HP将棋日和の方でメールフォームの方に投稿を頂きました。
メールが送信できませんでしたので、ここにてご回答を致します。
(宛先がドコモメールだったので、たぶん設定でPCのメールを拒否されているのだと思います。)
Q.13日の王将戦は県将棋連盟の会員でないと出れないのか?
A.その通りです。
福井県王将戦は県将連会員に限る大会です。(基本は県内に住居がある方)
当日の大会会場での入会受付は可能です。
ちなみに県王将戦はアマ王将戦の予選とは別物になります。
余談ですが、県名人戦(アマ名人戦の予選ではない)も同じ参加規定になります。
というわけで13日は王将戦予選(福井地区)が開幕します。
以上、ステマでした!w
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実戦詰将棋です。
お正月から頭働かせていきましょうw
ちなみに何通りか詰むようです。
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あけましておめでとうございます。
新年の目標はですね、強くなることです。
抽象的ですが。
将棋もですが、人間的にも強くなりたいなって思います。
今年もごひいきに。
コメントは基本的に歓迎です!(拍手マークのところからではなく、記事タイトルをクリックして各記事のページに飛ぶと下の方にコメ欄があります。ご注意くださいませ。)
こた(仮は、皆様の応援で成り立っていますw
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今年も自分の1年を振り返ってみました。
…将棋に関してです。振り返る必要のある過去の自分なんていません、いませんともw
対局数:92(先ー後:41-51)
勝ち:74
負け:18(その内、先手で14敗)
勝率:80.4%
戦型別
矢倉:2-0
角換わり:9-4
相掛り:7-1
横歩取り:3-0
雁木:4-3
ゴキ中:7-1
vsゴキ中:4-0
KKF(角交換振り飛車):8-3
vsKKF:2-0
石田流:2-0
vs石田流:3-0
対抗形振り飛車側:4-1
対抗形居飛車側:11-4
相振り飛車:8-1
自分なりの総評。。。
振り駒が弱かったけど、後手の方が強かったからある意味良かったのか。
今年は(例年通りとの噂も…)大一番で負けていることが多かったので、そんなに勝っていない気がしていましたが、実は勝率はそんなに悪くありませんでした。(全国大会でも予選は勝っているし…) 先手の勝率が悪いですが、別に先手が苦手だということは無く、後手だから残念ということもありませんでした。後手でも作戦に困っていないし結果も出ているので、ここは良いところだと前向きに捉えましょう。
今年前半のエースはもっぱらKKFでした。メインは後手ですが、先手でも採用。去年はあまり興味がない将棋だったものの、研究を重ね一気に主力戦法に躍り出ます。しかしながら名人戦を境にして、現在までとりあえず興味は別の戦法に移っています。
去年のことを思うと居飛車では雁木が多くなるかと思いましたが、プロ間でもそれほど流行しきらなかった感もあり、私もそれほどは指していません。雁木は2度負けたこともあり、やはり対N平さんが思い出深い。現在はたまに採用するぐらいの立ち位置に収まります。
1年を通して指したのは角換わり。大流行中で研究が進んでいることもあり、先手で攻める形を作りやすい戦法です。また後手でも作戦負けになりづらく、私も居飛車を指したいときの△8四歩率が圧倒的に増えました。居飛車では来年も角換わりを主軸に考えることになりそうです。
引き換え矢倉の減少は顕著でした。後手番に有力な対策が多く、単純に戦型として自信がないことが原因。相手に指されることも一気に減りました。復活させたいと思ったこともありましたが、現在はネットでたまに指すぐらい。プロで全く指されていないというわけではないので、来年私が指すかどうかはわからないですね。
相掛りは後手番で指すことが増えました。基本的には先手で主導権が取りやすい戦法だと思いますが、完璧に良くすることは難しいと思います。先手番のときは角換わりとの二段構え(居飛車の中で)みたいな感じです。
横歩取りも矢倉と同じく、かなり減っています。青野流が猛威を振るっているからか、巷での後手番で指す方がむちゃくちゃ減りました。ただでさえアマでは少ない戦型だったのに…。私も居飛車志向のときは△8四歩が増えたので、指さなくなっています。(先手矢倉ほど自信がないわけではない。) 先手番ではいろいろな対策をローテーションしています。
KKF以外で、振り飛車で活躍したのはゴキゲン中飛車でした。去年の頃から考えると、KKFと共にゴキ中が主力の1つになったのはかなり意外な感じです。ですがそんなに引き出しが多いわけでもなく、これから使うかはよくわかりません。
石田流は去年とあまり変わらず。早石田を目指す3手目の▲7五歩は、相振りを目指す(或いは天秤にかける)△4二飛、△1四歩、△5四歩、△8八角成など、どれを指されても嫌。普通に居飛車から左美濃の形も作戦勝ちという感じもしないし、正直なところ先手で指す気がしません。居飛車党で2手目△3四歩を指す方相手に、目線を変える程度というぐらいです。これを好んで使うS戸川は頑固だと思うw
ノーマル振り飛車では、居飛車側を持つことが多かったようです。振り飛車側はKKFが増加したことにより相対的に減少。ただ来年もコンスタントに指すと思います。プロ間では三間飛車からトマホークと石田流を使い分ける指し方が流行っていますが、穴熊が少ない福井棋界では使う機会が無いというのが正直なところ。どちらかというと後手での四間飛車がメインになるか。居飛車側では急戦で▲7九金と寄る形が出現しましたが、これの自分の中での立ち位置は微妙。トーチカとかと天秤にかけながら使うかもしれない。
最後に相振り飛車ですが、これは毎年一緒なポジションをキープしています。勝率が高いのも一緒ですが、主力戦法にはならないという奴。2手目△8四歩を増やしたこともあって、来年はなおさら表舞台に出づらくなるかも。自分の中では振り飛車党に対するアンチテーゼ的な意味合いがある。
でも、なんだかんだ全部の戦型を指してるんです。来年もいろいろなことをやって、全部楽しみたいなぁって思いますね。
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だけどいつだって特別を求めてる。
昨日は朝日アマ北陸大会が、富山将棋道場で行われました。この大会は各県の大会を勝ち抜いた、代表選手8名で争われます。(今年は富山主催なので、富山代表が4人。) とりあえず富山まで連れていってくれたT田さん、出場できたのは貴方様のお蔭ですw
富山将棋道場には初めてお邪魔しました。段級の書かれた木の札が掛かっていて、いかにも道場って感じです。
始まる前に、仮レーティングを2000点にしてもらいました。たぶんアマ連のレーティングなんでしょう。(よくわかってないw) で、2000点って高いんですかね?
そんなこんなで大会スタート。予選は2勝通過方式。
一戦目は富山のK澤くん。なんと小学6年生!
戦型は彼の角交換四間飛車。局後に聞いたら得意戦法だと教えてくれました。私は矢倉に組んで、相手陣に不備ありと見て颯爽と仕掛けます。これが上手くいき、銀得。そのまま押し切ることができ、幸先よく○。
二戦目はN平さん。今年は3連敗中。
N平さんの三間飛車に対し、▲3七桂の急戦にいきます。作戦負けと見たのか相手から果敢に動かれましたが、無理筋で形勢はこちら良し。しかしこちらも中盤あっさり指しすぎて、難解な寄せ合いに。1手勝っていると思っていたものの、肝心の手順がわからなかった。Zの間に自玉がピッタリ寄って×。
予選通過を賭けた三戦目、相手は石川のS田くん。彼も中学生。たしか詰将棋選手権でキノを屠った子w 隣で見ていたN平さん戦の粘りが凄かったので、油断できないと感じていました。
戦型は角換わり。しかし序盤は私に一日の長があった。手損をものともせず仕掛けてきたのは若さですが、強く反撃して優勢に。と金で金をはがし、飛車を切り飛ばしていきます。読み切りで、そのまま即詰みに討ち取り○。
そして準決勝。相手は石川のT橋くんで、これまた中1。誰かが「こた(仮さんは中堅ですね」と言うわけだw 彼と指したのはだいぶ前なので、どれぐらい強くなっているか楽しみなところ。
私が四間飛車を採用。穴熊をされるかと思いきや、右銀急戦で速攻を仕掛けてきました。しかし一旦膠着状態になり、振り穴vs左美濃の対抗になります。そこから予想していない捌きをされ、難解な中盤戦に突入。私は自陣飛車を打って凌ぎます。飛車を取り切って優勢になりましたが、上手く指し回されて仕切り直しだと思っていました。しかし…王手馬をうっかりされて、急転直下で○。
最後は痛恨だったと思いますが、私から世辞を言う必要もなく、強者の手応えでした。
というわけでなんだかんだで決勝に。決勝戦は昨年と同一カード、W塚くん。
戦型は昨年と同じく、私が居飛車で対抗形に。しばらくは定跡手順を辿るかと思っていましたが、早々にお互いが力戦へと歩みを進めていきます。銀冠から厚みを築き、やや自分が指せそうな形になったと見ていました。これを生かして戦いを挑みましたが、そんなに事が上手く進むはずがないと考えるべきだった。読み抜けがあって、飛車を交換したものの明らかに悪い。気付いたときには修正不能でした。最後の突撃を試みたものの、どうにもならず×。大差になってしまった…orz
どこかで私は3番手だと言われていたようです。下馬評通り1、2番手に土俵を割ってしまった(どちらが1番手かは甲乙つけがたい)のですが、またチャンスをつかみたいと思います。
「N平さん、来年は勝ちますからねーーー!!!」(捨て台詞)
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samui.
福井では本日初雪を観測しましたが、そんななか西別院では朝倉象棋大会が行われました。朝倉象棋がわからない方は、私のHP「将棋日和」参照ください^^
予選は2勝通過方式で、一戦目はS水五段と。
序盤は作戦負けで、「酔象」を手損で繰り替えて待つ苦しい展開。中央で戦いが起こりましたが、上手く切り返すことができました。酔象が残ってしまったものの、1手勝ちを決め○。
二戦目はY田四段と対局。
居飛車党のY田さんですが、戦型は相振り飛車。垂らされた歩を取れる形になり指しやすくなりました。角を上段に配置して酔象を突撃したのが結果的に上手くいき、飛車を取られて自陣が危なくなったもののの相手陣に向けて猛ダッシュ!(酔が) 太子づくりが受からなくなり○。朝倉象棋ならではの戦い方でした。
準々決勝、N藤五段と対局。
戦型はやはり対抗形。相手の酔を押し返して位を築く。N藤さんが自身の酔を私の銀にぶつけてきましたが、これは得な取引だと思っていました。(ちなみに酔は持ち駒にあっても使うことはできない。) 立て直される前に一気呵成に攻めて、○。
準決勝はG方くんとの一戦。
私の中飛車にG方くんは穴熊に組みましたが、個人的には穴熊は普通の将棋に比べるとメリットが少ない気がします。堅陣から仕掛けてきたものの、私も手に乗って反撃。酔象を取り合って入酔だけケアしたあと、穴熊を攻略して○。
決勝はS戸川四段。
先手の作戦は私が昨日1分で考えた、相手の振り飛車に対し3筋の位を取らせないもの。実はS水さんにも同じことをしたのですが、上手くいかなかったので工夫します。棒金で対抗形の飛車側を抑え込みに行きました。これが上手くいき、どんどん小駒で圧力をかける形に。普通はそれでも大駒が捌ければなんとかなるのですが、朝倉象棋では酔の進軍があるので意味が違います。結局この進軍が成功し、○。
今日の一言「朝倉象棋は厚みゲー」
朝倉象棋に定跡はありませんが、皆さんいろいろな形を試したり、酔象を生かす指し方を考えたりしています。自分なりにセオリーを作っていくのも面白いのではないでしょうか。自分は詰め込むのは嫌いですが、考えることは楽しいことではないかと思います。
さて、冬の朝倉象棋では毎年女流棋士をお招きしています。今回はよく来ていただく北村女流初段に加え、石川県から新たに女流棋士になった田中女流3級にお越しいただきました。田中さんには去年木田でお会いしましたが、その後に女流プロになられました。おめでとうございます。
…棋士になったばかりなのに、福井の賑やかなおじ様方にどやされて大変だったと思いますw
指導将棋は北村さんに教えていただきました。綺麗な顔をまじまじと見つめてたら、いつの間にか捌かれ形に(毎年のこと)。ですが時間がなかったこともあって、うっちゃり○。
表彰状を北村さんにいただきました。ありがとうございました。
福井の将棋ファンにとって、寒い中でも来て良かったと思えるイベントだったと思います。
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明日の仕事、5時出の予定。遅刻する予定。
24日土曜日のお昼から、久々に研究会をしたいと思っています。
お暇な方も忙しい方も、すべからく。
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勝ったどーーー!!!
すー…はー…
勝ったどーーーー!!!!
大事なことなので。
さて今日は予告通り福井市長杯将棋大会に参加してきました。
弟が免許の更新で里帰りをしていたため、刺客(?)として一緒に参加。しかしこれが思わぬ巨竜を呼び寄せることになるw
今回も県外から参加された方が多数いらっしゃいました。弟が大学時代お世話になったという、M本さんにご挨拶。C級で3位に入賞されました。
A級の予選は4組。私は一回戦、M口五段と対局。
私の矢倉に対し、M口さんの左美濃急戦。銀を繰り出して積極的に指しますが、積極的過ぎて反撃が厳しく刺さります。自玉は最小限の受けに留め、攻め合いで勝ちを目指したものの、どうやら私の負けだったようです(感想戦の結論)。本譜は際どく逃れ、辛勝で○。
二回戦、相手はA池くん。奥越の若手。
相手の雁木に対して、私が早繰り銀で速攻をかけます。しかしその後が下手すぎて、自陣角で反撃され劣勢に。A池くんもチャンスと見て決めにきましたが、これで自陣角に狙われていた駒も捌けて勝負形になります。以下逆転して相手玉を寄せて○。
三回戦はM渕さんと対局に。あわらに続き、M渕さんは滋賀県からの参加でした。
戦型は相手の四間飛車でしたが、序盤で相振りを見せながら駆け引きして三間vs私の左美濃になります。以下振り飛車穴熊に対して銀冠穴熊で対抗。じりじりした序盤の中、後手番ながら果敢に打開して戦いに突入しました。金を取られたものの桂香で攻めたて、受け切りは大変だったかも。穴熊を攻略して○。
四回戦はI本くんのハズでしたが、お互い全勝で予選通過が決まったので対戦せず。
トーナメント一回戦。相手はS井五段。
戦型は角換わりの相腰掛銀。私の▲4八金型に、右四間で対抗されました。攻められる前に攻めてやる!という気概で先攻したものの、上手くいっているのかいないのか、よくわかっていませんでした。本譜は攻め合いにこられましたが、S井さんにうっかりがあって攻めの桂を抜き優勢に。そこから着実に差を広げ、寄せ切って○。
このトナメ一回戦では弟が逆の山で敗れる。私が言うのもなんですが、昨日の段階では優勝候補の一角だと思っていたが…
???「弟さんが来られると聞いたので、やってきました」
私の準決勝は、お馴染みY本五段。
私が振ったのでY本さんは居飛車にされるかと思いましたが、意表の相振り飛車になりました。私はがっちり穴熊に。飛車を取られたものの堅さを生かして手をつくり、上手く攻めを繋げられるかの将棋になります。対局中は難しいと考えていたものの、やはり時間が短い将棋で受け切るのはかなり大変。押し切り○。
決勝戦。相手は2438くん!(県名人) 今年は痛い目に合っています。ちなみに弟とは同世代。
初手で居飛車にするか振り飛車にするか迷いましたが、ゴキ中をチョイス。2438くんは超速に。定跡の変化から相手が▲4八金~▲3七金とする趣向を見せ、それに反応し手を作りに行きます。抑え込まれると不利になりそうですが、△5五飛と金にぶつけ一応捌けそうな感じに。2438くんも自陣飛車を打って粘るものの、私の優勢が明らかになりました。しかしここからが「捲りの死神」w 飛車のタダ捨てなどでごまかされ、こちらも怖い形に。悪夢再びか…という空気の中、歩の頭に香をねじ込んで勝負!遂に、○。
今日は気持ちよく寝られそうですw
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世界中を驚かせることはできないけれど、生きてく理由を映し出していこうか。
さて、福井棋界では大会梯子weekに突入しております。今週土曜日には福井市長杯ですが、昨日は私の地元、あわら市将棋大会でした。
A級の予選は3組。
私の予選一回戦はD家四段と対局。最近はたまにしか大会に出られない方で、久々にお会いしました。
戦型は私のダイレクト向かい飛車に。玉頭と反対の3~4筋の位を取られる、D家さんの趣向。自陣角で飛車を責められ難しい将棋でしたが、6筋を突き捨て飛車を転回します。上手く捌ける展開になり、王手飛車のラインを生かした攻めが決まって○。
二回戦はお馴染みのY田四段。
角換わりになり、Y田さんがプロでも流行中の△6二金型で仕掛けます。私は自然に対応し、受け止めることに成功。そのまま反撃に転じますが、やや焦り過ぎだったかもしれません。また受けに手を入れることになったものの、持ち直して押し切り○。
三回戦はまた常連のY本五段。
戦型は私の四間飛車。対抗形を好まれるY本さんは玉頭位取りを指向し、レトロな戦型になりました。5筋の銀捨てから取り返す常用の筋で仕掛け、難しい中盤戦が続きます。銀を捨てて竜を回り込み、優勢になったと思いました。最後はかなりグダったものの、なんとか○。
四回戦は小松から参加のMさんと。以前どちらかでお見かけしたことはありますが、おそらく初対戦。
戦型はMさんの四間飛車。私は後手ながら棒銀で挑み、加藤流で仕掛けます。馬を作りながら玉頭方面を攻めたのが上手くいって、優勢に。自玉方面の嫌味を歩で攻められますが、丁寧に受けに回ります。中押して○。
五回戦(予選ラスト)はY竹さんと対局。
Y竹さんの矢倉に対し、早繰り銀型で攻める流行りの急戦。積極的に行く手もありましたが、ポジションの良さを主張して組み合いに。相手の失着に乗じて飛車先を破り、快調に攻め続けます。そのまま包囲網を敷いて○。
トナメ一回戦は予選全勝のボーナスが入ってシードGET。N藤五段や勝手さんにイジられましたが、先輩方の脅しには屈しませんw
というわけで準決勝はM前四段と対局。今年の王将戦でシードを獲得された強豪。
戦型は相掛りで、後手の私はやはり流行りの早繰り銀型。相手の形を決めさせようとしましたが、M前さんにそれを逆手に取られて盛り上がられます。壁銀の瞬間攻められ面白くない展開だったかもしれませんが、私も反撃し形勢は難解。その後も難しいながら、王手飛車を掛けて良くなった気がします。最後は強手で攻め切って○。
決勝戦、相手はK道四段。
K道さんが得意にされている立石流に対し、私は積極的に動きを見せます。馬を作らせる代わりに歩を得して、1歩得vs馬の構図に。互角の形勢だったと思いますが、馬の利きを生かして端を突く手をうっかり!香損になって形勢を損ねました。その後も粘りを欠いて明らかな1手負けに陥ります。仕方なく、なんとなく角を利かせて詰めろ。本当は普通に詰まされて負けの局面でしたが… 時間があまり無かったのが幸いし、なんとなくの角が生きて○。(ただ詰まし損ねた後でも粘られたら時間勝負になった気がする。)
最後は苦い勝ち方になってしましましたが、優勝することができました。
さて今度の市長杯は、こた家から刺客がやってくる…?
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とどのつまり、私のような。
昨日は朝日アマ名人戦の福井県大会が行われました。
「今日のオレはマジだから、本気と書いてマジだから」
A級の予選は4組に分かれて、上位2人がトーナメントに進めます。
一回戦の相手はN谷さん。
戦型はN谷さんの筋違い角。意表の選択で、筋違い角とは久々の相対です。じっくりと指したかったものの、相手に攻めを見せられて結局攻め合いに。壁銀にさせられて自信がありませんでしたが、飛車を取って早い攻めが決まりました。幸先よく○。
二回戦はI本くん。当研究会メンバーの1人ですが、本音を言えばさらに力を付けてほしい。ちなみに私は期待していない人にはあれこれ言わない主義です。
戦型は相掛り。I本くんの早繰り銀に、中座飛車+中住まいで対抗します。しばらくは駒組みが続くかと思いましたが、相手から桂ポンで仕掛けられて決戦に。飛車を交換して相手陣に打ちこみ、そこで凄い手が無ければ私が有利な形勢だと思いました。I本くんは粘りにきましたが、着実に押し切って○。
三回戦、相手はK畑さん。
対先手ゴキ中に△6三銀型を目指しますが、▲7七角を省いて▲6八銀だったため△5四歩で決戦に。相手が強く攻めてこられたものの、丁寧に受けに回ります。手厚く受け、角得の中盤戦で中押しし○。
四回戦はいつもコメをいただく勝手さんと。
戦型は私の石田流。勝手さんは得意の天守閣美濃に。お互い十分な陣形に組み上げたところで、こちらから果敢に仕掛けました。香を取らせて馬を作らせた代償に、左桂を活用して難解な形勢。ゆっくりはできないので飛車取りを手抜き、角も切ってガンガン攻めます。勝手さんも全力で受けに回ってきますが、寄せ切って○。
予選ラストはS井五段と。負けると同率再戦になりそうです。
戦型は後手で横歩取り。古典的な変化に持ち込んでハメたような感じになって、飛車を奪います。さらに竜を作って有利な展開でしたが、そこから変な手を指して怖い形に。それでも相手陣から追い出された竜が再び暴れて優勢を確保しました。攻め切り○。
私はとりあえず予選を全勝で通過。もう1人は順当ならS井五段でしょうが、I本くんが直接対決を制して1敗で2位通過。
他の組では同率再戦があり、しばらくは相手が決まるまで待ちの状態。しょうがないのでキノ(昨年の覇者、予選は流石の全勝)の脳を疲弊させるために早指しを挑む。
キノ「疲れないようにしないと」
だが私は負けたくないので全力だ!w
そんなことをしている間に、こちらもマジのS戸川。午前中に師匠と竜王に2敗して首筋が寒くなっていたものの、根性で勝ち抜きを決めていた。
そんなこんなでトーナメント一回戦。
相手はS藤四段。竜王。
戦型は相振り飛車。相手が玉頭方面から陣形を盛上げてきたのに対し、積極的に銀をぶつけていく。こちらの陣が未完成だったので怖い手でしたが、手に入れた金で角をいじめやや優勢に。しかしS藤くんも勝負手で迫り、動揺したわけではないものの私も悪手を指します。形勢が入れ替わるも入玉を含みにしながら受けにまわり、今度は私が粘って難解な勝負に。そうなると中盤の入り口でS藤くんが多く時間を使ったのが響きました。将棋はまだまだだったものの、時間切迫で投了され○。
準決勝、相手はN藤五段。Theやんちゃ流。
戦型は予想外のN藤さん先手ゴキ中。私は後手番超速で対抗します。N藤さんらしく5筋を切り、▲5四歩と拠点を張る積極策。しかし△8六歩の突き捨てに▲同角が悪手で、香を取りながら馬を作ることに成功して急に優勢になりました。そこからは特攻を警戒して手堅く指します。攻められないよう意識して指し回し○。
あちらの準決勝が遅く始まったので、観戦に来ていた奨励会員Tくんと指す。時計を使わなかったら、彼はしっかり考えます。幕間とは思えない勝負になっていました。
決勝戦。相手はT田五段。向こうの山は全員こた研に参加したことがあるメンバーでしたが、T田さんが貫録を見せました。
相手の作戦は四間飛車で藤井システム模様。して私は穴熊に堂々と組みに掛かります。結局システムにはならず、囲い合いになりイビアナvs銀冠に。こちらが仕掛けを見せながら牽制していたつもりでしたが、思わぬ仕掛けを与えて小競り合いに突入しました。こちらが先に桂を取れて少し良くなりそうに思えたものの、相手に粘り強く指されて難解な形勢。私は穴熊頼りに攻めを企てますが、切れ模様になり劣勢に立たされます。そして遂にT田さんが満を持して、玉頭からの反撃に出られました。しかし駒不足だった私にとって、このピンチはチャンスでもある。穴熊の玉の遠さを生かし、大駒を切ってスパーク!○。
というわけで優勝を決めました。
冒頭でマジ宣言をしたものの、前回で弱気なことを言っていた辺り、正直なところ今年はダメかもと思っていた節がありました。
でも沢山指そうと思いました。
単純な話で、たくさん指した方が勝ち星が増えるから。
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