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田舎の楽しいアマ棋界を中心に、気ままに将棋を語っていくブログ^^

人不成

昔、4段目から角を引き成ってしまったことがある。もちろん反則w

さて、愛用の腕時計や唯一のマイPCがぶっ壊れたりしましたが私は元気です。でも花粉症つらいですw
さてさて、ネタもないのでこれに対してふれないわけにはいくまい。電王戦はプロ棋士2連勝できているわけですが、今回はいつもにもまして話題が尽きないというか、いろいろと面白い。デスノートで主人公を見守る死神視点である(?)。
まず1局目はソフト側の無駄王手。開発者様いわく、「コンピュータの思考過程を見せるため、投了したくなかった」そうですが、まぁ賛否両論あるのは仕方ないでしょう。個人的には事前に了解を取ってあったそうなので、「あり」ではないかと思う。ちょっと平岡さんの飄飄としたキャラが反感を買いそうだ、と思ってしまいましたが(失礼)、芸能人でもないのに言葉尽くすのも大変なことでしょう。といっても純粋に棋士vsソフトの棋譜を楽しみにしている人には、無駄王手の時間は苦痛には違いない。私も「はよ投げろや!」とぶっちゃけ思ってましたw(でもそれで開発者の方が非難されるべきではない気がする、仮に興行的に問題があるのならドワンゴが止めるのが筋)
そして2局目、まさかの反則決着。不成に対応していないという実装不備(なんかバグっていう感じはしない、まぁ開発者さんが将棋に詳しくなければ仕方ないですが)。この永瀬さんの角不成はかなりネット上で議論を呼んでいるようです。ポイントは①基本的にこの角不成はマナー違反である。②永瀬さんがソフトが止まると知っていて指した。③局面は永瀬さん勝ちである。というところでしょうか。まず裁定に関してですが、この決着でプロ勝ちであることに問題はないでしょう。NHK杯であった2歩のように、将棋で反則は即負けです。これはルール上の問題なので絶対です。さて①についてですが、これは大会で指されてもイラッとくるかどうかレベルの事象ではあります。プロがやってるからどうかなのですが、これは②や③と関わってきます。ここで気になるのは②で、「角不成で止まると知っていてやるのは汚い!」という論調です。今回の電王戦はファイナルと銘打たれ、プロ棋士としては勝たなくてはいけない状況でした。言わんとすることはわかりますが、勝負師の端くれとすればこの論調は「見えている勝ち筋に踏み込むな、わざと負けろ」に聞こえてしまいます。そこで③ですが、本来は▲2六歩△3四歩▲4八銀△7七角不成!にて後手勝ちというのもできたハズなのです。まぁ直っている可能性もあるのでそれは躊躇いますが、あの局面はプロが勝ちであるし、成っても成らなくても本来先手の手段は変わらないのです。どちらにしても棋譜としては、最後の1手を除けば誰にとっても十分価値のあるものとして既に完成しており、永瀬さんはプロとしての仕事をしていると言えると思われます(これが4手目だったり、勝敗がわからないところであったならそこに疑問符がつきますが)。
うーん、結局結論としては、プロ勝ちは疑いようがないが、モラル的には賛否両論あるというところでしょう。

個人的な見解ですのでいろいろ意見はあると思いますが、私的にはこう思っています。あとどうでもいいですが、将棋連盟の人が不成を「ふなり」と呼んでいたのに違和感。わかりやすくする配慮だと思いますが・・・まぁホントにどうでもいいんですけど。
電王戦は人vsコンピュータという戦いですので、どうしても今までと同じ当て嵌め方をできない場合があるのは仕方ないと思います。人ならざるものと同じ土俵で戦えない限り、様々な意見が出るのも当然です。まぁ同じ傍観者なら、温かく見守ってやる方が大物に見えますよw(←こんなこと書いているやつが小物感)

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