に着きます。持ち時間は1時間+秒読み60秒。第1局は9時10分頃にスタートしました。
戦型は私の角交換振り飛車。予定の作戦でした。相手の組み方にスキありと見て、自陣角の打ち合いから5筋の位を取る積極策。相手から動いてくるのはムリ気味じゃないかと高を括っていましたが、いざ動かれてみると難しいのなんの。思わしくないことに気付いて切り合い終盤勝負を目指しましたが、そんなレベルじゃないぐらい差がついてしまいましたw やっぱり中盤が下手だったかorz 華麗な寄せを決められ、完敗で×。
戻って、切り合いを我慢してじっくり指せばけっこう難しい将棋だったようです。
お昼を食べた後の2局目は先番。和室に一人残り作戦を考える…12時半、第2局開始。
戦型は矢倉。序盤、悪即斬され必敗形にw お昼に作戦を考えた意味とは一体orz 長考で粘れる手がないか探しますが、考えても考えても負けてしまう。しかしあまりにも楽勝すぎて、さしもの2438名人も楽観したのでしょう。飛車交換して打ち合いになりましたが、相手玉もそんなに安全ではありません。(「歩の枚数を勘違いした、ひどかった」と名人談。)相手陣にも攻めが刺さったところでは、解説会場で「まさかの逆転か!?」と色めき立っていた…らしい。しかし私の残り時間は3分、相手は30分以上残しています。2438くんも長考に沈みましたが、私もそりゃ考える。そしてやっぱり考えれば考えるほどわからない。そして相手の指し手は、「寄せてみろ!」とぶん投げる1手。1分将棋の中必死に寄せに行きます。だがどう見ても普通の寄せでは一枚足りない。(秒読みの中「端歩がついてあれば…」とか思っていた。)自陣に眠っていた角が何かの拍子に急所に刺されと願いましたが、最後は詰まされ×。
その後は解説会場に下りて、感想戦に。一応見せ場を作った最後の局面は、「寄せてみろ!」とぶん投げられたときに、持ち駒を投入して「ムリです、寄りませんわ」と土下座すれば難解とされました。ただそれでも負けている気がするので、結局名人の懐が深かった、という感じがします。どうせアレだろ、盛上げておいて「少し残ってましたか~」とか言うんだろw
総括。残念ながらやはり、実力が足りなかったと思わされました。まぁ、終盤でごちゃごちゃやって勝ちを拾えるような相手ではなかったということでしょう。
でも、最近は久々に将棋モードに入っていました。大会が続きますので、持続して次につなげたいと思います。
今日帰りラジオで聞いた言葉…「死ぬこと以外はかすり傷」w
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