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男子はいつまでも中2病、がコンセプトの将棋ブログ。

innocent violencer

最近気付いたこと「あれ、オレって終盤弱いと思っていたけど、そもそも中盤で悪くしすぎじゃね?」

今日は審判の日(笑)こと県名人戦でした。
もちろん下される予定なのは私ですw

名人戦の挑戦者にマグレで勝ち抜いた私。県名人2438くんとの3番勝負に挑みます。2438くんは県名人4連覇中!ひいき目に見ても王者絶対有利と思われているハズです。だがしかし、みすみす負けてやるわけにもいかんのです。「え、こた(仮と2438くんどっちに賭ける?うーん、2438くんに1万!」

場所は福井新聞社和室「閑閑亭」。新聞社の局長さんが振り駒を行い、1局目は私が後手番に。頭上にカメラをセットされ(解説会場に映すため)、下座に着きます。持ち時間は1時間+秒読み60秒。第1局は9時10分頃にスタートしました。

戦型は私の角交換振り飛車。予定の作戦でした。相手の組み方にスキありと見て、自陣角の打ち合いから5筋の位を取る積極策。相手から動いてくるのはムリ気味じゃないかと高を括っていましたが、いざ動かれてみると難しいのなんの。思わしくないことに気付いて切り合い終盤勝負を目指しましたが、そんなレベルじゃないぐらい差がついてしまいましたw やっぱり中盤が下手だったかorz 華麗な寄せを決められ、完敗で×。
戻って、切り合いを我慢してじっくり指せばけっこう難しい将棋だったようです。

お昼を食べた後の2局目は先番。和室に一人残り作戦を考える…12時半、第2局開始。

戦型は矢倉。序盤、悪即斬され必敗形にw お昼に作戦を考えた意味とは一体orz 長考で粘れる手がないか探しますが、考えても考えても負けてしまう。しかしあまりにも楽勝すぎて、さしもの2438名人も楽観したのでしょう。飛車交換して打ち合いになりましたが、相手玉もそんなに安全ではありません。(「歩の枚数を勘違いした、ひどかった」と名人談。)相手陣にも攻めが刺さったところでは、解説会場で「まさかの逆転か!?」と色めき立っていた…らしい。しかし私の残り時間は3分、相手は30分以上残しています。2438くんも長考に沈みましたが、私もそりゃ考える。そしてやっぱり考えれば考えるほどわからない。そして相手の指し手は、「寄せてみろ!」とぶん投げる1手。1分将棋の中必死に寄せに行きます。だがどう見ても普通の寄せでは一枚足りない。(秒読みの中「端歩がついてあれば…」とか思っていた。)自陣に眠っていた角が何かの拍子に急所に刺されと願いましたが、最後は詰まされ×。

その後は解説会場に下りて、感想戦に。一応見せ場を作った最後の局面は、「寄せてみろ!」とぶん投げられたときに、持ち駒を投入して「ムリです、寄りませんわ」と土下座すれば難解とされました。ただそれでも負けている気がするので、結局名人の懐が深かった、という感じがします。どうせアレだろ、盛上げておいて「少し残ってましたか~」とか言うんだろw

総括。残念ながらやはり、実力が足りなかったと思わされました。まぁ、終盤でごちゃごちゃやって勝ちを拾えるような相手ではなかったということでしょう。
でも、最近は久々に将棋モードに入っていました。大会が続きますので、持続して次につなげたいと思います。

今日帰りラジオで聞いた言葉…「死ぬこと以外はかすり傷」w

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