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男子はいつまでも中2病、がコンセプトの将棋ブログ。

黒百合を贈る

将棋では勝つ人がいれば必ず負ける人もいるのです。

予告通り支部名人戦西地区大会に行って参りました。
金曜日に神戸入りをし会場の受付に来るとすぐ、石川のM野くんと福井団体メンバーのI井くん、T田くん、K林くんに遭遇。M野くんは気合いが入って前日からスーツかと思いましたが、そんなことは無かったw
同部屋でシニアのY田さんとお会いしてから、間もなく前夜祭に行きました。前夜祭ではいろいろな方とお話して全ては紹介できませんが、とりあえず「ブログ見てます」って仰ってくれた方、ぜひコメントをお待ちしていますw(コメントは記事欄に入って下の方です)
団体メンバーはニコニコしておじさんの他愛もない話を聞いてくれ、Y田さんとは前夜祭後テレビを見て野球談議で盛り上がりました。みんな悔いのない将棋を指しましょう。

土曜日。
さて、私の予選ブロックはラッキー(?)なことに3人組に。一戦目は不戦勝で「おっ、前夜祭で既に勝ったぜ」
というわけで一戦目は、最初で緊張感の張り詰める空気の中、1人のほほんと対局を観戦する私こた(仮w 対局をしないと頭が回らないので不戦も良し悪しなのですが、全国大会を外から見つめるというのも新鮮な感じがしました。

時は流れ二回戦(二回戦って私が言ったら二回戦です)、私はK井くん(香川)と対局することに。活躍している若い子であることは知っていました。
1局目が角換わりをしそうな出だしをしていたので(実際はならなかったけれども)、そのまま角換わりに誘導。途中古い形を選ぶか迷ったのですが、予選ということもあり指したかった最新形に。序盤は充分な組み合いだと思っていました。態勢良しと見て仕掛けたのですが、これが雑な手順でやや自信のない展開に。相手陣に手厚くされて、私は如何に暴れるかを考えていました。なんとか手を作り中盤は指せるかと思った局面もあったものの、直後に竜を失って大熱戦に。その後も少しずつ悪い手を指していた気がします。秒読みになり(相手が指すの早いんだ、これがw)入玉も見せられ自玉も危ないという三重苦、それでも勝負手を繰り出しあれやこれやします。結果的に最後の、と金に角を当てた手が逆転を呼び込みました。相手玉を押し返し○。

トーナメント一回戦、私は見事に山の下から。ホントにいつものことなのだが、私は支部戦で一回戦を抜けれない呪いにかかっているw 払拭できるか。
その相手は岐阜のS藤さん。戦型は角交換振り飛車をされ、あまり準備が無かった形にされました。よって奇をてらわず自然に組んだものの、筋違い角で打開され戦いに突入します。しかしわかれは私有利の形勢となり、途中まで手堅く指していました。頃は良し。そう思った。見落としがありました。結果自玉の金銀が3枚ぐらいボロ取りされ、いきなり大劣勢に。粘るフリだけしたものの、×。

負けたことは残念です。「代表として頑張ります」とか大口(笑)叩いておきながら、あまり内容が良くなかったことも後悔が残ります。
しかし今回は準備していたことが生きる前に終わってしまいました。やっぱり不戦は良くないっス。

富山のW塚くんと敗局をつっついていると、なんと出口四段(今度福井で名人戦解説会予定)に感想戦に加わって頂きました。W塚くんと奨励会で親交があったのでしょう。やはり手の見え方が違うなと感じました。福井の地にて楽しみにお待ちしております。

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