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男子はいつまでも中2病、がコンセプトの将棋ブログ。

KKK 2020/9/27

日曜日に行います。

ネット将棋での県名人の棋譜を調べてました。
強っ


-秘技▲7八銀-

今回はたぶん初登場、相振り飛車。こた(仮の"とっておき"を披露する。
ぶっちゃけ、こんなとこで紹介してしまうような奴ではないw だが使う機会も無いし、眠ったままなのも惜しい気がする。誰かこた(仮新手として広めてくださいw

初手からの指し手
▲7六歩△3四歩▲6六歩△3二飛▲7七角△3五歩▲7八銀△4二銀▲6七銀△6二玉▲8八飛△7二銀▲8六歩△3六歩▲同歩△同飛▲8五歩△7一玉▲3七歩△3四飛▲2八銀△5二金左▲4八玉△3三銀▲3八玉△4四銀▲8四歩△同歩▲同飛△8三歩▲8六飛△4五銀▲4八金△1四歩



昔からある向かい飛車vs三間飛車。女流棋戦では現在進行形でよく指されている形です。序盤のポイントは▲6九金型で構えていることで、ほかに難しいところは特にありません。△4五銀はいわゆる里見流で、有力な作戦と認識されています。ここでは△3五銀も有力ですが、これにも今回紹介する作戦は問題なく使えます(むしろ楽)。

▲6五歩△7七角成▲同桂△5五角



▲6五歩と強く角交換を挑みます。後手は角交換を拒否しても1局ですが、それはややつまらない。交換して攻防に△5五角と据えます。
次の手が本作戦の骨子。

▲7八銀



後手の手が△5五角でなくても、先手は基本▲7八銀。次の手番で▲7五歩と伸ばし、陣形が低いのか高いのかわからない形を作ります。
以前から、この戦型では自分(向かい飛車側)から角交換をして戦うことができないか?というのを考えていました。それを基にいろいろ作戦を練り、できたひとつがこの陣形です。

△1五歩▲7五歩△3六歩▲同歩△1三桂



▲7五歩は次に▲6七角を狙っています。この作戦は▲6七角、▲4一角、▲2二角、▲2六飛などが狙い筋になります。△3六歩~△1三桂は暴れる準備。残念ながら後手の攻撃陣は既に半壊している。(先手は受けの力が必要にはなるが…)

▲2六歩△3六飛▲同飛△2八角成▲同玉△3六銀▲1八角△3五歩▲8二歩



先手も怖い形になりましたが、▲8二歩と反撃し先手有利と見ます。△同玉なら▲7四歩。△2五桂という勝負手はあるものの、うまく左辺に泳げれば勝ちになりそうです。先手陣は左側から飛で攻められないのが強み。
はっきり言って、相手が初見なら本譜より大成功する可能性は高い。自分で指してみた方は本ブログに報告コメントお願いしますw

ちなみに実戦で指したのは一度のみ。T田五段に対する初見殺しで終わったw

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