人事を尽くして天命を得る
しーど↓
⑧A部四段
底力を見せて初参加でシード権獲得。優勝者に土をつけた星が光ります(意味深)。
⑦Y五段
大ベテラン。シード返り咲き。
⑥N五段
上位への門番(失礼w)の二つ名に恥じない安定感で今年も危なげなくシード権。
⑤O六段
今回もO滝ワールドで猛者を刈り取っていきましたが、やや取りこぼしもあり5位。
④N六段
本人はこの順位は不満全開だと思いますw 前回王将(7連覇)ですが今日は上位陣に競り負けて4位。
③K五段
3位からは全タイトル戦シード権、去年はこれを逃し予選から出場しているK五段ですが見事に取り返しました。今日はN六段にも勝ち堂々の将棋でした。
②T五段 19-1
2次戦まで全勝、今日も勝ち星を重ねましたが優勝者との直接対決に敗れ、痛恨の準王将。去年の順位が響く結果になりました(同勝ち星の場合は昨年の順位で決定する)。しかし19-1の成績は流石としか言いようがありません。
①こた(仮 19-1
それでは今日の私のダイジェスト、いってみましょう^^
私は2次戦までで1敗できていて、今日はあと4局残していました(他の人に比べると消化は早い方です)。といっても2敗のN六段が自分より上位、T五段全勝ということで1局も負けれない、という気持ちでした。
1局目はそのN六段といきなり対局。戦型は角換わりから相早繰り銀という、2昔前くらいのレトロな将棋に。私が7筋を銀で交換したのに対し、2筋から手筋の継ぎ歩ですがこれは私が有利な定跡(N六段も昔の将棋すぎて忘れてた?)。途中香→銀得になりそこから手を戻し合う展開になりましたが、駒得が大きく攻め合いを競り勝って勝利。N六段に勝つのは1年ぶり、連敗脱出です^^
2局目はO六段と。O六段後手でウソ矢倉でしたが、私が角を転回して2人で何局か体験している将棋に。しかし未知の局面になったところ私が仕掛けたのに対しO六段の1手バッタリがあり、これで一気に差がついてそのまま収束。
3局目はS五段との一戦。これは先手の私の石田流vs左美濃という将棋に。私が中盤の入り口で1本取られてやや不利で飛車交換になりましたが、竜を見限って角を銀を強く取ったのがうっかりしやすい寄せの決め手。きれいな必至が掛かって逆転勝ち。
4局目は優勝決定戦、T五段との対局です。T五段先手になったので予想通りの中飛車、私は一旦角道を開けずに△7三銀~△6四銀と構え、超速のような展開に(ただし中飛車は▲5六銀型にできているが)。実はちょうど昨日研究していた展開の1つで、迷わず指し進めて少しずつ形勢を良くしていきました。相手の中段の飛車をせしめて2枚飛車になり大勢決して、寄せ切り制勝。
今日は終盤でのいつもの残念な手もなく、上手く指し進めることができました。順位差でT五段をかわしたのは幸運だったというほかないですが、それはともかく初の王将位。やっぱ嫌いな詰め将棋はやっとくもんですね^^
ところでこれで6大県タイトルの内5種を手中にし、残り取ったことがないのは県名人だけになりました。が、一番欲しいタイトルが最後に残ってしまう辺り、私らしい気がして何か悲しさのようなものを覚えていますw
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