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男子はいつまでも中2病、がコンセプトの将棋ブログ。

Sentimentality 並べて Go ahead

支部名人戦 with こた(仮!ということで、神戸に行ってきました。
金曜日に前夜祭に参加。福井からの参加者は、名人戦の部が私と2438くん、団体戦がT倉さん、I井くん、O村くん。そしてシニアにS五段というメンバーでした。他に敦賀のT川くんや、石川の代表でパウロ・K内・Ⅱ世(自称)くんが来訪。
パウロくんは優雅に赤ワインを嗜んでいました。…そのまま酔いつぶれていろw
前夜祭では抽選からの予選リーグ表が貼り出され、それを確認して自室に引き上げ。今回は鬼リーグは無かった感。

そして翌日、2438くんは少々緊張の面持ち。というオレっちはこの大会はけっこう常連になり、まずまずいい精神状態で挑めるようになってきました。(最初はガチガチで夜も眠れない子羊だったなんて言えぬw)

私の一回戦は、長崎県のM本さんと対局。あとで知ったのですが、学生将棋で鳴らしたかなりの強豪だったらしい。戦型はM本さんが角道を止めてのウソ矢倉。4手角vs6四銀+7三桂型の攻め合いに。攻めの銀を引いて守りを堅め、桂2枚で攻めるのがけっこう早かったか。一直線の斬り合いの末、相手の銀タダ捨て!を詰めろじゃなく、私の1手勝ち。

二回戦。相手は京都のK崎くん。昔指したことがあり、そのときは逆転負け。前回は振り飛車だったので、今回は私後手で相掛りに(後手で相掛りは実はあまり指しません)。鎖鎌銀が機敏で自信がなかったが、苦慮の指し回しが功を奏し作戦勝ち気味に。じり貧と見た相手の猛攻を受ける形になりましたが、有利になったと思ったところで私のノータイムの金捨て。…が敗着orz 勘違いでいきなり敗勢になり、そこからは短手数で終局。これはお粗末でした--;

さて、負けると対局が1回多くなるからお得なんだぞ!とパウロくんとフラグを立て、挑むは三回戦。隣の組だった2438くんと当たる可能性もあったが、クロスし相手は福岡のS向くん。高校生で、ここまでの対局を見る限り振り飛車党のようでした。そして想像通り彼の角交換四間飛車に進行。彼曰く「苦し紛れ」に仕掛けた手に私の中で誤算があり、2枚替えの駒損に。しかしその後相手の指し方に見落としが。玉頭を突っかけた手が馬のラインを通した攻防になって、最後は長手数の詰みを読み切って逆転勝ち。

さてさて、ここで一度他メンバーに触れてみましょう。まず期待の県名人2438くんは、1-1で迎えた予選三回戦、私の組のM本さん相手に優勢に進め、詰めろ!のフリをした銀掛けに騙されたらしいw 受けに回って相手玉が寄りづらくなり、無念の予選敗退。
そして団体戦も1勝1敗で3回戦にこぎつけたものの、敗れて残れず。
S五段は、一回戦は熊本の方で不戦勝(熊本の皆さん、がんばってください)。二回戦負けるも三回戦勝ち、予選突破。最終結果は不明です。
石川のパウロくんは二回戦、歩頭に金捨て!という強烈な勝負手を食い、流れを完全に失っていました。その上盛大にフラグを立てていくのだから、戦う前から負けていたw

そしてお昼のトーナメントくじ引き。逆シードはお約束だが、昨日眠っていた元来の籤運と道連れを願うパウロくんの呪い詠唱が、アマ棋界の最強者を呼び込んだ。

トーナメント一回戦、立ちはだかるはH咲さん(大分)。この方の説明は必要あるまい。
戦型は矢倉に、相手の左美濃急戦に。しかし、警戒していたにも関わらず飛車捨てからの猛攻は激しさを感じました(感想戦で「自信がない」と言っていたけど自信満々だったに決まっている)。私も必死の受けを見せましたが、あれよあれよという間に攻めが繋がってしまいました。勝負にならず、敗着を考えながら秒読みまで残念棒、完敗。

昨年のように上手くはいきませんでしたが、切り替えて、また前進しましょう。
2438くんの作った詰将棋にパウロくんと苦戦する帰り道でした。

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