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男子はいつまでも中2病、がコンセプトの将棋ブログ。

絵にならない姿も「いいねb」

昨日は県アマ選手権が行われました。
私としてはタイトル奪還を期しての大勝負です。ここが、今が、正念場だ!

予選はシード(昨年の大会成績による)のため免除で、午前中は役員として観戦。
実力者は順当に勝ち上がった印象です。

トーナメント一回戦は悪運を発揮し、シードで突破。

二回戦はK下五段との対局。午前中のキノ「決勝で会いましょう」←フラグ
戦型は私の石田流。対する左美濃が銀冠へ組み換えるタイミングを見ながら、仕掛けを窺う展開に。本譜の分かれは難しい形勢で、相手の手が広く自信はありませんでした。ただ自陣に受け一方の桂を投入したのは疑問で、上手く角をいじめてこちらが優勢に転じます。端攻めも絡めて敵陣を攻略し、○。

準決勝はN西六段と。
序盤の作戦の綾で相中飛車に。N西さんは銀をぶつけて積極的な駒運びでしたが、馬を作ってこちらが指せる将棋。強襲に気を付けながら、馬を生かしてじっくり指すことを心掛けます。勝負手気味に銀を中段に打って攻めてこられたものの、逆に目標にして差を広げました。快勝で、○。

決勝戦、W塚五段との一戦。充実の相手だが、負けられない。
W塚くんの四間飛車に、居飛車穴熊を選択。相手は振り飛車ミレニアムに組み、最新の定跡形の進行です。ただ戦いになったところは既によくわかっておらず、ちょっと研究不足でした。激しい展開を選びましたが、相手の端攻めが厳しくかなり苦しい形勢。しょうがないので、穴熊を埋めながらクソ粘りモードに突入w それが功を奏したのか、玉頭戦になってなんやかんや綾が出てきました。しかし30秒将棋のさなか、銀をとっさ自陣に埋めたのが今度は敗着。敵陣に迫る駒が不足し、×。
局後「逆転していたのでは?」と、ギャラリーを交えてあの手この手と検討。しかし届きそうで届かない変化ばかり。客観的に見れば、W塚くんの土俵際での強さが勝ったと言えるでしょう。(ソフトさんによると、寄せに行くのではなく、最後の▲5五桂で▲8五桂とねじり合えば互角とのこと。)

ボロボロになろうが、次回も全力を尽くします。

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