KKK 2020/3/29
職場のコロナ対策で事務所を追い出された今日この頃w いっそ休みになればいいのですが…
将棋小話 -最新形を追う-
最新形と言われると難しく思えるかもしれませんが、実は勉強するには一番お手軽です。単純にサンプルが多く、知識を得やすいですからね。作戦として穴も少ないでしょうから、効率よく本筋を学べると思います。
だから、常に最新形が指せる状態にしておくことを、私はオススメします。
せっかくなので、今の最新形が戦略的にどうなのかを、ちょっとだけ触れてみたいと思います。こた(仮の偏見と独断と情報操作の賜物かもしれないので、鵜呑みにせず頭空っぽにしてお読みくださいw(今回は相居飛車の戦型カテゴリに限ります。)
◆角換わり:ヤマが当たる状態
引き飛車型が隆盛期を迎え幾年月、研究が進み判を押したような序盤が多くなっている。それはつまり、勉強したことがそのまま目の前の盤面に現れやすいということでもある。以前の矢倉▲4六銀戦法に近いかもしれない。ただしその分、1つ1つの変化が深く細かく続く。
こた(仮目線だと、相手の研究に乗っかってしまいやすい戦型な気がする。やっぱり田舎住まいですから、それなりに情報格差はありますよw
◆矢倉:有力手が多い
後手の超急戦策に対する先手の対策がある程度確立し、先手の得を生かせると考えているプレイヤーが多くなっていると思う。亜急戦や持久戦もバリエーションが豊富で、先後ともに作戦の幅が広い。自分独自の工夫を出しやすい環境と言えるかもしれない。
◆相掛り:一極化の兆候?
私としてはコツがわかりにくく、形勢判断が難しいという印象がある。近年は様々な形が指されたが、後手は中住まいで△6三銀~△6二金の形を目指す作戦が断然多くなっている。(先手が仕掛けて結局△6三銀~△6二金とならないことは多々ある。)悪くならなければOKという感じで、これは角換わりの玉が往復する思想に似ている気がする。
得意な人とそうでない人で、一番差がある戦型かもしれない。
◆横歩取り:絶滅の危機
先手の有力な対策が一本化され、後手がそれを打ち破れていない状況。悪い言い方をすれば、(プロレベルなら)B級戦法と同じ立ち位置になってしまっている。数年前まで人気の戦法だったのでいきなり全く指されなくなるとも思えないが、厳しい情勢と言えそう。
◆雁木系:自分の土俵で戦う
自分から誘導しやすいのが大きなメリット。主に後手番で用いられることが多いが、先手の早繰り銀や、腰掛銀、矢倉に組むといった対策は、一応どれも互角以上に戦えている。雁木側がガンガン攻めるというコンセプトで指すのはなかなか難しいが、コンスタントに指され続けそうだ。
◆1手損角換わり:自由の象徴
現時点では一番力戦色が強い戦型か。昨日出た向かい飛車作戦(羽生九段vs阿部健治郎七段)は、実はとっくにかなりの人が"ある作戦"だと認識していたはずだ。とはいっても誰もが見たことのないような、面白い構想がきっとまた出てくるだろう。というより、通常の角換わりに息苦しさを感じて、ここで個性を主張しているような気がしてならない。
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