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男子はいつまでも中2病、がコンセプトの将棋ブログ。

ボクはどこにでもいそうな田舎の一将棋指し

アマ名人戦に行って参りました。

福井県の予選となるアマ選手権は準優勝ながら、優勝者の辞退で図らずも出場権を得ました。これで代表というのも憚られますが、せめて恥ずかしくない成績は残したいところ。以前ベスト16に残ったことがあるものの、2年前には連敗で予選落ち。気張っていきましょう!(他に連敗で予選落ちしたのは、初めて全国大会に出た竜王戦のみ。やはり1回も勝てないのは悔しい。初陣で1勝を上げたS藤くんは普通に凄いと思う。)

金曜日の前日入りでしたが、今回は遅くにホテルに到着したので前夜祭は回避しました。組み合わせも見ずにとっとと部屋に行ったものの、誰がしが親切にもリーグ表を知らせてくれました。
いや、もしかしたら煽りのつもりだったのかもしれないw

①こた(仮
②激戦区大阪代表
③支部名人戦連覇
④ほとんどプロ

よし、解散w
見渡す限り強豪というこのアマ名人戦という舞台でも、かなりの鬼リーグ。「これはこた(仮予選落ちだな」と誰もが思ったに違いないw

1日目はまず予選3局が行われます。持ち時間は50分+30秒、あれっいつもこのレギュレーションだったかな?
話は変わりますが、元新潟大のY口くんも福島県代表で参加していました。申し訳ありませんが最初私は全く気づかず…。今回は初参加の人が多く、同世代や20代が目立っていた印象でした。

そして初戦の相手も同い年、大阪代表のU原さん。私は存じ上げませんでしたが、激戦区で代表になっている時点で強さは証明済み。元奨かと警戒しましたが、違ったようです。
先手のU原さんの石田流に対し、私は相振り飛車を選択。相手は矢倉にがっちり組み、私は攻めの態勢を整えます。自玉が薄いので成否がわかりませんでしたが、果敢に端攻めを敢行しました。と金作りを手抜かれて苛烈な攻め合いとなり、相手玉が2手スキの間にこちらが寄るかどうかの勝負に。最後逃げ方を間違えて冷や汗をかいたものの、なんとか逃げきり○。

勝者同士の二戦目、相手はI葉さん(愛知)。アマチュアで唯一、プロ棋戦での優勝経験を持つ超強豪。
戦型は後手の私のゴキゲン中飛車。▲5六歩から角交換され、先後逆でよくありそうな形に。中飛車にこだわらず向かい飛車に振りなおしましたが、自陣角からの仕掛けを誘発しました(こちらが先手なら無い仕掛けか?)。第1感はなんとかなりそうだと思ったものの、受け方がわからず私が不利な形勢だったかもしれません。それでも再び飛車を中央に活用し、角を切ってスパートをかけます。後は気合いと根性だ!w そこからは二転三転していたと思いますが、なんだかんだで寄せ切って○。

係の人がびっくりしてました。

そして今日、トーナメントが始まりました。
私はベスト16をかけた一回戦、O村さん(愛知)と対局。去年まで大学棋界で鳴らしていた、若さと勢いのある相手です。某名人に「がんばってください!」と励ましの言葉を頂いたものの、「代わってくれ」と言いたくなりましたw
戦型は私のダイレクト向かい飛車。県名人戦でも角交換振り飛車を連採しましたが、比較的じっくりとした力勝負に持ち込みやすいのが魅力です。相手は銀冠に組み、自陣角から打開。私は金で角をいじめに掛かりますが、相手陣が非常に厚くあまり自信がない展開でした。手を尽くせば難しかったと思いますが、コビンから攻められ劣勢に。しかしながら寄せ合いで噛みついて、一番最後にチャンスがきます。
負けだと半ば諦めていた局面に、一瞬何かあるはずだと思った秒読みの30秒。2択。
掴みとることができず、×。

というわけで帰ってきて今に至ります。
今は相居飛車が指したい気分です^^

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