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田舎の楽しいアマ棋界を中心に、気ままに将棋を語っていくブログ^^

中秋の名月

今日は県名人戦3番勝負が、福井新聞社にて開催されました。対局者は3連覇中の2438県名人と、福井棋界の第一人者N六段。現地では大盤解説も行いまして、沢山の方においでいただき本当にありがとうございました。さてさて、たまには穏やかに月を仰ぎ見るとしましょうか^^

朝。永遠の3番手こと私めは、8時半ごろ福井新聞社に到着。文頭からおとなしく入っておいて、本音は悔しい「解説役」w そして入口でいきなりN六段に遭遇。去年は「矢倉中心の名人戦になると思います」と口を滑らせ恥をかいたので、「N西先生、今日の戦型は?」…愛想笑いされてスルーされましたw
対局場では2438くんがスーツをバシッと決めて。N五段に「勝って新聞に載る準備は万端やなw」としっかりイジられた後、対局準備にかかります。持ち時間は60分+秒読み60秒。新聞社の方が振り駒され、県名人先手で9時半、対局がスタートしました。

1局目の戦型は、N六段の1手損角換わりに。まずは予想された出だしになりました。早く△4二玉と上がるのがN六段流で、やはり咎めるため名人が早繰り銀を選択。攻め合いの様相になりました。先手が自然な攻めをしているように見えましたが、攻めたてられ△2四金と金が逃げていってみると、意外と後手のN六段が指せそうな形勢。逆に7筋に銀をかちこんで噛みつき、先手玉が危うい形になりました。しかしそこからの2438名人の懐が深かった。▲7六玉の形にさせられ飛車も切りましたが、後手玉の兼ね合いで寄せがありませんでした。最後はタダ捨ての角というカッコいい決め手が炸裂し、2438名人が先勝。
感想戦で散々先手玉を攻めたててみますが、やっぱり妙に攻め切れない。挑戦者の鋭い攻めでしたが、見切っていました。

2局目は手損なしで角換わりに。最近の2438名人は居飛車党の王道タイプにジョブチェンジしているので、やはりという戦型です。相腰掛銀から後手が塚田流(端を突かず、先攻を目指す流行の形)を目指したため、先手が▲8八玉と入城。そこから自陣角を据え厚い攻めを目論見ましたが、これは疑問の構想でした。角が働く前に後手が6筋から一気の攻めを見せ、△6九角の打ち込みまで流れるように進んでみると既に後手勝勢。N六段も大長考で懸命に粘る手段を模索しましたが、2438名人が光速の寄せ切りで完勝。

うん、ぶっちゃけ2438くん強すぎw

これで県名人4連覇。来年の出場は未定ということですが、またこの強さを見たいと皆が思っています。よろしく^^

今日の一句。
手を伸ばし ゆらぎ消えるは 水面月 (詠み人知らず)

来期こそ。。。

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